足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

円相場の130円説

2016-04-26 06:24:04 | 投資戦略
米連銀のFOMCは26~27日、日銀の政策会合は27~28日に開かれる。
米連銀は政策変更を見送るが、大きな関心事は日銀の動向。マイナス金利政策に対しては金融界からは不評で、目指した円相場の安定も実現せず逆に円安基調を崩す結果になった。
最近はかつてのような黒田総裁のバズーカ弾の威力が見られず、円安の方向性は混迷している。
先週末は為替取引業者の資金供給の拡大報道が注目されたし、続いて昨日はゴールドマン・サックスの「1年以内に円相場は130円台になる」という観測が報道された。「マイナス金利には威力がみられず、次にはバズーガ弾が打ち上げられる。リスク資産の買い上げである」というレポートが出た。
株式相場は日銀の次の一手待ちの雰囲気になった。先行きの東京市場の方向性を決める最大の材料である。

今週末、バークシア・ハザウェイが株主総会を開催する。第51回目でバフェット85歳、副会長のマンガーは92歳で、世界中から4万人が集まる大イベントである。本年のバークシア・ハザウエィの株価は年初来+11%とS&P500の+2%を大きく上回る。ポートフォリオのクラフト・ハインツ、IBM,コカコーラの株価が好調で、足元の運用成果は絶好調。相場に左右されないバフェットの投資戦略が本領を発揮している。

総会はYahoo Financeを通じて世界にインターネットでライブ中継される。言語は英語、中国語。
日本との時差は13時間なので、日本では土曜日の深夜からはじまる。初めての中継で世界中の投資家が視聴するだろう。
是非、ネッを開いてバフェットと副会長チャリー・マンガーの話に耳を傾けたい。