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夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

されど、エビス・ビール・・♪    《初出2007.6.16.》

2008-05-14 13:08:32 | 食べ物、お酒
明日から2泊3日の小旅行に行くので、
我が家では冷蔵庫にある食料、嗜好品の在庫調整をしている。

朝食後、家内が、
『美味しい食パン・・頂きたいわ・・』
と私に言った。

私は買物する予定が無かったが、
『10時過ぎたら・・スーパーに行ってくるよ・・』
と明るく言ったりした。

結果として、出かける前に家内からスーパーのチラシを渡され、
真夏のような炎天下の中、帽子を被(かぶ)り、サングラスをかけて出かけた・・。

スーパーで家内がチラシに付けた赤丸の印(しるし)を買い終えた後、
ビールの売り場を何気なしに見た。


明るいチョコレート色の手提げ袋を見て、
ひと目で『エビス・ビール』と思ったりした。
エビス・ビールが積み上げた下に、
手提げ袋が5ぐらいぶら下がっていたのである・・。

私は若い男性の店員さんに、
『エビス・ビール・・買ったら、この手提げ袋を頂けるのですか・・』
と訊(たず)ねた。

このお方は解からないらしい、
『店長・・』
と前方にいた人を呼んでいた。

店長らしい中年の男性が私は前に来て、
『お客さま・・何か・・』
と私に黙礼をしながら言った。

私は先程と同様なことを言った。

『お買い上げ頂いた方には、この手提げ袋・・
差し上げることになりまして・・』
と店長は言った。

結果として、エビス・ビール500mlX6缶入りのワンパックを買い求め、
少しお洒落に手提げ袋を頂いた。

『思いがけずに・・お洒落な・・
この手提げ袋を頂けて・・嬉しい限りです・・』
と私は店長に言った。

店長は少し照れながら、
『お客様に喜んで頂き・・ありがとうございました』
と笑顔を浮かべながら私に言った。

帰路、左手に家内から指定された買物を提(さ)げて、
右手に明るいチョコレート色の手提げ袋を提げていた。

私は日常はエビス・ビールも呑むが、キリンのラガー・ビール、
アサヒのスーパー・ドライも呑んだりしている。

ただ、お洒落な手提げ袋に関しては、
若い女性がブランド物の手提げ袋にあこがれ、所有している感覚と同一かしら、
と定年退職後の3年生の身である私は、苦笑している。

尚、旅行先でビールを呑む時は、
北海道の場合は、サッポロのクラシック・ビール、
沖縄の時は、オリオン・ビールと決めて折、
こればかりは浮気が出来ないでいる。

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私なりの冷茶・・♪    《初出2007.6.12.》

2008-05-14 12:19:56 | 食べ物、お酒
5月の終わる頃から秋のお彼岸の頃まで、
私は自宅で飲むのは、大半が冷茶である。

20年前頃は、煎茶を淹れた急須を冷蔵庫に入れた冷やしたりしていたが、
5年前頃からは。ポリ容器の1.5リットル前後に淹れている。
ポリの良質であれば、匂いがないので、
家内が探してくれた容器であるが、私なりに愛用している。

水道水を入れた後、煎茶をふんだんに入れ、冷蔵庫に冷やして置くだけてある。
2時間程したら、お好みの茶碗に淹れて頂く。

朝、目覚めた時、日中、そして夜のひととき頂いたりしているが、
こうした冷やした煎茶は、私の心身の波長の友となる。

外出、旅行先の場合は、ペットボトルの伊藤園の濃茶を買い求め、
不幸にしてなかったりすると、哀しくなる。
止む得ず、他の濃茶を選定するが、
何かしら濃茶に限り、伊藤園が波長に合うのである。

このように私なりの冷茶の季節は過ぎていく。

尚、秋のお彼岸が過ぎれば、
かぐわしい煎茶を急須にある程度熱い湯を淹れ、
香り、深みのある味わい、楽しんでいる。


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されど、エシャロット・・♪    《初出2007.6.8.》

