黄昏どきを愉しむ

傘寿を過ぎた田舎爺さん 「脳」の体操に挑戦中!
まだまだ若くありたいと「老い」を楽しんでま~す

花も「平成」最後を満喫してま~す!

2019-03-31 | 日記・エッセイ・コラム

 いよいよ明日に発表の新元号…

 変わったからと言って~

 急に世の中が一変するわけじゃありませんが

 でも、少し 世の中 騒ぎすぎ?

 まぁ いいか。

 

 我が家の花壇  春の花たちにとっては

 「平成」の時代の花咲もおしまい…

 それを知ってか…知らずか…

 今を愉しんでいます。

 

 まずは豪華に 華やかに 垣根の「紅花トキワマンサク」です。

 

 もうこれは周りでも評判…めったに見られない見事さ

 (自画自賛です)

 

 南側(太陽に向かっている方向)の垣根 15m以上です

  すぐ前が墓地になっているので もう下がれないので 全長が撮れません。

 

 

  横から 眺めて

 

  反対方向に

 

 

  花壇の花壇内部から 

 

 

  傍によると…花の色彩が映り 顔が赤くなります

 

  本当に立派に咲いてくれました…

 

  道行く人も 「まぁ美しい~素晴らしい」と 声をかけていただき これも励みに。

 

  花壇の中では ひときわ 白の花「利休梅」が 風にそよいでいます

 

  手前の「ユキヤナギ」も

 

   今  「紅」「白」 の競演です。

 

 

 

 

 「ユキヤナギ」も 終わりに近づいてきました…そろそろ花吹雪になって 散っていきます。

 

  明日から 4月

 

  春の花たちが 最高の「美の競演」をする季節です。

 

  花たちが最高の美を表現できるよう~ ここの主も 日々 草取りに励み

  舞台の準備をしております。

 

   今日はちょっと寒さが戻り…早めに庭仕事 切り上げてきました。

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魅せられて~

2019-03-29 | 日記・エッセイ・コラム

 3月の初めにこの企画展は始まっていた。

 なかなか都合がつかず…やっと時間が取れ、終了直前のセーフ

「増田美術館」に行って来ました。

 以前から 気になっていた この陶芸家。「井上萬二」氏。

  平成7年の「人間国宝」認定。

 白磁の神髄を極めた第一人者。

 

 佐賀までは足を運ぶには~そんな思いが 今回の企画展で叶いました。

 

  自分では土をいじるほどの腕は到底ありませんので…銘品の鑑賞で

心を和ませておりますが。

  好きな「備前焼」とは、趣も違って、特に この「白磁」は

 崇高な感じすらいたします。 

  今日の作品の数々を眺めて感じることは…

 凄いという言葉しか見つかりませんでした。

 

 会場で、作品の解説をして頂いた係の方のお話では、現在でも

 (昭和4年生まれ 今年90歳ですよ)日々 轆轤と共に

 あくなき作品作りに との事。

 

 **** 白磁は平凡な形が一番難しい。

 「芸術家はテクニックよりもアイデアと言うが、伝統工芸の世界では

  用と美を兼ね備えて初めて人間性溢れる作品が生まれるものと

  信じている」

  今もひたすら轆轤の前に座り、一点のゆがみも許さない。

  「名器に雑念はない。 あるのは技術と感覚だけ」

  自己を厳しく律し、大きな陶土の塊に鋭い眼光を向ける。

 

        井上萬二氏紹介の一部から~

 

  作品を眺めて 一層その想いを感じ取ることができました。

 

  

 

  卒寿記念? これだけで凄い… 思うでしょ。

  この壺や花瓶、花器の流れるような美しい線…

   年々 衰えていく手先の動作~これを考えただけでも

  この美しい線を この御歳で 表現できるとは 

  信じられない 腕の冴えではありませんか。

 

  チラシの写真にある 「白磁菊形文鶴首」花瓶

  径28㎝×高35㎝

   「うっとりと眺めていました」

 

  そして この作品  「白磁丸形壺」

  

   

 磁器、ことに白磁の世界は「完全さ」が求められる。

 一切の加飾に頼らず、やわらかで滑らかな造形だけで、端正さ

 温かさ、凛とした風格を表現する難しさ。

 「形そのものが文様」と言う…井上萬二さんの言葉です。

 

