夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

介護が必要となった主な原因と、健康寿命を延ばす方法、改めて真摯に私は学び、やがて多々教示されて・・。

2018-07-02 08:24:57 | ささやかな古稀からの思い

昨夜、ときおり愛読しているネットの【ファイナンシャルフィールド】を見ていたら、
『人生100年時代のキーワードは「健康寿命」
         介護が必要となった主な原因と、健康寿命を延ばす方法 』と見出しを見た。

私は年金生活の73歳の身であるので、いつの日にか長生きをしている中、
介護にお世話なることは予期できるので、改めて《・・介護が必要となった主な原因・・》を学びたく、
記事を読んだりした。

この記事は、ファイナンシャル・プランナーの新美昌也(にいみ・まさや)さんの寄稿文であり、
【ファイナンシャルフィールド】に2018年6月28日に配信され、無断であるが転載させて頂く。

《・・介護が必要となった主な原因と、健康寿命を延ばす方法

1960年の日本人の平均寿命は、男性65.32歳、女性70.19歳でした。
この時期、介護が社会問題になることはありませんでした。
なぜなら、多くの人は要介護状態になる前に、亡くなったからです。

 
しかしその後、介護保険制度ができた2000年には、
平均寿命は男性77.72歳、女性84.60歳と大きく延びています。
2016年には、男性が80.98歳、女性が87.14歳となっています。

 
要介護状態になるリスクは、加齢とともに大きくなりますので、
いかに健康寿命を伸ばすかが、セカンドライフを楽しむポイントになります。

                  

☆健康寿命って何?

健康寿命は、健康上の問題で日常生活が制限されずに、行動できる期間をいいます。
 
健康寿命は、男性72.14歳、女性74.79歳、
平均寿命と健康寿命との差は、男性8.84 年、女性12.35 年となっています
(厚生労働省平成30年「健康日本21推進専門員会」資料)。

 
この期間は、日常生活に制限のある不健康な期間を意味します。
 
不健康な期間は、必ずしも介護期間を意味するわけではありませんが、
今後、平均寿命の延伸に伴い、健康寿命との差が拡大すれば、
セカンドライフを楽しめなくなるだけではなく、医療費や介護費も多くかかり家計を圧迫します。

 
疾病予防と健康増進、介護予防などによって、
平均寿命と健康寿命の差を短縮することができれば、介護費や医療費の負担を軽減でき、
節約した分は、セカンドライフなどを楽しむための費用に充てることができます。

                   

☆要介護・要支援の原因

生命保険文化センター「介護保障ガイド」(2017年11月改訂)によると、
人口に占める要支援・要介護認定者数(要介護認定率)は、
65~69歳2.9%、70~74歳6.1%、75~79歳12.9%、
80~84歳28.1%、85~89歳50.4%、90歳以上76.9%となっています。

 
このように加齢とともに、要介護認定率は高まります。

この原因を確認しておきましょう。

厚生労働省「平成28年国民生活基礎調査」によると、介護が必要となった主な原因は、
認知症18.0%、脳血管疾患(脳卒中)16.6%、高齢による衰弱13.3%、骨折・転倒12.1%、
関節疾患10.2%、心疾患(心臓病)4.6%となっています。

 
注目すべきは、認知症がトップになった点です。
認知症は2001年調査では6位、2004年調査では4位、2007年以降では2位(1位は脳血管疾患)でしたが、
2016年調査で、初めて1位になりました。

                    

☆健康寿命を延ばすには

このように要介護・要支援の原因は、
脳の機能の低下や運動機能の低下によるものですので、
これらの機能の維持を適切にできれば、健康寿命を延ばすことが可能です。

 
具体的には、毎日、適度に運動する習慣を身に付けることです。
長く続けられるように無理をしないことや、いつでも簡単にできることが大切です。

 
通勤の時にエスカレーターを使わず、階段を利用する、
一駅前で電車を降りて、会社まで歩くなどです。
室内ではスクワットなどをすると良いでしょう。

定年後は、自治体の高齢者向けの健康体操教室などを利用すると良いでしょう。

 