2008-05-14 11:07:12 | 食べ物、お酒
このところ、私の晩酌に友に、
ラッキョウに似たエシャロットを味噌を付けながら、
頂いている。
1ヶ月前頃から初夏まで、スーパーの野菜売り場のコーナーに置いてある。

6個ほと束ね、1束150円前後で販売され、遠州、島取産が多い。
ラッキョウのような形であるが、特有の香り、味わいがあり、
純米酒、ビールの友として、この時節は欠かせず、20年前後頂いている。


私なりのエシャロットの好敵手としては、
北方の地で採れる行者ニンニクと思っている。
共に香りは強く、特有の味わいがあり、
私は北海道のこの時節に旅をした折、地酒と共に楽しんだりした。

唯(ただ)難といえば、男の子が元気になるのは結構であるが、
1束の6個を食べたりした後、翌日の早朝から腹が張り、
おならが出ることである。

私は齢を重ねた身なので、3つばかり頂き、
残りの3つは残念ながら翌夕としている。


尚、本来のエシャロットは古くからヨーロッバで栽培され、
タマネギのような形をして折、ニンニクのように分球し、
フランス、イタリアの多くの料理に愛用されている。

先程、ネットで調べてたら、
日本産の私の友は、1年物の早採りラッキョウである。

『根ラッキョウ』の商品名では売れない、
と判断した築地の青果卸業者の方が、
勝手に『エシャレット』として商品化され、1955年前後であった。

この頃は、本場のヨーロッパ産の『エシャロット』が日本で普及されておらず、
問題がなかったが、ここ10数年まぎらわしいとされている。

このように解説されているが、
東京の郊外で生を受けた私は、
日本産のラッキョウのような形の『エシャロット』に、
お酒の友として、愛(いと)おしく、頂いている。




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ときには、ワインを・・♪   《初出2007.6.8.》

2008-05-14 10:50:38 | 食べ物、お酒
昨夜、頂き物のワインがあり、久々にワインを家内と呑んだりした・・。

日常は私は純米酒、ビールを呑み、
家内はビールで1年を通している。
時折、旅先の時は、その地方の地酒をなるべく頂いている。

しかし、沖縄、九州の南部は焼酎文化なのであるが、
東京の郊外で生を受けた私は波長が合わず、
沖縄の場合はオリオン・ビールに徹している。


私が20代の後半から30代の半ばまで、
ワインを呑んだりしたことがあった。
この頃は、シャンソンに熱中していたので、
ワインを自然と呑むようになった。

私は一介のサラリーマンの身であったので、
街の酒屋でボトル1500円程度までのワインを選定し、
盛んに呑んだりした。
この結果、南ドイツ地方の渋みがあり深みのあるワインがお気に入りとなった。

35歳前後は、住宅ローンが重荷となった折、
シャンソンの熱狂も終りを告げ、
日本酒とビールの時代となった。

40代の半ばより、日本酒の徳利とぐい呑みに熱気し、
色々と程々の価格の焼き物を買い求め、
好きな純米酒の辛口と仲良し恋しの間柄となっている。

その後は、50代の頃になった頃から、
私達夫婦はフランス、イタリア料理を頂く時は、
その地方のワインを呑んだりしている。

定年退職後、国内旅行をしている時に、その地のワインを頂くこともある。


今の私は、若き頃の気負いもなくなり、
ときおり程々の価格のワインを呑みながら、
家内と過ぎ去った日々の想いを語り合い、
これからの旅で訪れづれたい地方のことなどを話し合っている。

余談であるが、私達が呑んだ一番高価なワインは、
新婚旅行の時よりも、
結婚一周年で都心のホテルに宿泊し、
フランス料理を頂いた時のワインであった。
宿泊代を遥かに越え、若き頃の気負いだったと、今の私は微苦笑している。



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『目には青葉・・』・・♪    《初出2007.5.4.》

2008-05-12 22:05:41 | 食べ物、お酒
東京の郊外は、初夏のような陽気となり、
日中は26度前後の日を迎えている。

私は『みどりの日』か、とカレンダーで確認し、
主庭を下り立ち、煙草を喫いながら、樹木を眺めたりした。

目には青葉 山ほととぎす はつ松魚(かつお)

