黄昏どきを愉しむ

傘寿を過ぎた田舎爺さん 「脳」の体操に挑戦中!
まだまだ若くありたいと「老い」を楽しんでま~す

「甘党」も あり 呑兵衛だけじゃないよ。

2015-07-27 | 日記・エッセイ・コラム

 暑い日が続きます。

でも 食欲減退はありません。

体重の変化もありません。

すこぶる快調。 そう快腸のおかげです。

 

おとといの晩は久しぶりに「鯛の茶漬け」を作り、冷酒で一杯。

昨日は 「天ぷら」  新鮮な雌鯒(めごち)が手に入ったので あとは野菜たっぷりと。

いんげん 玉ねぎ 牛蒡 人参 さつまいも    みんな 朝どれ野菜なので 美味しいこと。

 いつも そっと獲れたて置いて行って下さるご近所さんへ 感謝 感謝です。

そうです 夏を乗り切るには すこしばかり普段よりは栄養をと。

もちろん 例の 土用の丑の日には 「鰻」はいただきましたよ。

 考えてみると 鰻も 1年に何回も口に入れてなかったのを 「この日」になると

振り返えり 笑っちゃう・・・・。 

 

 今日は「ブルーベリー」のジャムを作りました。

庭に小さな樹があるんですよ・・・ほんの少々 収穫があります。

JAに行って不足分を求め ジャムを。

 春には「マーマレード」を  朝食時の「カスピ海ヨーグルト」と合わせていただきます。

もう このヨーグルト 20年近く 自家製で続けています。

 やっぱり それなりに効果があるのだと思って 続けてます。

 作りたてのジャムを アイスクリームに載せて  ちょっとお洒落に・・・

 

 これがなかなかいけるんだ!

 

  夜は 生を冷やして ワインのツマミに。   

  あと チーズ 80%のビターチョコレートを添えて 

 ほんの少しでも こうして 楽しんで食すと なんとなく贅沢感がするね。

 歳を取ると 量はいらない。 

 美味しく 少量を楽しむ のが 胃にもいい。

 腸にもいい・・・だから 快腸なのだ。

 

 我が家の庭には ネーブルの味がする みかん。 

 酢のもの 他  醤油が代わりに なんでも 絞って食すのが 「カボス」  

  柔らかな香りがいいですね。  これも多量に実ります  黄色になるまで いつまえも使えますよ。

     ちょっと お洒落に料理をするときに欠かせない 「檸檬」

  これは 使いきれないほど・・・お裾分けしています。

 

  つまり これって 「減塩」にも いいの。 料理の時に できるだけ 醤油 塩の量を減らして 味付けをする。

 

 これから 冷えた朝 枝から捥いで食べる 「いちじく」 

  採れるときは 毎朝 5個くらい・・・ちょうどいいのです。

 どれも 1本 植えてあるのですが・・・収穫は これで2人なら十分なんです。

 ハーブ類も。 プランターで育ててます。  時節 時折 ですがね。

 今  サラダに欠かせない ロケット(ルッコラ) パクチー  イタリアンパセリ が伸びています。

 肉魚料理の香りづけには ローズマリー (これは常緑樹で以前から) を。 

 すぐ庭から・・・それこそ 新鮮 無農薬 香り抜群! 

 シェフの腕も必要だが・・・素材を活かすのが 確かな料理では?

 

 健康にいいのは 新鮮な食材 多品種  栄養のあるもの は もちろんですが。

一番大切なことは 「美味しく食べる」という 気持ちが大事なんです。

 「腹を満たせば」だけでは いけませんね。

 素材に感謝し、作る人に感謝し、 今 食べられる自分の健康な身体に感謝する。

 皿の上に沢山盛られていなくても  皿の数が少なくても・・・

 「美味しく」いただきます!  の  心があれば み~んな 美味しいんだ。

 「いただきます」 「ごちそうさまでした」の 感謝の言葉はもちろんですが。

 今晩も 「美味しく」 食べるぞ!

 

 

 

 

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梅雨明け?

2015-07-26 | 日記・エッセイ・コラム

今朝も起床5:30

顔を洗って 髭剃って さっぱりとし。

玄関前のポストから朝刊を。

最初に 「読む」 またいつもように 直ぐ上にある 「折々のことば」も。

「天声人語」の書き写しを始める。

 

・・・目ざまし時計にセットしたわけでおないが 部屋の掛け時計をみたら

ちょうど6時

とたん、ベランダから突然 大きな音が飛び込んできた!

