夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

それぞれの映画の作品は、つたない私には人生の教科書のひとつである・・。

2011-06-02 10:18:53 | 映画・テレビ
私は東京郊外の調布市に住む年金生活の66歳の身であるが、
私は小学3年生の頃から、独りで映画館に行き、その後も熱愛し過ぎて、
東京オリンピックの開催された1964(昭和39)年に大学を中退し、
映画、文学青年の真似事までした時代があった。

1970(昭和45)年の春、ある大手の企業に中途入社するまで、
満天の星空を眺めるように、数多くの映画を映画館で鑑賞した。

この後は、サラリーマンとなっていたので、
多くの人と同様に多忙な35年を過ごした。

このサラリーマン時代は、余り映画館に通うことなく、
ビデオ・テープ、DVDをソフト販売店で購入したり、
テレビのWOWOW、NHKのBSで鑑賞したりしていた。


私にとっては、それぞれの映画の作品は、自己形成に多大な影響をもたらし、
歴史、文化、風俗、信念などあらゆる要素を多々学び、
何よりそれぞれの主人公から人の理念から情念まで教示され、
人生の教科書のような存在であった。

私は小説、随筆などの読書と共に、
映画は欠かすことの出来ない私なりの大切な鉱脈である。


過日の5月に本の整理を大幅にしていた時、
映画に関する書棚から、数多くある『週刊20世紀シネマ館』の片隅みに、
【1981~2000年の名画グラフィティ 20世紀のラストを飾った名画100選】の一冊に、
懐かしげに長らく見たりした。

そして、この中にレポート用紙の書き込んだメモ書きがあり、
私は微苦笑しながら見たりした。


【・・
この中で、鑑賞した作品で、

感銘した作品《☆☆☆》、

ある程度感心作品《☆☆》、

まあまあ程度《☆》、

時間を無駄にした《★》、

と思った作品を列記する。


1981年【昭和56年】
☆『レイジング・ブル』
☆『エレファント・マン』
☆『レイダース 失われたアーク(聖櫃)』
☆『普通の人々』

1982年【昭和57年】
☆☆『黄昏(たそがれ)』
☆『炎のランナー』
☆『E.T.』

1983年【昭和58年】
☆☆『ガンジー』
☆『ソフィーの選択』
☆『フラッシュダンス』
★『ガープの世界』

1984年【昭和59年】
☆☆☆『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』
☆『インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説球』

1985年【昭和60年】
☆☆『アマデウス』

1986年【昭和61年】
★『エイリアン2』

1987年【昭和62年】
☆☆☆『プラトーン』
☆☆☆『アンタッチャブル』
☆『トップガン』

1988年【昭和63年】
☆☆☆『ラストエンペラー』
☆☆『ウォール街』

1989年【平成元年】
☆☆『レインマン』
☆『インディ・ジョーンズ 最後の聖戦』
★『バットマン』

1990年【平成2年】
☆『7月4日に生まれて』

1991年【平成3年】
☆☆☆『羊たちの沈黙』
☆『ダンス・ウィズ・ウルブス』
★『ターミネーター2』

1992年【平成4年】
☆☆☆『JFK』
☆☆『氷の微笑』

1993年【平成5年】
☆☆☆『許されざる者』
☆『ラスト・オブ・モヒカン』

1994年【平成6年】
☆☆☆『ピアノ・レッスン』
☆『スピード』

1995年【平成7年】
☆☆『ブレイブハート』
☆『ダイ・ハード3』
☆『アポロ13』
★『フォレスト・ガンプ/一期一会』

1996年【平成8年】
残念ながら、該当するのは無。


1997年【平成9年】
☆☆☆『イングリッシュ・ペイシェント』
☆『シャイン』
☆『インデペンデンス・デイ』
★『秘密と嘘』

1998年【平成10年】
☆☆☆『L.A.コンフィデンシャル』
☆☆『プライベート・ライアン』
☆『タイタニック』

1999年【平成11年】
☆☆『エリザベス』
☆『ライフ・イズ・ビューティフル』
☆『恋におちたシェイクスピア』
★『マトリックス』
★『シックス・センス』

2000年【平成12年】
☆☆『スペース カウボーイ』
☆☆『グラディエーター』

この雑誌の100選から洩れていると思える作品も数多くある・・。

たとえば、『インドへの道』、『ダイ・ハード』、『ゴッドファーザー Ⅲ』、『マディソン郡の橋』、『シン・レツド・ライン』。

いずれにしても、上記に羅列した作品の中の一部は、魅了される。
・・】

このようなメモ書きを見ながら、
こうした採点方式を明確に表示すると、
その人なりの人生観、思想まで解かる、と確信するので、苦笑したりした・・。


昨今の私は、映画館まで足を運ぶ魅力作品がなく、ときおりDVDを購入したり、
保存してある古き良き時代の名画を居間で鑑賞することが多くなっている。

このことは上映される作品の質の問題なのか、
或いは私の感性が衰え、齢を重ねた少しボケたのか、私には判らないのが本心である。


追記・6月3日 AM0時20分
   『週刊20世紀シネマ館』、
    そして『1981~2000年の名画グラフィティ 20世紀のラストを飾った名画100選』
   出版は下記の通りである。

http://www.bookclub.kodansha.co.jp/cinema/
☆【講談社ホームページ】<==『週刊20世紀シネマ館』☆

この出版企画をたまたま知った当時、瞬時に魅了されて、長らく購読していた。
私は映画ファンのひとりとなった今、ときおり書庫から取りだし、
優れた映画雑誌のひとつとして愛読している。



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2 コメント

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はじめまして^^ (ととろん。)
2011-06-02 12:30:33
突然のメッセごめんなさい;

ヨリモの読者会員でしょうか?

一般会員で読めなくて困ってます><;

よかったら記事のソースいただけませんでしょうか?


https://yorimo.yomiuri.co.jp/csa/Yrm0401_P/1221733611661
ととろん様。 (夢逢人)
2011-06-03 00:57:40
初めまして・・。

私の投稿文に関しては、
原則として、発信元さえ明記して下されば、
コピーは自由に使用しても結構です。

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