どういう思いなのか、江戸時代の俳人・山口素堂の創作された句が浮んだりした。

現代の俳壇の雄である長谷川 櫂・氏の解説に寄れば、


鰹(かつお)は春、黒潮に乗って日本の南岸を北上し、
初夏、関東の沖に達する。
『かまくらにて』と前書がある。
目にしみるような青葉の山で時鳥が鳴き、浜は初鰹の漁で賑わっている。
鎌倉の初鰹はただちに江戸に運ばれ、高値で売りさばかれた。


このような解説が綴られている。


江戸時代から、この時節に里山の若葉きらめく樹木を誉(ほ)め、
鳥も歌い、そして初鰹を賞味していた。

私は昨夕、鰹を頂いたが、私なりに毎年この時節、鰹の刺身を誉めている。

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ときには、風に吹かれてビールを・・♪   《初出2007.5.2.》

2008-05-12 21:46:43 | 食べ物、お酒
東京の郊外は、朝はどんよりとした曇り空であったが、
11時過ぎに五月晴れとなった。

家内が4月30日より5月5日まで5泊6日に実家に行き、
家内の母の独り住まいをしているので、
掃除、衣替え、庭の手入れなどをしている。

私はこの間は独り住まいとなったので、日常は出来うる限り自在な生活をしているが、
更に勝手気ままな時を過ごしたりしている。
朝風呂に入ったり、夜はビデオ、DVDで映画などを観ながら、
日本酒などを呑んだりしている。

今日の昼下り、快晴の陽射しが主庭を照らし、風が吹いていたので、
居間でのんびりとしているより庭の中の方が健康と思い、
もみじの木陰で折りたたみの椅子に座り、ビールを呑んだりした。

五月晴れに恵まれ、風に吹かれると心地よく、
ビールを呑み、煙草をぼんやりと喫ったりしていると、
人生のささやかな悩みなどは忘れさせる効力がある。

この時節、古人達の時代から爽(さわ)やかに吹く風を薫風と称しているが、
私なりに成る程と心身実感できたりした。

私は原則として、日中はアルコールは避けているが、
ときには木陰で風に吹かれて、ビールを呑むのも、
格別な心情になるので、贅沢なひとときと思ったりしている。

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雨の降る前には、買物・・♪    《初出2007.5.1.》

2008-05-12 21:24:07 | 食べ物、お酒
東京の郊外は、午後より雨が降る、と予測されていたので、
近所のスーパーに買物に出かけた。

道路と歩道の間のグリーン・ベルトは、躑躅(ツツジ)が満開となっている。
純白、朱色、赤色など咲いて折、この時節らしく色合いを染めて、
私なりに季節の移ろいを享受している。

私はビールを切らしていたので、エビス・ビールを買い求めようかとしていたが、

【香るエビス、新発売】

【バイエルン産アロマホップとザーツ産ファイン・アロマホップによる
心地よい香りとまろやかな飲み口。
飲みほせば、ホップが香るビールです】

とビールが詰まれた上に大きく掲げられていた。

呑兵衛の私は、500mlX6缶入れのケースを買物カゴに入れた。

私は日本酒には、純米酒の辛口である銘柄を好んでいるが、
ビールに関しては、キリンのラガー、アサヒのスーパ・ドライ、サントリーのモルツ、サップロのエビスだったら、
余りこだわらないのである。

そして、酒肴のお友達として、
エシャロットとキュウリ、そしてパセリを購入した。

エシャロットとキュウリは味噌でほめて、パセリは塩をほんの少しかけて頂くのである。

セロリが新鮮なのがなく、残念であった。

私なりの独断と偏見で、セロリとパセリは人並み以上に食べたりしている。
煙草を愛煙し、呑兵衛に私にとっては、何かしら口の中、食道、胃腸を浄化して頂くと信じているので、
と特にここ20年数年は欠かせない食べ物のひとつとなっている。