「シャー、シャー、シャー か? シャ シャ シャ か 」 熊蝉の大合唱だ。

将に 目ざましの音も かき消すほどのパワーです。

「うん? ようやくここも梅雨明けになったのあ?」 と。

 とにかく凄いね この音 いや 騒音だ。

これをこれから毎日 朝も 昼も・・・聴かされるの?  堪らないね。

 

 ちょっと 腹が立つ思い。

 書き終えたので 蝉の鳴く姿を とくと 観察してやろうと・・・・外に。

 とたん、 蝉が動いた。

 顔に 蝉のシャワー!   これって おしっこでしょ。 こいつ! 

 ここで1句

 俳聖 芭蕉は「静かさや 岩に しみいる蝉の声」 なんて とんでもないぞ。

 この 町工場の騒音のような蝉の声 そして この行為は・・

   これでも やさしく 「蝉しぐれ シャワーの如く 降りかかる」 だね。

 我が家の玄関前には 2本の 「シマトネリコ」の樹が植えてありますが

 何故だか この樹に 毎年 この時期になると 蝉がやって来る。

 もう夏休みに入っていますが ほんの数年前まで近所の小学生兄弟が 実家に帰って来た際には 

 「おじちゃん 蝉とってよ・・・」と 虫篭を提げて 来たもんです。

 その子たちも もう 中学生になったのか 来なくなった。  これで蝉も安心  思いっきり  鳴いています。

  

        

 蝉は 7年も暗い土の中で暮らし やっと明るい地上に出て来ても

たった 7日で その命を終える・・・なんて悲しい 生き様なのか

 

 しかし、こうなのかも しれない。

地上の7日間の この命を搾るような鳴き声は この間に 依存繁栄のための

最後の仕事なのかも・・・ であれば これは凄いことなのだ。

精一杯 生きていること。

かえって うらやましい一生なのかもしれません。

ならば 彼ら? のためにも この貴重な行為に対して 敬意を払って  日々 この「命のコンサート」を

聴いてあげよう。

 

かくいう私も もうすぐ後期高齢者の仲間入り

じっくりと人生を考え 最後は「何がひとつ」    奉仕でもして 命の終わりにしないと 。

 そんな奥深い 心境になって初めて 芭蕉の1句が 染み入るのかもしません。

でも まだまだ だなぁ~ 今の自分は。   

 

ちょうど ブログ 書き終えて 気がつくと・・・蝉の声は?    

まったく朝の静けさに戻って

 時計の針は9:30を過ぎていた・・・。

「朝のお勤め?」はこれ終わりなのか? 

 

 

 

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[若冲」を一気読み!

2015-07-25 | 日記・エッセイ・コラム

 ブログも2週間ぶり。

なんだかんだ? で大忙しの日々で デジカメにも触らず 

ブログも更新する気がなくて・・・

物事 一旦 「緩む」と 回復に時間がかかる って 証明を見事に果たしました?

この間 講演依頼が2本も続き 勉強にも時間が・・・

勉強と 聞こえはいいが 「横道話」のネタ探しが大変。

まぁ、結果は 会場の皆さんからは 和やかな雰囲気で 

「笑い」で終始し、まぁ まぁ の結果と 自画自賛?

 

 さて、久しぶりに一気読みの作品を タイトルは かの異色の画家「若冲」 気鋭の著者 澤田瞳子さんの渾身の1冊です。

  昨晩 21時から読みはじめ 01時まで 今朝6時から8時まで   ひたすら 行を追いかけ 一気読み終了。

  疲れました・・・でも 眠気は感じなかった。

 感想? う~む、 「若冲」という画家の 私のイメージとは 作者・・ 直感ですがね 少し ひねり過ぎているかな と。

 まぁ フィクション小説として 読めば おもしろい本でした。  もちろん史実も織り交ぜてはいますが 

 作者は 若冲が 慙愧の念で絵を描いていた・・・・の設定には・・・どうかなぁ ちょっと無理があるような・・・とも。

 かなり 人間の「業」を しつこく追いかけて  「若冲」のそばに置き 「志乃」を通して全編の語り手をして進んでいく設定。

 

 かなり作者の 思い入れが・・・ 少し 偏っているなぁ とも ・・・これはしかたないが。

 異彩を放つ彼の絵 現物は いろいろの企画展で かなりの数 鑑賞してきましたので その絵を描いていた時代背景を

また 同じ時代に活躍した 画家 文人 芭蕉 蕪村 池大雅 丸山応挙など 歴史に残っている 人物との交流や

 「宝暦事件」 「天明の大火」が取り上げられ なども 交えて展開していく。  この辺は いい勉強に。

 一つの作品が生まれるまでの エピソードは これはもう 作家の筆力次第 

 だから かなりの思い入れがないと表現は出来ませんね。 

 その点は フィクションでありながらも 細かい心のうちの表現が素晴らしい。

さすが プロだなぁと・・・。

 

