2月13日(木)
人権作文コンテスト、および、明るい選挙啓発ポスターコンクール
それぞれ最高峰の栄誉を受賞した二人が、表敬訪問してくれました。
お一人は、増田さん。
なんで投票率が低いのだろう、ご家族からも選挙についての話を聞いて、
構想を練り、書き上げたとのことです。
「大切な一票、大きく花開け」の標語と大きなひまわりが描かれていて、
「大」の字の横一文字と「票」の文字が赤字になって、そこでも一票と読める構図。
アイデアもさることながら、絵自体もうまい。
そこで、文部科学大臣・総務大臣賞を授与された。
また、人権作文では、澤田さんが法務省人権擁護局長賞を授与された。
障がいを持った人が、自分に手を振ってくれたのに、それに応えられなかった。
それを自問自責する日々の中、ある日、下校途中の道の先に、その人たちがいるのを発見。
思い立ち、「こんにちは!」とあいさつをすることができた。
心は晴れて、気持ちは喜びで震えた。
その経験に基づき、作文をこう締めくくっている。
「差別に気づき、それを悔い、一歩でも前に進めば、「開かずの扉」は開き、差別は減り、笑顔が増えると私は思う。」
と。
深い作文であった。
訪問してくれた2人は、いずれも南陵中学校の1年生の生徒さん。
可憐な生徒さんたちであるが、深く考え、追究を忘れていない。
2人が受賞したその賞は、いずれも出品者何万人に1人の賞である。
多感な時期、才能を探し、開花させてほしいとともに、これからも、自分で感じ、自分で考え、意思を持つ、
そういう生きる姿勢を大切に、成長していってほしい。
部屋を後にする2人の背中見送りながら、私はそう願ったのだった。
なお、南陵中学校自体も、学校として人権作文の分野で表彰を受けられた。
教育長も私も、よかった~、と心から嬉しく思った。
前列左から 内藤教育長 澤田さん、 増田さん、 私
後列は 出居学校教育部長、長岡校長先生
※ ポスターどんなのか見たいというご要望に応えて