夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

新婚旅行・・♪

2005-10-30 08:16:00 | 定年後の思い
私達夫婦は、昭和51年の春に結婚した。

この頃の新婚旅行は、友人達はハワイ旅行が多くなり始めていた。

私は海外に行くより、京都と長崎をゆっくりと観るのを希望した。
京都は日本文化、長崎は江戸時代の西洋文明の発祥地という理由だった。

会社における私の担当する業務の関係で、休暇は一週間が限界である上、
国鉄が一部ストが予定されていた。

結局は、長崎の遠方を避けて、倉敷、六甲山、京都となった。

結婚式の当日は、午後より結婚式、そして夕刻より披露宴であったが、
台風のように日中の天候は乱れていた。

披露宴に来客して下さる方々に恐縮していたが、
私の育ち、そして今後の人生を暗示しているかのようだった。

披露宴が終了し、ニューオータニに宿泊した。
翌朝、朝食をしながら窓辺からの景観は、快晴の上、都心の良き縮図を現していた。

東京駅で家内の友人達に見送られ、
岡山駅に向かい、そして倉敷に着いた。

翌日の三時頃まで、倉敷を散策した。
ハイヤーに度々乗り、程度の高い宿泊先、新幹線はグリーンといったように
身分不相応したので、散歩が良かった。

この後、新神戸に行き、駅前より観光ハイヤーに乗り、付近を周遊した後、
六甲山のホテルに泊まったが、ホテルが改装中で神戸の夜景は観ることが出来ず、
部屋でワインを呑んだりしていた。

翌朝、京都の鴨川の畔(ほとり)にあるホテルで泊まった。
夕食は地下の割烹で、京料理を食べながら、日本酒を呑む。

翌日は西方寺を観た後、鴨川を散策した後に帰京した。

私達の新居のある市役所に翌日行き、
こうして短い休暇は終わった。

翌年の春、ニューオータニに宿泊し、
家内はドレスを身に付け、
ワインを呑みながらデイナーとした。

このホテルの庭園、そして景観が私共を魅了したからである。



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