脳の機能低下に関しては、脳を活性化することが大切です。
例えば、料理をしたことのない男性であれば、定年後、料理教室に通い、家族に料理を作るのもいいでしょう。

 
料理は、脳のあらゆる部位を活性化するのに有益のようです。
そのほか、計算ドリルや音読も効果があるようです。

 
バランスの取れた栄養を摂るとともに、規則正しい食事生活を送ることも大切です。
 
また、室内での転倒・骨折を予防するために、居室に転倒の危険性がないか、チェックしましょう。
高齢になると、ちょっとした段差でもつまずき・転倒の原因になります。
電気コードにつまずくケースもあります。

 
このような毎日のちょっとした心がけで、健康寿命を延ばすことが可能になります。・・》
 

注)記事の原文をあえて改行を多くした。
                          

 私は東京の調布市に住む年金生活の73歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、
雑木の多い小庭の中で、古ぼけた一軒屋に住み、年金生活は早や14年目となっている。

私は
民間会社で35年近く奮戦し、2004年(平成16年)の秋、定年退職となり、
多々の理由で年金生活を始めたが、平素の買物ぐらいと思い立ち、私は自主的に買物の担当となったりした。

そして家内から依頼された品を求めて、私は独りで歩いて7分前後にある最寄のスーパー2店か、
或いは最寄駅まで15分前後歩いて、数多くスーパー、専門店で買い求めたりしている。

最寄駅までは、利便性ある路線バスは頻繁に走行しているが、季節のうつろう情景を眺めたり、
歩くことは何よりの健康の源(みなもと)と信愛している私は、原則として路線バスに頼らず、
ひたすら歩いて往還している買物メール老ボーイとなっている。

こうした中、確か私が65歳になった頃、
男性の多くは、70代となれば体力の衰えを実感して、75歳まではこれまでどおりの自立した生活ができるが、
80歳が見えてくる頃には、介護を必要とするようになり、
やがて80代後半では何らかの介護付き施設に入居する可能性が高くなる、と学んだりしてきた。

こうしたことを学んで以来、私は買物メール老ボーイの責務を終えた後、
帰宅後も私は独りで外出して、
自宅から3キロ以内の周辺にある遊歩道、小公園などを本格的に意識して、
歩き廻り、季節のうつろいを享受している。

こうした根底として、もとより健康でなければ、自身の日頃のささやかな願いも叶わないので、
いつの日にか認知症、或いは脳梗塞などの難病に遭遇したら、困窮するので、
ひたすら歩き、ときおり大股で歩いたり、或いは足早に歩くことが多くなっている。


私は何らかのスポーツクラブ、或いはフィットネスクラブなどで本格的に鍛えることは、
根がケチな為か、殆ど毎日歩く程度となっているのが実情である。

                 

睡眠に関しては、私は寝ている間は、現役サラリーマン時代だった時と違い、悩みは激少している為か、
たとえ震度3ぐらいの地震でも、 目覚めることなく熟睡している。

そして睡眠中、夢をみることは貧富に関係なく、その御方の日々の思い、念願など、
さまざまな思いが交差される現象かしら、と思う時もある。

そして富も名声も無縁な私としては、よく眠れる老ボーイかしら、と微笑んだりする時もある。

                     
もとより健康でなければ、自身の日頃のささやかな願いも叶わないので、
歩くことが何より健康体の源(みなもと)と思い、そして適度な熟睡する睡眠、或いは程ほどの食事が、
セカンドライフの私なりの健康体の三種の神器として思い、やがて信愛を重ねて過ごしている。


           

