足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

世界的にセンチメントが好転

2011-07-01 07:30:04 | 株式

NY株が今週は4連騰になり昨日はダウ平均が6月の高値で引けた。

先週の連銀FOMCQE2(2次量的緩和)が決まり株価は売られたが、今週は一転してセンチメントが好転した。6月のシカゴISM製造業指数が予想51.8に対して61.1と好転したのも安心感を呼んだ。これまで売られてきたハイテク、金融、エネルギー関連が買われ半導体SOX指数は+2.54%になった。太陽発電の大手ファースト・ソラーがカリフォルニアでの太陽光発電所建設に当たって融資に政府保証をえたことで、関連株が上がった。米国でも自然エネルギー政策が着実に進展している。

東京市場はNY株に対ししての遅れを取り戻すトレンドに入った。

昨日の市場では中堅株のトーカロ(3433)が反騰し新高値に進んだ。先にことしの出世株として注目したが、日本の製造業復活の一つのモデルである。さらに上値を見込める。

同じようにイーグル工業(6486)に注目したい。20113月期に史上最高益を達成したが、この銘柄も地道な存在であるがナブテスコ(6268)のような存在になる。メカニカルシールという地道な製品であるが、分析していると日本の製造業の存在感を感じさせてくれる。

電力が原子力からガスタービンなどにもシフトするが、その関連株である。先行き成長率が一段と高まる。成長株にしてはPER9倍と割安に放置されてきた。株価の位どころが大きく変わるだろう。