足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

株価は微調整・・・大底いレを予測するアームストロング

2011-07-06 07:49:38 | 株式

NY株の連騰は5日間で一服した。先週来、ダブルディプ論が後退しギリシア問題の好転、日本の復活-を背景に株価は上昇していた。

昨日のハイライトはわれわれの注目銘柄のネットフレックス(NFLX)が+8%と急騰したことだ。3月には一時は$190台まで下落していたが、この日は$289で引けた。カナダに続いてラテンアメリカでもオンライを通じて映画の配信サービスを行うことを発表した。世界43ヵ国で先行きネットワークを通じて配信を行う。この株にはショート(空売り)が多い。特にファンダメンタルを重要視するヘッジファンドなどが、今回の上昇相場では空売りを積み上げた。

東京市場もここ7日間の連騰であるが、テクニカルには小休止したほうがよい。しかし6月の中旬の日経平均9300円台は底になったことは確実である。

ウォール街で話題になっているのはニュース・レターのマーチン・アームストロングの2011613~14日の底入れ宣言だ。彼は1987年のクラシュの大天井を日までピタリと当てた実績がある。様々な指標を駆使するが有名なのは円周率3.141という数値を使うこと。

8.6年毎に市場のセンチメントが変化するという仮説を立てている。

昨日の米国で話題になったのは任天堂がポケモンをソーシャル・ゲーム向けにネットを通じて配信するというニュースだ。アップルとアンドロイド向けに流す。事実なら大きな戦略の拡大である。