  まさにこの作品・・・・

 

  会場では 40点近い作品が 

 

  その中で ひときわ目立つ 大きな作品~(写真なし)

    

  その作品の品の良さ~ この大物。

   「白磁瓜形壺」の見事さ。

 

  いつまでも眺めていて・・飽きません

  吸い込まれるような・・・不思議な感覚です。

  こんな大きな作品は 今では無理ですね。

  これは 若い時の作品です~と。 解説してくれました。

  お値段も…3百万超え~ これまたびっくり。

 

  この元気さでは、きっと 100歳まで~

  

  どうぞ、ますます腕を振るっていただき、後世に残る作品を

  まだまだ数多くとの 願いを…

  

 

      本当に清々しい気持ちで会場を後にしました。

 

 

  

  

 

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・・・昨日の続き

2019-03-25 | 日記・エッセイ・コラム

「富貴寺」を出て、国東方面へ向かい

 「無動寺」へ

 ここ国東半島には、1300年の歴史を誇る宗教文化圏が

 あります。それが「六郷満山」と呼ばれているもの。

 六郷とは、半島を構成する古い地名で、六つの郷のこと。

 満山とは山岳信仰で使われる言葉であり、その山全ての

 仏とし、山全てが仏の浄域であり、その浄域にあまねく

 点在する寺院の集合した状態を満山と称している。

  つまり 国東半島そのものが仏であり、浄域のすべて

 であり、寺院であるとも言えます。(シオリの説明より)

 

  本寺は、六郷満山寺社で十ヵ寺であった中山本寺の一つ。

 本堂には県下最多の平安期の木像仏等が安置され、祈祷道場として

 も知られている。

 

  本堂にには、ご本尊である「不動明王」を配し、その右側に大日如来、薬師如来

  左側に伝弥勒菩薩を始め、所狭しと仏像が並んでいる。

  ちょっと暗いので…判別が?  明るくすると 神々しさがなくなる??

  「不動明王」

  ここの不道明王さんも~憤怒の形相…ではなく

   穏やかな慈悲相が特徴だと。

   二童子も左右に従って~

 

  「薬師如来坐像」

 

  木像としては、六郷満山中最も大きな尊像。

 後ろには十二神将も並び…藤原時代の作。

 

 山岳信仰の場 

 外の景色~いくつもの谷や山稜が伸び、奇岩が連なる秀峰

 の仙境が無数に点在している…

 

 

  なかなか見どころありました。

 

  堂内天井には 「曼荼羅」も…

  少し怪しい? 女人の裸像も 誰も上を向いていなかった…

 

  さて、今回、なかなか訪ねることのない 宇佐八幡宮の裏手~

  皆さんご存知ですか…

   「白龍山大善寺」

 

  そう、宇佐神宮へお参りする際に、渡る橋の隣に「呉橋」

  

  「*境内にある社殿同様の檜皮葺で、唐破風の屋根に覆われた

    豪華な橋であり、県の有形文化財に指定されている。

   かっては弥勒寺の仁王門へと続く橋でした。

   10年に一度の勅使祭のときだけ扉が開かれます。」

   を右に曲がり堤を200mくらい歩いて、大善寺に向かう

    橋を渡ります。

  

   これが本堂です。

   

   「白龍山大善寺」

    これぞ、白竜…

  

  明治の神仏分離令によるごたごたの際に移された。

  ここにある「薬師如来坐像」は、その時に遷座により

  安置されたもの。

  もとは、宇佐神宮内、弥勒寺金堂に安置されていた本尊

  なのです。

  

  現在の場所

  

  「薬師如来座像」

  これは見事なお姿でした・・・・

 

 

  本堂にも上がりお参りさせてもらいました。

 

  その後、予定外だったのですが、時間があるのでと言うことで~

  「宇佐神宮」へ行くことに…

 

  もう説明の必要もない「宇佐神宮」

  全国八幡様の総本山。

  神輿と神仏混合の発祥地として有名な場所。

 

   まぁ、この広大な場所 ゆっくり歩いて行きましょう。

  

  

 

   やっぱり広いですよね~

  参道の石を踏み…延々と続く~

  気持ちが引き締まるってこと、この参道があるから…かも知れませんね。

  平坦で、直ぐに本殿に と、言うなら ご利益はきっとありえないのかも。

 