私たち夫婦は、幸運にも大病に遭遇せず、今日を迎えている。

しかしながら、ここ数年はサラリーマン時代の少し先輩、或いは後輩の68歳が、
いずれも大病で入退院を繰り返した後、この世を去ったりしてきた。

或いは、
ご近所の私と同世代の知人が、突然に脳梗塞で死去されて、
数か月の先は誰しも解らない、冷厳なこの世の実態に、
私は震撼させられたりしてきた・・。


やむなく、何かとブラス思考の私は、健康寿命が終わり介護・要となる時期、
そして人それぞれ永(なが)らえるのも、自助努力も肝要であるが、
こればかりは神様か仏(ほとけ)さまの采配による、と深く感じ深めたりしている。
 


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2 コメント

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Unknown (呑兵衛あな)
2018-07-02 19:03:34
自宅で死ぬ事を望んでも、自然死では死因を特定するなど手間が多いようです。
また、認知症では家族に世話を掛け過ぎます。
ということで私の望む死に方は、健康でウロウロしているある日、突然心臓が悪くなって救急車で運ばれた先の病院で手遅れ死です。
返信する
それぞれの死生観・・。 (夢逢人)
2018-07-02 23:51:58
呑兵衛あな様。

>自宅で死ぬ事を望んでも、自然死では死因を特定するなど手間が多いようです。
>また、認知症では家族に世話を掛け過ぎます。
>ということで私の望む死に方は、健康でウロウロしているある日、突然心臓が悪くなって救急車で運ばれた先の病院で手遅れ死です。


私は年金生活を始めて、3年過ぎた頃から、
いつの日にか認知症、脳梗塞など、そして寝たきりになる前に、
ポックリとこの世と別れを告げたい、と思ったりしてきました。
                       
過ぎし9年の晩秋ある日、私の自宅の近くの川沿いの遊歩道を歩いていた時、
この遊歩道は片側が帯状に小公園となり700メートル前後あり、
樹木、草花が四季それぞれに彩(いろど)っている場所で、私の散策の好きなひとつのコースです。
      
そして、いつものように木のベンチに私は座り、ペットポドルの煎茶を飲みながら、少し休息をした・・。

この時に、どうした思いか解らないが、いつの日にか命が果てる時は、
晩秋の午前のやわらかな陽射しの中、ポックリと死を迎えられたら本望である、と脳裏をかすめたりした次第です。

この遊歩道で、独りで歩き、好きな本を抱(かか)えて、突然に命が果てる、
といった状況を願ったりした・・。


私は確か5年前の頃に「ピンピンコロリ」は難しい、とネットの記事で学んだりしました・・。

がん医療の権威で終末期医療に詳しい大野竜三医師(愛知県がんセンター名誉総長)は、
『・・ピン・ピン・コロリ。それは中高年なら、誰もが願う生き方でしょう。
でも、そう簡単なことでは、ありません。

現実的に60歳以上の日本人がコロリと逝くとしたら、心筋梗塞か、脳出血か、脳血栓かと思いますが、
救急搬送されれば、救命措置が施されるでしょう・・』
と私は学び、苦笑したりした次第です。
          
そして『急性心筋梗塞』の場合は、《“バットで思い切り、胸を叩かれた感じ”、
“熱した鉄棒を、左胸のあたりに、突き刺されたみたいだった”と口にしていた。
・・手足をバタつかせて、もがきながら、救急車内で搬送中に、心肺停止するケースもありました」・・》

このようなことを学び、何かと小心者の私は、動顛しながら勘弁してほしい、と思ったりしてきました。

                                       
この後、いつの年か身体の変調を感じて、自宅で寝ていて数日し、悪化を増す中、
布団の中でオシッコを一度だけ漏らしたりして、死去後のことなどを家内に伝言する。
やがて救急車で病院に運ばれて、入院して数日後に死去する。

そしてこの間に家内からは
『あなたとの生活・・楽しかったわ・・』
と心の中で感じてくれれば充分である。

やがて私の葬儀の中、家内が私の兄妹、知人に、
『一週間前の頃は・・いつものように買い物に行ったり、散歩もしていたの・・』
と家内が言ったりしてくれれば、私はあの世で満足していると思われる。

このようなことを私は念願したりしている次第です。
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