夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

粉雪舞う天人峡温泉《4》【2013.12.5.~12.8.】第三章 『天人閣』の館内は我は遊楽の時なり

2013-12-10 07:47:52 | 
          第三章 『天人閣』我は遊楽の時なり

私たち夫婦は、天人峡温泉の中のひとつの『天人閣』に初めて3泊4日間を滞在した。
家内は旅立つ前にネットで『天人閣』検索し、コメントされた方の内容まで調べる習性があり、
部屋が寒い、と悪評価を気にしていた。

しかしながら私たちが指定された部屋は、旅費の直接振り込み金額は格安だったが、
想定していた部屋からは、見晴らしも良く、暖房装置も瞬時に効力があり、
私たちは快適に過ごせたりした。
          
その上、洋風の部屋であったならば、もとよりツイン形式のベットを想定していたが、
3つベットが常設されて折、これだったら好きな所で、寝たり、読書もできる、
と私は微笑んだりした。
          
そして滞在中、窓際にある椅子に座り、本を読んだり、ときには窓越しから観える景観を眺め、
或いは売店で買い求めた地酒の『国士無双』を呑んだりして、家内と談笑したりした。

この地酒の『国士無双』は、以前に北海道を旅をしていた時、『男山』と共に愛飲してきたが、
今回の最初の夕食時に於いて、北海道地酒利き酒セットと称された3種類が、
『大雪の蔵』を含めて可愛らしいガラスのぐい呑みで《呑み比べ》できる企画が実行されていた。

私は65歳まで呑兵衛の児であったので、三杯呑み終えても一合ぐらいで、
微笑みながら呑んだりした。
そして私は何かと自身にも家内、知人にも甘いが、せめて酒は辛口好みであったので、
『国士無双』に瞬時に波長が合い、この滞在している中、煎茶と共に友とした。

そして好きな時に源泉掛け流しの大浴場で湯に心も身もあずけたり、
或いは露天風呂からは小雪が舞う情景を眺めたり、
もとより旅先は非日常の世界でありながらも、至福の時が倍加されて過ごしたりした。
            

館内のロビーも適度な広さで、窓際は川沿いの景観も良く、
私はロビーに設置してある北海道新聞を幾たびか読んだりした。
          
そして片隅には、大雪山の伏流水が飲める常時設置があり、
私は風呂上りの時、愛飲させて頂いたりした。
          
そしてエレベータの近くに可愛い若き女性像があり、
私は微笑みながら、幾たびか見惚(みと)れたりしていた。
          

或いはエレベータに乗ると、壁際に敬愛する大町桂月さんの遺文に、
確かにそうですよねぇ、と教示させられたりした。
          

                                  《つづく》
☆下記のマーク(バナー)、ポチッと押して下されば、幸いです♪
strong>
にほんブログ村 シニア日記ブログ 60歳代へにほんブログ村
人気ブログランキングへ


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 粉雪舞う天人峡温泉《3》【2... | トップ | 粉雪舞う天人峡温泉《5》【2... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

」カテゴリの最新記事