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夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

『北京五輪』開会式を視聴し、13億人の熱気を感じて・・。

2008-08-09 09:44:01 | 時事【政治・経済】等
昨夜、夜の9時過ぎから、『北京五輪』の開会式の実況中継をNHKで視聴した。

私は年金生活の少しボケた4年生の身であるが、
コメントのような形で、感じたことを綴ってみることにした。

祭典の初めに紙、墨字による文字と絵、印刷、航海などの絵巻物のような美麗なシーンを観て、
かって中国の明の時代に思いを馳せたのである・・。


この頃の明王朝は、ヨーロッパの各国より遥かに凌駕していた。
紙はもとより、印刷に寄る大量の書物があり、数多くの図書館が存在していた。

明王朝の最盛期には、軍事力に寄る周辺各国の異民族の宗教、文化、習慣を束ね、
圧倒的な海軍に寄りアフリカの沖まで航路し、制覇した。
そして海上貿易で巨額な収益をもたらしていたのである。

この頃は、世界の諸国の中で、
圧倒的な軍事・外交・経済の超大国として、
明王朝は存在していたのである。


やがて清の時代になと、イギリスからアヘン戦争を仕掛けられ、
その後は世界の列国から侵略などによる剥奪され、
中国の長い歴史上からしても屈辱の長い期間となった。


今日の中国は、軍事・経済の超大国への道を国家の理念とし、
今回のスポーツの祭典のひとつ『五輪』としても、
大国の威信をかけて、実現させた。

世界各国の首脳陣を招き、
鳥の巣と称される9万人が収容される国家体育場で、
国家主席が高らかに開催宣言を発せられると、
会場に居る中国の民衆の熱気はもとより、13億人の民の熱気を私は感じられたのである。


果たして、五輪後はどのように中国は変貌するのかしら、
と思ったりしたのである。


尚、オリンピックの中で、各競技が行われるが、
それぞれに選ばれた各国の選手は、日頃の鍛錬された実力を発揮されれば、
どの選手が栄冠を手にされようと、私は興味はない。


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