夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

ある高齢者の沖縄旅行・・♪  《初出2007.10.20.》

2008-05-31 16:03:30 | 旅のあれこれ
私達夫婦は、共通の趣味は国内旅行であり、
日本の各地に四季折々訪れている。

家内の両親とは、私がサラリーマンの現役時代の40代の頃から、
ときおり4人で2泊3日前後の温泉地に連泊した旅行に行ったりしていた。


家内の父が3年前に死去され、家内の母は独り住まいとなったので、
家内の母は旅行好きな友達と2泊3日前後で観光ホテルに連泊して、
周辺の観光地めぐりを月に数度巡っている。

そして私達夫婦は、家内の母を誘い、
年に2回程度で、温泉滞在の5泊6日前後の旅行をしている。

家内の母は、私より14歳上であるので、
ここ5年は観光地の徒歩などは10分以内とし、
休息をしてから、再び歩きだす、という日程としている。

昨年の5月頃に、家内の母は、
『北海道に行って・・観たいわ・・
飛行機も乗ったことがないから・・乗ってみたい・・』
と家内に云った。

家内の母の要望は、旭山動物園と知床観光めぐり、
と聴いたので、私達夫婦は北海道には何度も四季折々訪れていたが、
高齢者の家内の母の身を案じて、苦心惨憺の企画した。

私は自動車の免許証は、定年退職後、返納した身であり、
レンタカーの利用は不可能なので、
私達夫婦が何回か利用したJAL STAGE(ジャル・ステージ)を活用することにした。

結果として、昨年の10月中旬に7泊8日で、
旭川のシティホテル、層雲峡・観光ホテル、知床の観光ホテルに連泊、
阿寒湖・観光ホテルに3連泊とし、
ホテルからホテル間はJALのシャトルバスで観光地めぐりをして周遊した。
詳細については、このサイトに帰宅後、
私なりの思いを綴っているので、省略する。


今年の5月頃に家内の母は、
『沖縄に行って・・観たいわ・・
そして、ひめゆり塔などを見て観たいわ・・』
と家内に云ったので、
私達夫婦は思案をはじめた・・。

               
私達夫婦は、沖縄に10数年前に4泊5日で観光した。

私の勤続25年の時、会社より特別休暇を頂いた折、
JAL STAGEで石垣島に連泊し、離島の西表島のオプションでハイキングしたり、
周辺の小島めぐりをしたりした。
そして、沖縄本島でリゾートホテル、シティホテルと宿泊し、
シャトルバスを利用して、南部、中北部を周遊した。


家内の母を連れて、漠然と沖縄と云われても果たして・・、
と家内と色々と企画を思案し、
離島は避けて、本島でゆっくりと周遊しょう、とした。
JALのシャトルバスの観光周遊も良いが、ある程度の時間の制約があるので、
家内の母だと無理があると思い直し、
家内が大胆な案を私に提示した。

那覇のシティホテルで連泊しながら南部観光をした後、
中北部のリゾートホテルで6泊し、中北部の観光を周遊する、
という案であった。

『これだったら、お義母(かあ)さんもゆっくりと廻れるよ・・
沖縄の風光明媚なところで・・のんびりと・・』
と私は賛意した。

その後、家内とインターネットで調べたりして、ある程度の日程を決めた。

今回はJAL系の旅行会社は上記の理由で取りやめ、
ある旅行会社に予約した。

結果としては、10月の下旬から11月上旬の8泊9日となった。


家内の母と温泉滞在旅行を含めて3人で旅行をする際は、
私は出来る限り、家内達と日中は別行動をしている。

婦女子の周遊する所と私は殆ど別要望であり、
家内達もそれぞれの思いで、母と娘の2人で好きなところを廻れば良い、
と思っているからである。

今回、家内達が『ひめゆりの塔』を観ている時は、
過日、学んだ『ずゐせんの塔』に供花し、余りにも長い歳月無知で申し訳ない、
と詫びながら、ご冥福を祈る予定である。

そして、リゾートホテルの滞在の折は、
ホテルのプライベート遊歩道の3キロ前後を散策したり、
琉球の風土と文化に触れながら、明媚な陽射しを受けられば、
これ以上の望みはないのである。


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