買物の最後は、インスタント・コーヒーで、
ネスカフェのゴールド・ブレンドが【お一人様1点限り】を買い求めた。

私は日頃は煎茶には銘柄、製品名にこだわるが、
コーヒーに関しては、インスタントのゴールド・ブレンドが手軽で程ほどの味、香りがあるので、
日常の友としている。

帰路、雨がポッリとしてきたが、濡れることなく、自宅の門扉を開けた。

そして、こうして綴っていると、小雨が降りだしてきた。
不摂生な日常生活を過ごしている私であるが、
私は何かと幸運に恵まれていると思ったりしている。


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我が家の嗜好品・・♪    《初出2007.4.14.》

2008-05-11 23:19:10 | 食べ物、お酒
定年退職後の3年生の年金生活の私は、日常の買物を担当している。

通常の日常品に関しては、スーパーのチラシに家内が赤丸を付け、
これに基づいて最低限購入し、
この上に私なりの見て良い品と思えたのを買い求めてくる。

私の嗜好品としては、
日本酒の純米酒、ビール、煎茶、インスタント・コーヒーに関しては、
私が気に入った品を現役時代から続いている。

従って、嗜好品の在庫管理は、当然として私の責務であり、
こうしたのは現役時代から業務の一環として得意の分野であるので、
一面楽しみなことである。

先程は買物に行ってきたが、
『ネスカフェ ゴールドブレンド』が【お一人様1点限り】の格安であったので、
買い求めたりした。
このインスタント・コーヒーについては、
定年退職後に価格を意識して覚えた品である。

尚、調味料の醤油、ソース、塩、胡椒、マヨネーズ等は、
何時までたっても在庫管理が覚束(おぼつか)ないので、
家内の指示棒に従っている。

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されど、冷凍食品・・♪    《初出2007.3.29.》

2008-05-11 13:34:10 | 食べ物、お酒
私は定年退職後の3年生の身であり、働くことなく自宅にいることが多く、
食事は朝は軽く、昼はしっかりと、夜は晩酌をしながら肉食が主体となっている。

家内の妹から、2年前頃、
『ギョウザ・・冷凍食品でも美味しいわよ・・』
と家内に言った。


私はギョウザが好きであり、40なかばの頃までは家内に作って貰い、
40個前後を食べたりしたこともあった。

50代になると、スーパーで美味しいと思われる即売の2人前を食べて、
この前のスーパーの方が美味しかった、
と家内に言ったりしていた。

定年後の今は、家内の妹の助言で、
恐る恐る冷凍のギョウザを我が家の電子レンジで試みたが、
駅前の中華そば屋さんのギョウザより美味しかった。

私達は2人前で24個入りを夕食の時に食べたしているが、
大半は私が食べつくしている。
何故かしら辛口の純米酒と合うのである。

家内が実家に帰ったり、外出の折は、
私は冷凍食品のチャーハンを食べることもある。

『本格炒め炒飯』と表示され、
こんがり焼いたジューシー焼豚入りと強調されて折、
確かに電子レンジで温めると、香ばしい香りがする。

私は冷凍食品は美味しくないと思っていたが、
手軽で程ほどの味をしていると心を改めたりしている。

尚、私がギョウザとチャーハンを食べた限り、
ギョウザは味の素、チャーハンはニチレイが1番美味しく感じたりしている。

されど冷凍食品であるが、品質、味わいは進歩している上、価格も廉(やす)いと思っている。




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ときには、昼下りから酒宴となり・・♪   《初出2007.3.24.》

2008-05-11 12:22:38 | 食べ物、お酒
朝の9時過ぎに庭に下り立ち、久々に庭の手入れをした。
この時節、草取りも苦にならず、
表現者と創作者のことなどを思考しながら行った。

昨日までの2日間で、
見城 徹・著の『編集者という病い』(太田出版)の読了後の余波である。
それだけ私なりに心の余韻をもたらした一冊となっている。

2時過ぎに風呂に入り、遅い昼食となり、
『お酒・・呑むよ・・』と家内に言いながら、
家内と他愛ない話をしながら、冷酒を呑んだりした。

多少、小奇麗になった庭の樹木と黒土の地表を眺めると、
自己満足となったりしたが、疲れを覚える。
この後、寝室で布団にもぐり、
塩野七生・著の『ローマ人の物語』を3ページ前後読んでいるうちに眠ってしまった。