  

 

   「心のふるさと」 

  ここ宇佐神宮は、皇室では伊勢に次つぐご先祖の神社として崇敬され、特に勅使の和気清麻呂に国体を

  正す神教を授けたことで有名である。

 

   本殿へ。

  向かって左から一之御殿、二之御殿、山之御殿と並ぶ八幡造りの均整のとれた檜皮葺の屋根。

 

  「二例 四拍手 一礼」  ・・・・う~ん。

 

   今日の勉強会…「信心」に縁遠い~ 私も、 この自然の中に佇む~数々の古き寺社仏閣

 

   なんとはなしに心洗われたような…

  「俗世間」の垢も 少しは ・・・・

   最後に、もう一回の更新をと思って、「交通安全」の御守護札を買いました。

   万歩計をみたら…凄い、日頃の怠けを吹き飛ばすような 数字?

   

   いやいや 今日だけでおしまいでは駄目なんだよね。

   続けなくちゃ…

 

   でも、気分すっきり~ 日頃の「憂さ(宇佐)」をさらりと流し~

 

   とっても、いい研修旅行でした。

 

  

 

  

 

 

 

 

 

 

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実感!「老いを感じました」

2019-03-24 | 日記・エッセイ・コラム

 悔しいねぇ~…

 のっけから こんな出だしですが。

 昨日、郷土の歴史研究会でのバス研修。

 豊後高田へ。

 

 まず最初に見学したのが「熊野摩崖仏」

 バスの駐車場からの登りの道は…

 これが思ったより凄かった…

 小型乗用車はもう少し上の方にあるのだがバスは入れない。

 その分、歩く距離も~

 標識には、これから300m、少し行くと、さらに200m

 さらに階段が続き、また200mと…

  まだまだ続く~まだ???

 

 この階段は、幅があるので 歩きにくい…一歩、一歩じゃ歩けない。

 その分 負担が…もうすぐそこ…には、大小ゴロゴロした石ころ…

 鬼は一夜で築いたと伝えられる自然石の乱積み石段なのだ

 歩きにくいのなんのって…用心して膝を使うので疲れも倍だ。

  汗ばんできた~やっとの思い、すでに呼吸がバクバク…

 仏像の姿が見えてきた~左右に巨岩壁に刻まれた日本一雄大なお姿。

  広場のベンチに座り込む~息も上がってる。

 そんな私を…仏様は 静かに 目線がこちらを~

 

  こちらは…「不動明王」

   刻んだ顔は 目玉は突き出し、鼻は広く 牙も…

  でも、一般的な憤怒の形相…とまでには感じない・

   なんとなくユーモラス? 優しいお顔ですよ。

 

  こちらは「大日如来像」 

  理知的なお顔…如来さん~慈悲深い そんな印象ですね。

  造立は藤原末期と推定されている。

  ちょうど強い風が舞った…

  風の音が周囲の樹々を揺らし まるでオーケストラが最終章を

  奏でているような演奏? 迫力。

   しばし、仏の「心」を頂くことに…。

 

   さぁ、もう少し上へ。「熊野神社」にも。

   

  階段は、下りの方がきついね。

  転ばぬように~しっかり足を踏みしめ、一歩、一歩。

  いやいや、この階段、実は50余年ぶり。

  当時は20代の若さ。 大変さの記憶はない。

  だがしかし、今日は なんだろう…

  まさに「老い」を感じることになりました。

  ガタガタです。疲れもドット、ああ、情けなや!

  足腰の衰え、いかんともしがたい…。

 

  早目の昼食 「風の郷」で。

   

 

  午後は 「真木大堂」へ

  国宝九体の仏像 (写真はネットより引用)

  まずは 本尊、桧材による寄木造り「阿弥陀如来座像」

 

   如来のまわりに4人の守護神「四天王立像」

   持国天、増長天、広目天、多聞天をいう。

  

   不動明王と二童子像

  

 「大威徳明王像」

 

  堂内は暗く~はっきりとは確認できないが、身に締まる圧を感じます。

  「仏像」は 物言わなくて 人を動かす…

  極楽へ 導いて 頂けるのでしょうか…私でも?

