夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

されど、名匠ヴィスコンティ・・♪

2006-11-22 18:07:00 | 定年後の思い
NHKのBS【衛星映画劇場】に於いて、
世界有数のイタリアのルキノ・ヴィスコンティの諸作品が放映されている。

【名匠ヴィスコンティ生誕100年】と題して、

20日・ドキュメンタリー『ルキノ・ヴィスコンティ』
21日・『夏の嵐』(1954年)
22日・『白夜』(1957年)
23日・『ルートヴィヒ』(1972年)
27日・『若者のすべて』(1960年)
28日・『ベニスに死す』(1971年)
29日・『郵便配達は二度ベルを鳴らす』(1942年)
30日・『熊座の淡き星影』(1945年)

放映される。

私は映画も好きであるが、この監督に関しては、残念ながら一部の作品しか観ていない。

『若者のすべて』
『山猫』(1963年)
『地獄に堕ちた勇者ども』(1969年)
『ベニスに死す』
『家族の肖像』(1975年)
『イノセント』(1976年)

以上の6作品しか観ていないけれど、一言で表現すると、圧倒的な存在感と感心していた。
この中の作品としては、『山猫』が私の好みであるが、
今回BSで放映された作品を観ようと思っている。

過日、テレビで『デイ・アフター・トゥモロー』(2004年)が放映されていたので観たが、
お子様ランチのような程度の低い映画であった。
私にとって、時間を無駄にしたと思っている。

本物の映画とは、私にとって苦手な映画の内容であるが『ベニスに死す』程度の作品と思っているので、
特にお若い人達に観て頂きたい、と余計な事を考えている。




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晩秋の昼下り・・♪

2006-11-22 15:02:00 | 定年後の思い
家内と11時過ぎに自宅を出て、駅前まで川沿いの遊歩道を歩く。

家内は歯科医院で治療を受けるので、
駅前で一旦別れた後、私は文房具屋さんにノートを買い求めに行ったが、
お弁当屋さんに代っていた。

付近は女学校があるのだが、100円ショツプ店、コンビニの文房具で代行されるのは、
少し侘しい心持つとなったりした。

その後、『ドトール』でコーヒーを飲みながら、
持参した野呂希一、荒井和生・共著の『言葉の風景』を読み耽(ふけ)ったりした。

季節のうつろいを改めて、心に教示させてくれる良書である。

帰路は往路の反対側の遊歩道を歩くと、
路上は落ち葉が散っていた。
朱色、黄色に染められた葉をわずかに残した小公園の樹木を通して、
木漏れ陽が路上で揺(ゆ)らめいていた・・。

このような情景を見つめていると、ひとしお心に沁みて、
名残りの晩秋の光景かしら、と思いながらも、
確かに今年の晩秋は受容できた。

家内と他愛なく共に語り合い、こうした昼下りのひとときが過ぎていく。

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