夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

『競馬で大儲けして、どうして160億円所得隠しなの・・!?』

2009-10-09 13:41:13 | 時事【社会】
私は東京郊外の調布市に住む年金生活5年生の65歳の身であるが、
先程、たまたま読売新聞の基幹ネットの【YOMIURI ONLINE】を見ていたが、
少しばかり驚き、そしてため息をしたのである。

《 データ分析会社、競馬で大儲け→160億円所得隠し 》

と見出しされた記事であり、無断であるが転載させて頂く。

《・・
データ分析会社「UPRO(ユープロ)」(東京都渋谷区)が、
競馬で得た配当金などを申告せず、
東京国税局から2007年までの3年間で約160億円の所得隠しを指摘されたことがわかった。

同局は昨年、同社を法人税法違反(脱税)の疑いで強制調査したが、
英国人社長が海外に出国したため、刑事告発を見送り、
任意調査による課税処分に踏み切ったとみられる。

重加算税を含めた追徴税額は60億円を超えるとみられるが、同社は異議を申し立てているという。

関係者によると、同社は市場分析などの業務を行っているが、
これとは別に、独自のコンピュータープログラムで競馬の結果を予想して馬券を購入し、
多額の配当金を得たという。

社長は強制調査でパスポートを押収されたが、紛失を理由に再発行を受け、出国していた。
同局は、保全差し押さえの手続きを取って二十数億円を差し押さえたが、
残りの資産は既に海外に移転しており、全額を徴収するのは困難な状況とみられる。

(2009年10月9日11時50分 読売新聞)
・・》
注)記事の原文をあえて改行を多くした。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20091009-OYT1T00435.htm?from=main6


私は若き頃、少しばかり競馬の馬券を購入したことがあり、ときたま競馬の配当で現金を受けたことがあったので、
『競馬で大儲けして、どうして160億円所得隠しなの・・!?』
と最初は不可解であった。

その後、記事を精読した時、
会社の市場分析などの業務以外で、会社の資金を使い、投資を重ねて利益を得たことが解かり、
所得の対象と理解したのである。

それにしても、独自のコンピュータープログラムで競馬の結果を予想した上で、
これだけの大金を獲得できる優秀な人材いるということである。

これらに携わった方たちが、業務時間以外のプライベートの時間で、
ご自分のポケット・マネーで投資すれば、所得の対象外になる、
と私は余計なことを考え、微苦笑したりしたのである。

そして数多くの投資会社のスタッフ、或いは国債などの資金運用で苦労されている方たち、
少しは彼らの稀な鋭利な才能を見習ったら、と少しボケた私は思ったりしている。



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