 

  バスは 次の場所へ移動

 

   蓮華山「富貴寺」(ふきじ)(蕗寺) 天台宗

   国宝・大堂は西国唯一の阿弥陀堂であり、九州最古の和様建築物

 

  「とどまらぬ 時の流れにすぐられて 今に残れるだにも尊し」

                    田吹 繁子句

 

  今は 敷地内も 春にはまだ遠い… 左側の大きな樹は 

   枯れ木が寒そうに風に揺れていた。

   下のもみじの樹は若葉が

   右側の奥には 桜が…

    

   静寂の中に 佇む それだけで 一服の絵ですねぇ~

   端正な姿と言ってもいいのでは…きりっ、としています。

  堂の廂(ひさし)  見惚れます!

  屋根の稜線の綺麗な事。

  匠の丁寧な鑿の技…

 

  総素木(しらき)「榧かや」造り

  屋根は 大面取りの方柱に舟肘木をのせ、行基瓦葺き二重繁垂木。

  簡素な形 優美な屋根の線、

  どっしりとして 安定感 溢れ…うっとりです。

   ちょっと長すぎる?

  もう少し見学はありますが……明日に。

 

    

  

  

                    

 

 

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花と絵と音楽・・・

2019-03-15 | 日記・エッセイ・コラム

 今朝は寒かった。

 部屋の温度も少し低い。

 暖房にスイッチを入れ いつものように天声人語の書き写し。

 終わったのが5時55分~ 

 新聞の記事に目を通し…金曜日はゴミの日

 生ごみを出しに~と、今日も元気に動き始めます。

  庭に出ると…えっ、霜が降りている…それで冷えてるんだ。

 じゃぁ、今日は天気になるぞ~

 

 太陽が昇り、温度の上昇~ 庭に花も活気が出てきた。

  リビングにもガラス越しから陽射しが眩しい。

 春の花は ことに太陽を受けて その美しさを増していく。

 10月の末から鉢植えの「シクラメン」も

 そろそろ終わりかな?

  それにしても 長い間 愉しませてもらった…

 最後の頑張りが伝わってくる

 

 

 

 部屋は暖房ア入っているので、毎朝の水やりが欠かせなかった…

 きちんと忘れずにの成果が、長持ちしたことは間違いない。

 花もこちらの心次第ですよね。

  今、庭には 花の競演です。

 生で観ても、花瓶に活けても~  部屋中一杯にしても間に合います。

 キッチンの窓際には「クリスマスローズ」

 

 玄関の上がり口には「ユキヤナギ」と枯れたアジサイの花を。

 

 リビングからベランダへのガラスの傍には「黄色のビオラ

 

  そして リビングのテーブル  その真ん中に「水仙」を。

  この水仙は ことに香りが凄く…ほのかな そして上品な匂いは 

  気持ちをゆったりさせてくれます。

  ちょっと フラッシュをたいて…くっきりと撮ってみました。

   どうです、香りが~ なんとなく分かりますでしょ!

 

 

  そして 今日の主題 「花 絵 音楽」 …

 これは 日墓の生活の中に 潤いと、心の安らぎのためには 

 絶対に必要なもの…と、私の信条。

 

 花は いつも花壇に…絵も 季節を変えて 壁に架けてはいます。

 私の好きな 「カトラン」の絵はが 今 部屋の中心です。

 

  この色彩の魔術師の筆に どれほど癒されたことでしょう。

  私も 少し 欲張りなので CDを選んで 音楽を~  

  そんな 面倒を叶えてくれる絵がないのかなぁ… 偶然お出会いは衝撃的でした。

  ぴったりと叶った 1枚の絵。

 水仙の後ろに…うっすらと 絵の額が見えるのが分かります?

