先程、くらしとお金の経済メディアで名高いサイトの【LIMO(リーモ)】を見ている中、
【 祖父母の孫疲れ、お金・体力・気遣いをめぐる本音はコレ! 】と見出しを見てしまった。
私は東京の調布市に住む年金生活のまもなく74歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭であり、
雑木の多い小庭の中で、古ぼけた一軒屋に住み、年金生活は早や14年目となっている。
こうした中で、息子、娘もいなく、もとより孫もいないので、何かと世間に疎(うと)くなっている。
過ぎしサラリーマン時代のOB懇親会の延長戦の二次会に於いて、
仙台市の郊外に住む同期だった男性から、何かのなりゆきで孫について、私に話された。
『孫は確かに可愛いけれど、何かとお金がかかるょ・・』と私に話された。
息子家族が年末年始に来てくれるけど、せっかく来てくれるので、お嫁ちゃんの立場を配慮して、
外食代、交通費、お土産まで用意したりしている。
孫ふたりいるが、保育園より小学、中学、高校の入学期にお祝い金を出したり、
何かと出費が多くて・・このようなことを苦笑しながら、私に話された。
このようなことを私は学び、お孫さんは可愛いと感じながら、
何かと年金生活の中で、大変だなぁ・・と感じ深めたりしてきた。
しかしながらお孫さんに関する具体的な内容に関しては、もとより聞けないので、どのようなことなの・・と思いながら、
前回の『週刊朝日』に掲載された『見返りはなく…子や孫への援助で「老後破産」に?』に続いて、
改めて真摯に学ぼうと思い、精読してしまった。
この記事は、初めてpeekaboo(ピーカブー)さんの寄稿文であり、
【LIMO(リーモ)】に8月17日に配信され、無断であるが転載させて頂く。
《・・祖父母の孫疲れ、お金・体力・気遣いをめぐる本音はコレ!
孫は、かわいいはずなのに、会うとなぜか疲れてしまう。
そんな“孫疲れ”を感じている人が増えているそうです。
これまで多くの祖父母の間では「孫には責任がないから、ただかわいい」というのが通説のようでしたが、
一体何がじーじ・ばーばを疲れさせているのでしょうか。
それは、悪気なく振る舞っているパパとママの態度が原因かもしれません。
「長期休暇のたびに、マメに帰省してくれるのは嬉しいけど・・・
孫のおもちゃを買って食事を用意して。
1週間の滞在で、いくら使うと思ってるの? と言いたいところだけど、
息子と孫かわいさで、ついやってしまうんです」(55歳/女性)
いくつになっても、かわいい我が子と孫が帰ってくるとなれば、
豪華な食事を振る舞ったり、好きなものを買ってあげたりしたい、じーじ・ばーば心。
しかし本音のところでは、けっこう痛い出費だと感じている人も多いのだとか。
それが5月連休・お盆・お正月と続けば、家計が疲れてしまうこともあるでしょう。
滞在が長期になる場合は、食費としてお金を渡すなど、気づかいが必要な場面もあるかもしれませんね。
さらに最近「お盆玉」と銘打って、新種のポチ袋が発売されているようです。
これが世に浸透すれば、お年玉のように“お盆はお小遣いをもらうもの”というスタイルが
定着してしまうかもしれませんね。
これではますます孫疲れを加速させるかも!?