先程、目覚め、玄関庭の軒下で煙草を喫いながら、
庭の樹木を眺めていたが、
ときたま風は吹くが、まだ雨が降らない・・。

夜半にならないと降らないのかしら、
と思いながら居間に戻ったりしている。



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呑兵衛(のんべえ)の貴方に・・♪    《初出2007.3.22.》

2008-05-11 11:27:55 | 食べ物、お酒
日中、私が帰宅し、郵便受入箱を見ると、5通の中で見知らぬ一通が入っていた。

居間に入り、封を開いたら、

【『香住鶴』試飲即売会のご案内】

と題された案内状であった。

私は山陰地方の有数な地酒の製造元のメーカーにも、
私の呑兵衛さんが知られたと驚いたりしている。

私は若い頃は、ウィスキーのバーボン、ワインなどの時代もあったが、
40歳頃からは日本酒の地酒を呑み、そして殆ど純米酒の辛口となっている。

現役時代の時は、睡眠時間の圧縮とストレス解消も伴なって、ある程度呑んでいた・・。
定年退職後は睡眠適度に取れるし、何よりストレスが殆どなくなったので、
弐合徳利を呑み干せば、煎茶が欲しくなる。

旅行先で観光ホテル、酒造所、酒屋で地酒を頂いたりしている。
或いは試飲させて頂ける所は、ただ酒は申し訳ない、と言う気持ちも手伝って、
つい四合瓶を2本買い求める。

呑兵衛の私にとっては、それぞれの地のお酒で初めて呑む時は、
私の好みと合いますように、と念じたりしている。

このように地酒はそれぞれの味、風味があり、
日本文化のひとつと思っている。

こうして綴っていると、一昨年の秋、私の住む最寄駅ひとつの駅前の大きな酒屋さんで、
山陰の『香住鶴』を試飲し、一升瓶を2本買い求め、
タクシーで帰宅したのを想いだしたりしている。


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私の徳利とぐい呑み・・♪    《初出2007.3.13.》

2008-05-10 19:14:05 | 食べ物、お酒
私が結婚した頃は、民芸店でぐい呑みを買いはじめ、
家内が茶事をしていたので、家内の茶碗などを見ていると、
次第に焼き物に関して興味が深まった。

家内とデパートに行った時、酒器コーナーに寄り、手軽な価格のぐい呑みを購入した。

40歳の私の誕生日に、家内から弐合徳利とぐい呑みを手渡れた・・。
備前であったが箱書きを読んだ後、徳利とぐい呑みに触れ、肌触りを確かめたりした。

『俺好みだょ・・だけど、高かったのじゃないの・・』
と私は言った。

『・・』
家内は微笑んでいてばかりだった。

後で知ることになるのだが、この頃の私の年収の数パーセントだった。

この時以来、家内と旅行に行った折、その地の焼き物に魅せられた場合、
程ほどの値段の徳利、ぐい呑みを買い求めた。
家内から言わせれば、だものですよ、と言われても私は気にしなかった。

私は晩酌をしているので、その日に応じた徳利、ぐい呑みで辛口の純米酒を呑んでいる。

料理も食器により、味も美味しさも倍増させる力を秘めているので、
私なりに大切にしている時である。

ときには、梅の咲く頃は、白梅の花びらを台所ある白い小鉢の小ぶりに、
お酒を注(つ)ぎ、そっと浮かべて呑んだりしている。

私は極く普通のサラリーマンであったので、
決して高価な徳利、ぐい呑みには手にすることは出来なかったが、
私なりの文化のひとときと思ったりしている。


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されど、サンドイッチ・・♪    《初出2007.3.13.》