 

 この絵、 私の友の奥さん(画家です)の力作。

 美術展で出会って~その素晴らしさに…

 このときめきを伝えたところ…

 今、私のリビングのイーゼルに架かっております。

 

 音楽はブログの言葉や画像では伝わらない…

 しかし、この絵は その両方を満足させてくれます。

 絵を鑑賞しながら、クラシックの音楽を、今、聴いている。

 そんな 素敵な 1枚の絵なんです。

 超贅沢な お抱えヴァイオリニストなんです。

 じっと絵を眺め、リクエストに応えて 曲を奏でる。

 そうなんです この絵の タイトルそのものが

 「奏でる」なんです。

  絵から 音楽が聴こえて来ませんか~ あなたにも。

  大きなステージにはない、心温まる オンリーワン・コンサートの

  私は招待席に座って こうして 奏でる曲に耳を傾け

  これほどの贅沢は…「 ・・・・・・・・・」 よね。

 

 

  曲を聴いた後は、庭も散歩です。

 いっぱい咲いてますよ~

 ベランダのビオラ…

 

 花壇全体の縁取りに…水仙が そして 今 「すずらん水仙」一斉に

 

 「サンシュウ」の黄色い花も 遅ればせながら…

 

 

  圧倒的な華やかさで睥睨する 「ユキヤナギ」

 

 こんなに小さな花の集合体

 

 そして 追いかけるように 「利休梅」も、 そして 「桜」も。

 

 

  いやもう 私 花咲爺さんです。

 花も 始まりがあれば 終わりも…

  今年は 頑張りました 椿 「ロイスミナウト」

  20個の蕾のうち 今朝の花で15個目 あと 5つ 咲けば終わり。

 最初の花よりも 花の花弁が 段々、小さくなってきました。

 やっぱり、樹の体力何でしょうか…それとも栄養?

 でも、今朝の花も 綺麗に咲いてくれました。

 

 

  今日は15日 昨日がホワイトデー…

  私も 頂いた 彼女には ちゃんと お礼しました。

 昨日渡せなかった彼女には、今 これから渡しに~キーを叩き終わった… 

 「奏でる」絵の    ヴァイオリン協奏曲も終わったようです。

 

 やっぱり、今日は「花の金曜日」だ!

 

 

 

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リニューアルオープン「門司港駅」

2019-03-12 | 日記・エッセイ・コラム

門司港駅のホームは…

 閑散として~人の気配もない?

長々と続く ホームも新しくセメントの匂い?

 ここ門司港駅は終着駅。

 電車が出れば…次の電車までには…時間がある。

 だから こんなにホームは静かで? 人の気配すらない。

  そうかなぁ~…

  一日の乗客数 ここ20年近く 平均で5000人前後だって

  日本有数の?駅だが、やっぱり少なすぎますよね。 

 

 さて、ホームに降り、改札へ。

 こんな洒落た お出迎えを… 笑顔いっぱい 嬉しいですね。

 

 まず 正面 目に飛び込んでくるのは 3月11日グランドオープンの式典があった後

 の余韻?  花輪がまだずらりと並んでいました。

 すぐ傍では 「わたせせいぞう特設ギャラリー」が。

 大勢の人が 可愛い漫画を楽しんでいました。

 

 また この門司港駅復元の様子を 大型ヴィジョンで流しており

 ここにもお客さん。

 ここが切符売り場

 ここは (旧一等、二等待合室)が「みどりの窓口」「観光案内所」併用

  ちょっと雰囲気いいですよ~ 思い切って、グリーン車でも予約…なんて ?

 この看板も凄いでしょ。

 

 いよいよ 新装なった…門司港駅 の姿を。

 この雄姿…創建時(大正3年、西暦1914) う~ん、なんと105年前なのだ。

 当時の人は びっくりしたでしょうねぇ~ 

 正面の大時計は大正7年に取り付けられたものをそのまま 今回も。

  ちゃんと 時を刻んでくれています。

 

この建築様式は ネオ・ルネッサンス様式呼ばれ 

左右対称の外観デザインが特徴だとか   美しい~ 

 やっぱり これが一番の自慢ではないでしょうか。

 現役の駅舎で国の重要文化財に指定されているのですから。

 それも、「東京駅」と この門司港駅の二つだけですよ。 これは 大いに威張って良し!

 意外と知らない方 多いと思うよ~

 さらに、こんなアンケート調査の結果も。

 2007年 だから もう 古いと言えば古い だが 

 このリニューアルで またまた 脚光を呼ぶと思うよ。

 「足を延ばして訪れてみたい駅」 の全国第一位にランクされたんだからね。

  すぐ駅の周辺には「門司港レトロ」地区

  古い歴史ある建造物も多いし、出光美術館もあり

  名物「焼きカレー」は食欲そそる~  

  ますます発展 大いに期待!   

