夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

“いざ”というとき、「介護流民」にならないために、遅ればせながら基本を学び・・。

2015-08-28 11:45:22 | ささやかな古稀からの思い
私は民間の中小業のある会社に35年近く奮闘して定年退職をしたのは、
2004年(平成16年)の秋であった。

そして何かと卑屈と劣等感にさいなまれながら、つたない言動も多く、
ときおり敗残者のように感じることも多く、悪戦苦闘の多かった歩みだったので、
せめて残された人生は、多少なりとも自在に過ごしたと思い、年金生活を始めた・・。

過ぎし私は高齢者入門の65歳を過ぎてから、
心身ともに自立し健康的に生活できる期間の健康寿命は、
男性の平均としては71歳であり、平均寿命は男性の場合は80歳と知った時、
恥ずかしながらうろたえたりした・・。

そして70代となれば、多くの人は体力の衰えを実感して、
75歳まではこれまでどおりの自立した生活ができるが、
80歳が見えてくる頃には介護を必要とするようになり、やがて80代後半では
何らかの介護付き施設に入居する可能性が高くなる、と専門家の人から数多く発言されている。

私たち夫婦はお互いに厚生年金、そしてわずかながらの企業年金を頂だいた上、
程ほどの貯金を取り崩して、ささやかな年金生活を過ごしている。

こうした中、私たち夫婦は幸運にも大病に遭遇せず、今日に至っている。

しかしながら命ながらえば、やがていつの日にか、介護を受ける身となる。
          

昨夜のひととき、週に2回ぐらい愛読しているネットのサイトを見たりしていた。

ビジネス総合情報誌として名高い『プレジデント』の基幹サイトで、
私は年金生活の中で、健康、医療、介護など多々学んできました・・。

そして今回は、注視したのは、
【“いざ”というとき、「介護流民」にならないためには】であり、
介護には漠然とした思いしかない私は、 遅ればせながら学ぼうと思い、クリックして読んだりした。

この記事の原文は、『PRESIDENT 』の2014年10月13日号に掲載された記事のひとつで、
『PRESIDENT 』の基幹サイトに2015年8月9日に配信され、
ジャーナリスト・高齢者問題研究家 おちとよこ さんの助言を受けて、
田端 広英さんが寄稿文であり、無断てあるが転載させて頂く。
          

《・・亡くなる人は増えるが後継ぎは減る。
社会の急速な変化にあわせて、介護、葬式、墓の常識は今、ここまで激変した!

【QUESTION】
「いざ介護」となったとき、施設に入れるか心配です。

脳卒中や転倒骨折など、介護は入院から始まることが多い。
だが、入院期間はどんどん短縮されており、平均すると20日前後。

リハビリのために介護老人保健施設(老健)に入所しても、入居期間は原則3カ月で見直される。
いずれにしても、すぐに在宅介護に直面することになる。

「家族で介護できる状況であればいいですが、仕事や家庭の状況で厳しいケースも多い。
特に高い要介護度や要医療管理、24時間見守りが必要な認知症の場合には、
すぐにでも入所できる施設を探さなければなりません」(おちさん)
          

ところが、公的介護施設の中核である特別養護老人ホームは、待機者約52万人という状態。
来年(2015年度)には入所条件が原則『要介護3』以上に引き上げられ、ますます狭き門となる。

「国は施設入所から在宅介護への移行を図っており、要介護者が『安住の地』を見つけるのは難しくなる一方。
要介護者に最適な施設を見つける間、在宅介護でしのぐ場面が必ず出てきます」(おちさん)

もちろん、民間の介護付き有料老人ホームという選択肢もあるが、
付帯する介護保険サービス以外は全額自己負担のため、費用負担は重くなる。
施設により料金やサービス内容に幅があり見極めが難しく、施設と合わずに入退所を繰り返すケースもある。


「残念ながら今、介護は少ないサービスの取り合いになっています。
介護費負担を心配する人も多いのですが、
大事なのはお金よりも介護サービスを上手に活用するための情報です」(おちさん)

例えば介護保険制度では、訪問介護やデイサービスなどのよく知られたサービス以外に、
要介護度ごとに決められた自己負担の月額上限を超えた分が戻ってくる
「高額介護サービス費の支給」などの負担軽減措置も用意されている。

「2015年度には、一定以上の年収がある人の自己負担率が1割から2割に引き上げられるので、
こうした制度を知らなければ損をすることになります」(おちさん)

介護の情報戦を制するためには、
「地域包括支援センターを利用して情報を集めておくことが大切です」と、おちさん。

「包括」は介護保険の手続きや介護サービスの手配などを行う介護保険の窓口だが、
高齢者の生活全般を支援するサービスを展開している。

「一番ハッピーなのは、少しでも長く元気でいること。
『包括』では認知症や転倒防止の予防講座なども実施しているので、
元気なうちから参加しておくといいでしょう。

日頃から相談に行っておけば、『いざ介護』というときにもより素早く的確なアドバイスを受けられます。
ますますサービスの取り合いが進む中で『介護流民』にならないためにも、
半歩先の準備を心がけてください」(おちさん)

【ANSWER】
「包括」との早めのコンタクトが鍵です。・・》
注)記事の原文にあえて改行を多くした。
          

私はゴールデン・イヤーズと称される60代を昨年の9月に卒業して、
私としてのこれまでの10年は、我が人生として最も安楽な期間を享受できたりしてきた。

そして70代入門の初心者して、心身共に自立し健康的に生活できる健康寿命を意識して、
確かな『生きがい』と『健康』、そして『気力』を持続できるように、ときおり願いながら歩いたりしている。
       
こうした中で、私は母の遺伝を素直に受けたらしく男の癖に、おしゃべりが好きで、
何かと家内と談笑したり、ご近所の奥様、ご主人など明るく微笑みながら談笑したりしている。

或いは、好奇心をなくしたらこの世は終わりだ、と信条している私は、
体力の衰えを感じている私でも、その時に応じて溌剌とふるまったりしている。

こうした中で、何よりも怖いのは認知症であり、『要支援』やがて『要介護』になることである。

もとより健康でなければ、自身の日頃のささやかな願いも叶わないので、
独りで自宅から数キロ以内の遊歩道、小公園などをひたすら歩き廻ったりして、
季節の移ろいを享受している。
          

今回の記事を読み終わった後、やがて私が80歳を迎えた時、益々体力は衰えた身であるが、
我が家から最寄駅まで一キロばかりの道を、路線バスに利用することなく、
何とか歩いて往復したい、と念願している。

その後は、『要支援1』とされている身の回りの世話の一部に手助けが必要で、
立ち上がり時などに、なんらかの支えを必要であるが、
排泄や食事は、ほとんど自分でできる状態で、この世にお別れをしたい、
と秘かに思ったりしている。
          

しかしながら自助努力も必要であるが、こればかりは天上の神々の采配に寄るので、
『介護流民』にならないためにも、まず第一歩として、
私の住む地域の『地域包括支援センター』の所在地などを調べようと思ったりしている。


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紹介 (コトタマ)
2015-08-29 19:06:37
日本語の起源・言霊百神
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