ガッツ藤本(藤本正人)のきょうのつぶやき

活動日記ほど堅くなく、日々の思いをつぶやきます

子育ても大変→環境整備もいいけれど。

2009-02-25 14:30:35 | かんじたこと、つぶやき

議会に向かう車の中のラジオが言っていた。

「子育ては大変です。育児ノイローゼも普通のことです。
気分転換も必要です。保育所も必要です。とにかく大変なんです。」

子育てが大変だとすると介護の方はもっと大変だろうな、
と僕は思った。
終わりが見えないし、成長の喜びがないし、
他人であることが多いのだから。

友人が言っていたことがあった。

「今の女性は昔よりきっと弱くなっているんだよ。
だから、子育て支援が必要なんだろうね。・・・」

育児と介護はペアであろう。
ブーメランのように恩讐が返ってくる。
無報酬労働が市場化、金銭化され、家庭の機能が奪われていく・・・。

 女性は・・・、というよりけれど、女性だけではないに違いない。

そういえば子どもの体力が低下していると、この数年言われている。
原因はいろいろあろうが、それは置いておいて、
これからは大人の体力はどうなんだか、
調べてみるとおもしろい、
と思った。
きっと低下著しいに違いない。

とすれば、人間の体力がきっと低下しているのだ。

女性は、とか、子どもは、とか言われるときには、
実は人間が
という視点を疑わなくてはいけないのだ。

体力がなけりゃ忍耐もままならぬ。
きっと人間の忍体力ならぬ忍耐力も低下しているのだ。
環境がそうさせている、というのは事実だが、
その環境をせっせと作っているのも我々なんである。

環境整備も無考えの手放しで進めてはいけない気がする。

「都会から来た市民は『自然を守れ、自然を守れ』と
(自分は便利な町に暮らしておきながら、農家に自然生活をすることを強いるようなことを)言うけれど、
自然というのは不自由で不便なものなんだよ。」

と市議会時代の同僚S川さんが言っていたのを思い出す。

無自然な生活をしていると
自由で便利な分、体力も忍耐力も低下するのだ。
神様ではないけれど、
地球にだって限界があるんであります。
我々だって地球に生きる動物であることを
免れることはできません。
足るを知るということでしょうか。

人間に都合良い環境を作るのも思慮深く行きたいものです。


そんなことを考えたのでありました。


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