実家が近いと長期の帰省は、ないかもしれませんが、
日常でも、金銭面での孫疲れを感じることもあるようです。
「年金暮らしなので、私たちもあんまりお金持ってないですよ。
家のローンは完済しましたが、これからその分を、老後に迷惑かけないように貯めておくつもりだし。
それなのに、娘は我々が打ち出の小槌を持っているとでも思っているのか。
子どもの服も買ってもらって当たり前のような顔をしています」(65歳/男性)
パパとママも、自分たちの親が相手となると、
お金を出してもらうことに、何の遠慮もなくなることがあるようですね。
しかし、もう独立して家庭を持つ身。
出してもらって当たり前の態度は、ちょっと考えものかもしれません。
☆肉体面での孫疲れ
「育児の大変さは、わかっているので、なるべく助けてあげたい気持ちはあります。
孫はかわいいですしね。
でも、体力が追いつかないんですよ。
だから、あまり頻繁に連れて来られると、嬉しいやらキツイやら・・・」(53歳/女性)
「第2子誕生の前後に、上の子の相手を頼まれました。
それはいいのですが、公園遊びは、かなりしんどかったです。
そこはパパが休日に頑張るか、授乳の合間にママがやってくれれば助かったんですけどね。
体力的には、下の子を預かるほうがよかったかな」(60歳/女性)
子どもの面倒を見てくれる人が、ほかにいるときは、ママが少し息を抜くチャンスでもあります。
しかし日頃から、育児に奮闘しているママにとっては、慣れっこなことでも、
じーじ・ばーばにとっては、体力をかなり消耗する出来事もあるかも。
体力的には、パパ・ママの半分ぐらいが限界と仮定して、
どんなお世話をお願いするのか、考えてみるといいかもしれません。
☆精神面での孫疲れ
「いくら孫とはいえ、人の子どもを預かるのって、神経使いますよ。
怪我させたらいけないし、食べ物も与えていいのか、いちいち迷うし。
1日面倒を見ると、気疲れで翌日ぐったりです。
正直、冠婚葬祭など、どうしてもの理由でなければ、預かるのは避けたいのが本音」(50歳/男性)
「お嫁さんの前で、孫と接するときは、いろいろ気になります。
育児に対する考え方が違っても、私たちに面と向かって言いづらいでしょうから。
私の何気ないひと言が、イヤミと勘違いされたら困るので・・・
孫に話しかけるときも、お嫁さんの育児を否定しないように気をつけています」(58歳/女性)
実母に、見てもらうときにありがちな話ですが、
預かっているのにも関わらず、小言を言ってしまったことはありませんか?
「甘いもの食べさせすぎないで」など直接言うだけでなく、
子どもに「もしかして今日、ずっとテレビばかり見てたの?」と問うことも、
間接的にじーじ・ばーばを責めているように、聞こえるかもしれません。
お昼も何か食べさせてくれるだろうと期待して、用意もせずに預ける。
これも、じーじ・ばーばにとっては、「何を食べさせようか・・・」と悩みの種になることもあります。
また意外と義母も、我が子が生んだ子どもでないからこそ、遠慮をすることもあるようです。
☆親に甘えっぱなしの番は終わり
まさに“親しき仲にも礼儀あり”かもしれませんね。
結婚して、子どもができてひとつの家庭を築いている今、実の親であっても別の家庭。
いつまでも甘えるわけには、いかないこともあります。
じーじ・ばーばが、孫疲れをして、いざ本当に困ったときに助けてもらえない!
なんてことになりませんように。
日頃から甘えの度が過ぎていないか、考えることも必要なのかもしれません。・・》
注)記事の原文に、あえて改行を多くした。
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、たった2人だけの家庭であり、もとより孫もいないので、
実感がなく、少子高齢化の加速する今日、ときおり私も責任を感じる時もある。
こうした中、私の友人、知人などと懇親会で談笑する中、
『孫は可愛いが・・3時間ぐらいあずかると疲れてしまうょ・・』
と私は聞いたりしてきた。
或いは私は独りで公園などに散策して、休憩でベンチに座ったりしている時、
ある日、若きママがベビーカーで、一歳前後の男の児を乗せてきた・・。
まもなく男の児は、歩き出して、笑いながら私の方に手を振ったりした。
私は微笑みながら少し手を挙げて振ったりした。
そして私は、あどけない笑顔、しぐさに、100万ドルの笑顔だよねぇ、
と瞬時に心の中で呟(つぶや)いたりした。
まもなく若きママが私に近づいてくると、
『あどけなさ・・可愛いですねぇ・・』
と私は微笑みながら若きママに言ったりした。
やがて若きママが、男の児に、
『おじさんに・・バイバイしましょうねぇ』
と言ったりした後、男の児は私に手を振りながら、ベビーカーに向かって歩いた。
こうしたような私の体験は幾たびもあり、友人、知人から孫可愛いことを思い重ねたしてきた。
昨今、祖父母にとって、「孫疲れ」の話題が新聞、雑誌などで私は読んだり、
友人、知人からも私は聞いたりしてきたが、今回の記事により、
何かとお孫さんの育児には、大変だなぁ、と改めて感じ深めたりしている。
余談であるが、我が家は家内の母が遠方地に独り住まいをして、ここ3年は介護・要の身となっている。
長女の家内と次女の家内の妹は、逐次連絡しあって交互に、
家内の母宅に殆ど宿泊して、家内の母の食事、洗濯、掃除、或いは通院の付き添いなどしている。
こうした中、家内は6泊7日前後で、家内の母宅に行っている時は、
私は我が家で独りぼっちの『おひとりさま』の生活を過ごしている。
このように私たち夫婦は、年金生活の中、何かと家内の母の状態に左右されることもあり、
我が家は、孫疲れの体験はないが、家内は老々介護で疲労困憊になる時もある。