夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

上総亀山滞在記-完 

2008-04-07 16:18:55 | 
家内と家内の母が、釣りをすると、昨夜に約束していたので、
私は付近を散策することとした。

昨日、遊覧船で廻った反対の方面を歩き出した。
この湖は幾つかの川が集約して出来ていたので、
数多くの橋が架かっている。
昨日とは別の遊覧船で、湖畔コースめぐりをするため、
目的とした遊覧船に行ったが、
休日のため、別の遊覧船乗り場を探した。

あちらこちらと探した結果、
F.コテージつばきもと、と書かれた看板があったので、
湖畔に向かって坂道を下った。
大きなケヤキの枝から、数多くの葉が空中に漂い、
パラパラと頭上に舞い降りてきた・・。

湖畔沿いにペンション風のコテージが見えてきた。

コテージの庭は広く、枯れた芝生の上に、
十数本の桜、ミズナラが朱色したふんだんの葉、
そしてイチョウ手の黄葉した葉が陽射しを受けていた。
湖畔の遠くの対岸の渓谷は深緑の常緑樹の中に、
黄色と朱色の落葉樹が複雑なパッチワークのように彩っていた・・。

テラスでビールを飲みながら、この庭園と湖上を見ていたら、

  このテラスにいると
     すべての人が
        詩人になる

と思えた。

ホテルの帰路、昨日の蕎麦屋に入り、遅い昼食とした。
そばつゆは昨日より幾分甘くは感じられたが、
都会の蕎麦屋より遥かに高密度が保たれていた。

ホテルの大浴場の窓越しに、
部屋から見えた桜の樹は、葉は全て散り落とし、
ここ数日の時が過ぎたことを教えてくれた。

明日は帰宅するが、三泊四日であったのか、
親子三人がのんびりとすごせた、と心身とも感じた・・。


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