針灸師会の忘年会に出た。
お注ぎしようと動き出したらフラメンコ集団が来たので自席に戻った。
演奏者に失礼なのでそのまま聴衆になっていたら宴席は終わってしまった。
また、お注ぎしそこなってしまった・・・。
イヤー、しかし、自分はフラメンコも好きなんだなあ・・・。
あのギタリストの気だるい、のどの底からうなるような発声。
背筋伸ばして振り向きざまこちらを見る踊り手の視線。
開いた胸につたい落ちる汗の幾筋。
なんだか自分には今までの人生でそんな生き方して来なかったんだけど、
熱い汗、むせ返る大人のけだるさ、情熱の黒い瞳、
に感じるところがあるんである。
昨日は詩吟、ジャッズ&ポップス、そして今日はフラメンコかぁ。
なんかキリギリスみたいな生活しているなぁ。
太った豚よりやせたソクラテスたれ!!
千鳥足の脳裏に天から声が聞こえた、
気がした。
あれ、空耳かなぁ?
※なお、あとから聴いてみるとフラメンコの歌と日本の音階はどちらも陰音階で
日本人の耳になじみやすいんだとか。スペイン語の歌だと日本の替え歌もすぐ即興で作れそうだしねぇ。
さらになお、朝は別の会に出席したが、帰る途中で東中野球部の教え子O谷君に遭った。昔よりずいぶんすっきり鋭角な体型になっていた。おうちの職を継いで洋品店でがんばっているとか。 成長しすっかり頼もしくなった彼の後姿に、ぼくは がんばってくれ!! と念じた。
今日の一日はそうやって爽やかにスタートしたことを付け加えておきます。
さて、地元の舞踊や民謡ってなかなか見られないのかもしれませんね。実は簿p区はカンツォーネも好きなんですが、イタリアに新婚旅行で行ったとき、そこここで謳っているのかと思ったらそうでなく、難渋した覚えがありました。