夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
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認知症予防は、“ほろ酔いでハグ”が効果的?、遅ればせながら高齢者の私は学び、やがて微苦笑を重ねて・・。

2019-06-25 16:38:34 | ささやかな古稀からの思い

先程、ときおり愛読している公式サイトの【 AERA dot. 】を見ている中、
『 認知症予防は “ほろ酔いでハグ”が効果的? 帯津良一の考え方 』
と題された見出しを見たりした。

私は東京の調布市の片隅みに住んでいる年金生活の74歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、たった2人だけ家庭であり、
雑木の多い小庭の中で、古びた一軒家に住んで、ささやかな生活を享受している。

こうした中で、過ぎし8年前の頃、西洋医学だけでなく、さまざまな療法でがんに立ち向かい、
人間をまるごととらえるホリスティック医学を提唱されている帯津良一(おびつ・りょういち)さんの随筆を読み、
圧倒的に魅了されて、帯津良一さんの愛読者のひとりとなっている。

今回、帯津良一さんが『週刊朝日』に於いて、『 死ぬまでボケない「健脳」養生法 』と題して連載寄稿されて、
今回のテーマは「酒とハグ」で、『週刊朝日』に2018年7月13日号に掲載され、
関連の公式サイトの【 AERA dot. 】に7月9日に配信されていた。

少し古い一年前の記事であるが、認知症予防は高齢者の何よりの朗報のひとつであり、
時空の超える課題でもあり、無断ながら転載させて頂く。

《・・認知症予防は “ほろ酔いでハグ”が効果的? 帯津良一の考え方
                            
              

【ポイント】
(1)適量の飲酒は認知症発症を軽減する
(2)注目されるポリフェノールの効果
(3)酒席でのコミュニケーションとときめき


休肝日はいらない、酒は毎日飲んで、肝臓を鍛えようと唱えている私にとって、
酒と認知症との関係は気になるところです。


調べてみると、うれしい結果になりました。
適量の飲酒は、飲まない人に較べて、認知症発症を軽減するという報告が少なくないのです。

そのメカニズムは、以下のようなものです。

ひとつは、アルコールには、血小板凝集抑制作用や善玉コレステロール増加作用があり、
血管性の認知症発症を抑える方向に働くというのです。

もうひとつは、脳内の神経伝達にたずさわるアセチルコリンの産出を、アルコールは増加させるというのです。


さらに注目されているのが、赤ワインなどに含まれているポリフェノールです。
自然界に存在するものは、緑色植物が光合成で作り出す糖の一部が変化して生まれます。

ポリフェノールには、様々な種類があります。
赤ワインはアントシアニン、大豆はイソフラボン、緑茶はカテキン、カレー粉はクルクミン、
ゴマはセサミノールといったポリフェノールが含まれています。


ポリフェノールには強い抗酸化力があり、活性酸素による酸化を抑制します。
その作用により、脳細胞の劣化を防ぐのです。

さらに肝機能の向上、疲労回復、抗がん作用、動脈硬化の予防、抗菌作用と
その働きは多岐にわたっています。


このポリフェノールは、赤ワインに豊富に含まれていることがよく知られていますが、
実はビールやウイスキーにも含まれているのだそうです。

ビールの原料であるホップやウイスキーを熟成させるオーク樽に、
ポリフェノールはしっかりあるとのことです。
さらに芋焼酎をはじめ様々な焼酎にも、ポリフェノールは含まれているというのです。


私は赤ワインはあまり飲まずに、ビールで始まって、次は焼酎かウイスキーです。
ですからポリフェノール効果はないのかと思っていましたが、
ビール、焼酎、ウイスキーでもいいなら、うれしい限りです。

              

私にとって、アルコール自体の効果を補ってあまりあるのが、酒席でのコミュニケーションと、ときめきです。
憎からず思っている女性とたわいのない話をしながら、酒を酌み交わし、最後にハグをして別れる。
これで十分です。


ただし、ハグをするときには、自分からでなく、相手が来るのを一瞬、待たなければいけません。
それでないと、セクハラになってしまいます。
その結果、ただ抱き合うだけでもよいが、頬と頬が触れれば、これはまた格別です。


生理学者の有田秀穂先生によると、ハグによってセロトニンの分泌が高まり、
それにつれて、ドーパミンとノルアドレナリンも分泌されるのだといいます。


セロトニンには、相手を思いやる働きがあり、ドーパミンは意欲をかき立てて、
ノルアドレナリンは、ストレスに対する抵抗力を高めるのだそうです。

こんな働きがあれば、ボケてなんていられません。
まさに、ボケ防止の三羽烏といえます。


ほろ酔い加減で、セクハラにならないハグ。おすすめします。・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。 

                

私は記事を読み終わった後、多々教示されて、微笑んだりした・・。

私は亡き母の遺伝を純粋に受け継いだ為か、恥ずかしながら男の癖におしゃべりが好きで、
年金生活の2004年の秋の当初からでも、何かと家内と談笑したり、
ご近所の奥様、ご主人などと明るく微笑みながら談笑したりしている。

そして私は、遊歩道、公園などを散策していると、
見知らぬ男性、 女性グループの御方たちと、 話しかけられたり、或いは話しかけたりして、談笑し、
殆ど毎日過ごしている。

或いは、知人とか友人と時折お逢いする時は、しばらくねぇ・・、と私は笑いながら逢ったりして、
日中はコーヒー、夕暮れからはビールか水割りのウィスキーを飲みながら、談笑をしたりしている。

ときおり国内旅行は、私たち夫婦の共通趣味のひとつで、幾たびか遊学を重ねてきたが、
旅先でも、私は食事処、ロビーなどて隣席した見知らぬ方でも、話しかけて談笑したりしている。

こうした中で、好奇心をなくしたらこの世は終わりだ、と信条している私は、
体力の衰えを感じている私でも、その時に応じて溌剌とふるまったりして過ごしている。

そして健康でなければ、自身の日頃のささやかな願いも叶わないので、
いつの日にか認知症、或いは脳梗塞などの難病に遭遇したら、困窮するので、
自宅から3キロ以内の遊歩道、小公園などをひたすら歩き廻ったりして、 季節の移ろいを享受している。

               

しかしながら今回の《・・女性とたわいのない話をしながら、酒を酌み交わし、最後にハグをして別れる・・》
私は御近所の知人の集いで、居酒屋などで懇親会をして、談笑を重ねているが、
無念ながらハグの体験は、定年退職後はないよなぁ・・と私は微苦笑を重ねてしまった・・。

そして私は、ホリスティック医学を実践されている帯津良一さんだからこそ、
何よりも人生の達人ですから、叶(かな)うことですよねぇ・・
と名声も権威も裕福でない私は、負け惜しみを心の中で呟(つぶや)いたりしている。


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