2008-05-10 18:03:43 | 食べ物、お酒
私は軽食として、ときたまサンドイッチを食べたりしている。

日常の食事は、私は1日に1回は米食を欠かせないが、
家内はパン食、麺類を1回は愛食としている。

家内と外出したりする時、
軽食とした場合、何気なしにコーヒーを飲みながら、
サンドイッチなどを食べたりしている。

私はマクドナルドのハンバガーの味、香りは嫌いなので、
程ほど良質な軽食屋を利用している。

50代の頃の休日の朝、私は多忙な身であり、
当然として睡眠不足で迎えたりしている。
こうした時、家内も平日は寝ずに帰宅を待っているので疲れ切っている・・。

私は洗面した後、5分ばかり歩いたコンビニで
サンドイッチを買いに行ったりしていた。

帰宅後、居間のテーブルにサンドイッチの3セットを並べ、
コーヒーを淹れたりした。

家内はこの間、洗濯の合間に掃除をしていたので、
『用意出来たから・・食べようよ・・』
と私は家内に言ったりした。

そして私達は過ぎ去った一週間の出来事などを
他愛無く話し合ったりした・・。

私はレタス、ハムなどを好むが、
家内はトマト、タマゴなど食べたりしていた。

最近でも、ときにはサンドイッチを私達は軽食として頂いたりしている。

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ときには、独り住まいとなり・・♪    《初出2007.3.10.》

2008-05-10 16:19:56 | 食べ物、お酒
家内が本日より4泊5日で里帰りしている。
家内の母は、2年半前に主人を亡くされ、独り住まいとなっているので、
毎月4泊前後、季節ごとの衣変え、部屋の模様替え、大掃除などで家内は里帰りをしている。

私はこの間は、家内が作り置いてくれた料理などで食事をしているが、
朝夕は家内と電話連絡をしている。

私はこうした折、
将来どちらかが独り身となった場合の予行練習とも思ったりしている。

私達夫婦はお互いに趣味を強く持つようにしている。
どちらかが残された場合、
心身の立ち直りの支えとなると思っているからである。


私は晩酌をするが、独りでもお酒を呑めるタイプなので、
これといって困ることはないが、他愛無い話し相手がいないのは困る。

かといって、駅前の居酒屋まで行って、絣の召した仲居さんにからかわれ、
お酒を呑む元気はない。


現役時代の帰路、週末には定期便のように寄ったりした。
最近は歳のせいか、弱くなっているし、戸締りをした上に出かけるのが、
少し面倒というのが本音である。

何時もの夜のように、弐合徳利に辛口の純米酒を人肌に温め、
好きなぐい呑みを取り出して、お燗が待ちきれず、
一杯程度、冷酒を呑み程度である。

料理をつまみながら、弐合徳利を呑み干せば、
後は煎茶の方が望ましくなっている。

定年退職をして数が月後、このような状況となったので、
『俺も弱くなったょ・・弐合・・呑めば十分となった・・』
と私はこぼしたりした。

『貴方は・・黙っていれば・・四合程度は呑んでいましたのよ・・
もう一生分・・呑まれましたから・・』
と家内は笑いながら言ったりしていた。


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ときには、イタリアン料理・・♪  《初出2007.3.8.》

2008-05-10 14:45:46 | 食べ物、お酒
10時過ぎに家内と駅前に出かけた。
何時もの通り、家内が歯科医院で治療を受けるためが第一目的であったが、
今回は私も治療を受けることになった。

夫婦共に治療を受けたのは、この人生はじめてであったので、
何かしらの記念日として、家内の好みのイタリアン料理店に寄った。

私はイタリア文化が好きである。
料理に関しても、濃厚な風味が絶妙で、ただ太ってしまう欠点があるので、
困ってしまう為、月に一度は家内につきあう。

イタリアのワインを呑みながら、筍(タケノコ)とワカメのクリーム・フィトチーネを頂くが
大蒜(にんにく)の香り、舌触りがこのましい。
そして牛肉のステーキを食べるが、大蒜の薄切りが私の好みとなる。

家内は春野菜のペンネ、トマトのミモザ風のサラダを食べながら、少しワインを呑んでいる。

平日の昼下り、ときには外食をして、退職後の時を過ごしている。

帰宅後、ワインを呑み過ぎた為か、眠くなり夕寝をしてしまい、
夜の8時に目覚め、冷たくなった煎茶を呑み、ぼんやりとしていた・・。

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