「富貴寺」を出て、国東方面へ向かい
「無動寺」へ
ここ国東半島には、1300年の歴史を誇る宗教文化圏が
あります。それが「六郷満山」と呼ばれているもの。
六郷とは、半島を構成する古い地名で、六つの郷のこと。
満山とは山岳信仰で使われる言葉であり、その山全ての
仏とし、山全てが仏の浄域であり、その浄域にあまねく
点在する寺院の集合した状態を満山と称している。
つまり 国東半島そのものが仏であり、浄域のすべて
であり、寺院であるとも言えます。(シオリの説明より)
本寺は、六郷満山寺社で十ヵ寺であった中山本寺の一つ。
本堂には県下最多の平安期の木像仏等が安置され、祈祷道場として
も知られている。
本堂にには、ご本尊である「不動明王」を配し、その右側に大日如来、薬師如来
左側に伝弥勒菩薩を始め、所狭しと仏像が並んでいる。
ちょっと暗いので…判別が? 明るくすると 神々しさがなくなる??
「不動明王」
ここの不道明王さんも~憤怒の形相…ではなく
穏やかな慈悲相が特徴だと。
二童子も左右に従って~
「薬師如来坐像」
木像としては、六郷満山中最も大きな尊像。
後ろには十二神将も並び…藤原時代の作。
山岳信仰の場
外の景色~いくつもの谷や山稜が伸び、奇岩が連なる秀峰
の仙境が無数に点在している…
なかなか見どころありました。
堂内天井には 「曼荼羅」も…
少し怪しい? 女人の裸像も 誰も上を向いていなかった…
さて、今回、なかなか訪ねることのない 宇佐八幡宮の裏手~
皆さんご存知ですか…
「白龍山大善寺」
そう、宇佐神宮へお参りする際に、渡る橋の隣に「呉橋」
「*境内にある社殿同様の檜皮葺で、唐破風の屋根に覆われた
豪華な橋であり、県の有形文化財に指定されている。
かっては弥勒寺の仁王門へと続く橋でした。
10年に一度の勅使祭のときだけ扉が開かれます。」
を右に曲がり堤を200mくらい歩いて、大善寺に向かう
橋を渡ります。
これが本堂です。
「白龍山大善寺」
これぞ、白竜…
明治の神仏分離令によるごたごたの際に移された。
ここにある「薬師如来坐像」は、その時に遷座により
安置されたもの。
もとは、宇佐神宮内、弥勒寺金堂に安置されていた本尊
なのです。
現在の場所
「薬師如来座像」
これは見事なお姿でした・・・・
本堂にも上がりお参りさせてもらいました。
その後、予定外だったのですが、時間があるのでと言うことで~
「宇佐神宮」へ行くことに…
もう説明の必要もない「宇佐神宮」
全国八幡様の総本山。
神輿と神仏混合の発祥地として有名な場所。
まぁ、この広大な場所 ゆっくり歩いて行きましょう。
やっぱり広いですよね~
参道の石を踏み…延々と続く~
気持ちが引き締まるってこと、この参道があるから…かも知れませんね。
平坦で、直ぐに本殿に と、言うなら ご利益はきっとありえないのかも。
「心のふるさと」
ここ宇佐神宮は、皇室では伊勢に次つぐご先祖の神社として崇敬され、特に勅使の和気清麻呂に国体を
正す神教を授けたことで有名である。
本殿へ。
向かって左から一之御殿、二之御殿、山之御殿と並ぶ八幡造りの均整のとれた檜皮葺の屋根。
「二例 四拍手 一礼」 ・・・・う~ん。
今日の勉強会…「信心」に縁遠い~ 私も、 この自然の中に佇む~数々の古き寺社仏閣
なんとはなしに心洗われたような…
「俗世間」の垢も 少しは ・・・・
最後に、もう一回の更新をと思って、「交通安全」の御守護札を買いました。
万歩計をみたら…凄い、日頃の怠けを吹き飛ばすような 数字?
いやいや 今日だけでおしまいでは駄目なんだよね。
続けなくちゃ…
でも、気分すっきり~ 日頃の「憂さ(宇佐)」をさらりと流し~
とっても、いい研修旅行でした。