 「いや、行きたい」「見たい」「食べたい

 

  そうそう 現代の若者にとっても 大いにgooなのが

  駅舎の中に スタバが出店しているんだ…

  ここも なかなかの雰囲気でしょ。

 

  2階への階段も クラシック 

 

  結構な急こう配…エレベーターもあるよ。

 「貴賓室」は 覗くだけ…

 

 

  この壁紙  当時のそのままが ある家庭に残っていた…と、別のフロアーに陳列されていました。 

 

 食堂「みかど食堂」で使用していた当時のものの展示も

 

  まぁ、なにかと 新旧取り混ぜ、楽しかった。

 

  思い起こせば、私も 1961年当時(昭和36年) この 門司港駅内に

  国鉄 門司鉄道管理局というのがあり、

  旅行業者は、いつもお邪魔し、列車のダイヤ・輸送にかかる仕事でお忙しの時代でもありました。

  その一つに 私はまだ 新入社員の身。 

  旅客課のお手伝いに…「ガリ版」を。(古い方は記憶にあるでしょうね~)

  また、列車ダイヤの 「筋」引き なども。

  

  こうして、半世紀以上の時を刻んだこの駅頭に 立って…

  感慨深いものがあります。

  この「駅」も また これから100年の時を刻み

  ここに行き交う人に どんな「思い出」を

  遺してくれるのでしょうか。

  

  

 

 

 

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美味しいお菓子に・・・

2019-03-11 | 日記・エッセイ・コラム

 春ですね~

 今日は昨日とは雲泥の差…?

 温かい春の日差しにポカポカ

 ようやく春の陽気なのでしょうか

  北の国では今日は「あの日」を迎えています。

 天気は生憎悪そう~ 

 せめて今日くらいは天気であって欲しかった。

 心からのご冥福をお祈りさせてもらいます。

 「黙とう」・・・・14:46分

 

 「ピンポーン ♪♪ 」

 お馴染みの宅急便のおじさんが小さな箱を提げて。

 こちらも いつものようにサインをして…

 「ご苦労様~」

 

  次男の孫の名前で…「お菓子」とある。

  早速箱を開けて……

 あっ、懐かしい~ 鈴木信太郎画伯の あの店だ。

 

      

 そうなんです。

 昔 東京勤務時代 勤務先が目黒にあり ちょうどこれからの季節は

 目黒川沿いの両側は満開の桜で 時期には大勢の人訪れる桜の名所です。

 この店には 何度か足を運んだことがあります。

 東京に一店舗しかないのが…「売り」

 

 丁寧な仕事で 味も抜群! とっても人気の店です。

 いつも賑わっており喫茶なんか なかなか入れません。

  そして 包装紙が 可愛い絵 これが有名な鈴木信太郎画伯の手になるもの。

  

  箱の中には 「バウムクーヘン」と「マドレーヌ」

  

  バウムクーヘンは 2枚にカットされ そのロールのきめ細やかさには…

  本当に丁寧な仕事です。

  シオリも素敵ですよ。

   画伯の絵が たくさん これだけでも楽しい!

 

 

  ピンクの箱の表にも

 

 

  ほら! こんな可愛い絵も 喫茶室に飾ってあるんですよ~

 

  

   丁度 今日の午後は いいお日和で~す。

  ベランダの花も 日差しを浴びて…嬉しそうです。

 

 それでは 熱いコーヒーでも煎れて…花を愛でながら…

  コーヒーカップも いつものとは替えて…これで行こうか。

  ウエッジウッドの ちょっと素敵なものでね。

   

 頂いた お菓子と頂きま~す。

 薄目に豆を挽いてみるかなぁ~ これなら何杯も いけますから~ 

 

  う~ん、 美味しい!

 このバームクーヘン のしっとりと来るところ…

 口当たりもいい。 甘さも上品。

 

 風は 爽やか。 

 天気も 上々…

 静けさのなかで 独りって いうのが また 最高だね!

 ついでに ジャズでも… オスカーピーターソン のピアノ曲 流そう… ♪ ♯ ♯  ・・・

 [monday salon] だね

 いい気分です。 

 

 

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打ち重なりぬ・・・

2019-03-04 | 日記・エッセイ・コラム

気持ちのいい朝です!