 今回 読む前に 本文中に出てくる  「若冲」の代表的な作品が帯に書いてあったので・・・

 ネットで探し プリントして その作品を見ながら 作中の文書を進めていった・・・これはちょっとした アイデアでしたね。

 作者の細かい表現が  ここらへんの構図だな  そうか 作者は ここを こんな風に 表現したいんだとかね。

 「絵の勉強を 実際筆を動かしながら・・・って 気分で 読んでいきました。   

 

  筆の使い方や 特に 斬新な「構図」の取り方 は 文章と絵を見ながら 思わず 唸りますね。

  こんな 方法があるんだ・・・ こんな「色」 良く思いつくな。 なんて。

  大胆であり かつ 緻密 奔放であり 繊細  どうなってるの? この 正反対の手 を てらいもなく駆使できるなんて。

 

 

    「紫陽花双鶏図」

 「虎渓三笑」

 

 作者の「若冲」に対する視点の置き方 これは 大胆かつ 個性的で 執拗さも なるほど・・・も 。 ひとつの見方。

 これからまた 「若冲」の作品を鑑賞するときに この1冊 が蘇って来そうです。

 

 画家って ほんとうにその時代では 評価されない・・・も多い。

 「若冲」だって 近年 話題になり その絵の評価は やっぱり 時代がそうさせたとも言えますね。 

 

 私も趣味で絵を描くので 筆と向き合う気持ちは 素人ではありますが雰囲気を掴むことができ勉強にもなった。

 1枚の絵にも ストーリーを + することで 味わいもまた 格別なものに。

 

  前回 感動した1冊 「等伯」 (画家 長谷川等伯) の感動には 及ばなかったが  凄い1冊でした。

  本を読む楽しみって もちろん内容にもありますが 

  まず 単行本の「ずっしり感」から始まって この感触と重さが たまらなく気分を高揚させますね。

  帯の表現 (作品の全体像ですから) 必ず 目が行きます。

  「はじめに」と「あとがき」 には 注目しておくこと 普通の本なら ここで 大概の事は読み取れるものです。 

  そして やっぱり活字の行を追いかける醍醐味   ページを捲るという動作 これが一番の 「読んでいる」の実感でしょ。

  さらに さらに めくるときの 印刷の匂いがする・・・・これが格別だね。   電子本では 無味乾燥だ。

  本を読むこと の もうひとつの味わいが 「読んだ」と いう 実感。

  めくったり 嗅いだり 振り返ってページを復唱して登場人物の確認をしたり・・・ すらすらと読み流すのではなく しっかり

   読み取っていく・・・こんな動作が 「本を読んだ」って  充実する瞬間だな って。

 

   さぁ、次は どんな 素晴らしい本との出会いがあるのか 楽しみです。

 

  

 

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蜂に刺される!

2015-07-10 | 日記・エッセイ・コラム

 雨上がり このところ 講演の資料探しやら まとめやら・・・

 部屋での時間が多く 外出もおっくうに。

 気分転換に今朝 「紫陽花」の花摘み(咲いた後の枯れた花は景色にならない)開始

 

 スタート 作業は順調 雨の後のムシムシした湿気が汗をうながす もうびっしょり。

 花柄から3㈱くらい下をカットし さらに 枝の伸び具合で長さを調節・・・やってみると意外に花芽の多いこと。 

 咲いた後も 葉が大きく育って 外からでは 茂っている中の様子は分からない。

 

 

  半分くらい 作業が進み 鋏を入れた途端 「チクッ !」 まさか?

 

 右薬指をやられた・・・・なんで? 紫陽花の葉の茂った中に まさか「巣」が 覗こうと思ったが ここは手当てが先。 

 取り敢えず 急いで作業中止 指の刺されたところを水で洗い流し、氷で冷やす。

 

 去年も蜂に刺され 病院へ直行・・・ いや、このところ 毎年 蜂に刺されている。

 その時の薬が残っていたので 飲み薬、軟膏を塗って手当 そのまましばらく冷やして経過を待つ。

 

 痛みは引いたのでまずは安心。

 

 今日は作業は断念   摘んだ枝 花柄を  片付ける。

 

 後の作業は?  しばらくこのままに・・・・・

 

 

  「綺麗な花には棘がある? 」    花を楽しんだ後 こんな被害に遭うなんて・・・  花には棘なんかないのに 蜂の棘でやられるなんて  

 

   よっぽど 運が悪いのか・・・このところ 庭の木々も伸び 剪定にも苦労する始末なので 「いっそ ぜ~んぶ 綺麗に 切ってしまおうか・・・・」と 真剣に考える この頃です。

 

   そうそう 「蜂」除けの スプレーでも買って置く必要ありかな。

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続 黄昏どきを愉しむ

 傘寿を超すと「人生の壁」を超えた。  でも、脳も体もまだいけそう~  もう少し、世間の仲間から抜け出すのを待とう。  指先の運動と、脳の体操のために「ブログ」が友となってエネルギの補給としたい。