 陽の光が いつもよりは明るく輝いているように感じます。

 昨日からの雨があがって…空気が澄み切っているから?

 でも、空気は冷たい。

 ちょっと見て下さい!

 庭の椿で「港の華」っていう可愛らしい椿が

 今、満開なんです。

 薄ピンク色のとっても上品な椿なんです。

 いつもの年よりも…花房が多く 見応えがします。

 こんなに鈴なりに咲いているのは初めて。

 それが この一番素敵な見ごろの時に~

 不法者の襲来?

 ちょっと分かりにくいかもしれませんが…

 中央の枝~ 小鳥の姿 分かりますか?

  これ、「メジロ」です。

  シャッター音でも すぐに逃げていくので…なかなか撮れません。

 

 この「メジロ」や「雀」 もう少し大きな「ひよ鳥」も飛んできます。

 この椿の蜜は、それほど甘いのでしょうか?

 それも 毎年この季節になるとやって来ます。

 鳥たちには、花の開花と ちょうどよい蜜の時季をしっかりとインプットしてる?

 もう、チュン、チュンと騒がしいくらいに次々とやってきます。

 樹の花は たわわです。

 

  でも 樹の下を見て下さい…

  これはひどい!

 

  毎日 この花びらの数も増えて・・・・

 

   重なって ピンク色の絨毯が出来上がりそうです。

  「牡丹散て 打ち重なりぬ 二三片」 こんな蕪村の1句ありましたよね。

  でも、そんなもんじゃない!

  散っていく花ではないんですから 怒りたくもなりますよ。

  鳥たちが 懸命に蜜を吸うために~ 花びらを突っつきますから、どんどん下へ落ちていく。

  だからと言って ずっと見張りをするわけにも いかず困ったもんですよ。

  まぁ我慢するしかありませんね。

  おかげで 花の数が多く、まだまだ咲いてくれるので…まぁ、いいか。

  小鳥たちにも、主からの 春のプレゼントだと思えば。と。

  

    

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お雛祭り

2019-03-01 | 日記・エッセイ・コラム

 我が家は男の二人。

 春の一番華やかなお祭りは…「お雛祭り」

 隣町(行橋市)では各商店街でお雛祭り

 買い物ついでに、覗いてみました。

 

  アンティークの皿や壺~ 気に入ったのがないかなぁ~と

  市内数カ所歩いてみた…なかなか、これっ、と言ったのが見つからず

  家具屋さんのお雛様を~

  広い店内には、いろいろな家具が並べており、その中にセンス良く

  お雛様を飾っていました。

    おそらく古い時を刻んだものでしょう…いい顔してますね。

  

   他にも 可愛らしいのが 

  

  

    静かな店内にマッチして、静かな雰囲気で 内裏様とお雛様です。

   2~3軒先には 段飾りで披露していました。

  

 

   やっぱりいいのですね~心和みます。

 

   我が家は、「男の子」 五月の節句に 「兜」を飾るくらいですね。

   質実剛健? いや 楚々として 女の子のお雛様に比べると…少し寂しい感じです。

   そんな我が家のこと 知ってか?

   家内の友達から 手づくりの「お雛様」が 贈られ これを眺めて楽しんでます。

 

    小さくて可愛らしい~ですよ。

   作り手の優しさ、心和む 逸品です。

   だいぶ増えてきたようです…

     手が込んでますよ~ 芯は 蛤の貝でしょうか?

   

    こちらは、粘土を焼いての素朴な二人です。

   

    本格的に しっかりして、品格を感じます。

   

    これも素敵、 生地を選ぶのが大変でしょうね。

   

     同じ方の 作品です。 アイデアもいいですね。

   

     これも、窯で焼いた 額までも手づくりとか… 

   

 

    我が家は人形造りは出来ないし…

 

    ちょっとこの時季に合わせて…私の 一筆描きの色紙でお雛様を…

   

 

     もう春です。

     そして この春から もうすぐ 新しい「元号」の年に…

     来年の「お雛祭り」は また 格別なものになりそう~ 

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続 黄昏どきを愉しむ

 傘寿を超すと「人生の壁」を超えた。  でも、脳も体もまだいけそう~  もう少し、世間の仲間から抜け出すのを待とう。  指先の運動と、脳の体操のために「ブログ」が友となってエネルギの補給としたい。