今回は会社に入ってからの私の卓球に関する活動について書く。
私は中学、高校と卓球部だったので卓球にはそれなりの自信を持っていた。いわゆる遊びでピンポンをやっている人とは変化球に対する対応の仕方が全然違うのでまず負けることはないと思っていた。大学では囲碁部だったのだが時々高校の卓球部の合宿顔を出していて現役の高校生とも戦えていたので会社に入ってもかなり強いほうだと思っていた。
あるとき、研究所に同期で配属された人が自分も卓球が好きだから一度やろう、と声をかけてきた。当時は街のあちこちに民間の卓球場があったので仕事が終わってからそこでやった。 結果は完敗だった。相手の人は修士卒で修士に入ってからはやっていないとのことだったが、大学まで卓球部だったそうで、「格が違う」感じだった。
それでも彼は「君くらいの力があれば、社内の大会では結構いけるはずなので研究所の卓球部を作ろう」と言ってくれた。それで研究所の卓球部を作ったのだが、探してみると結構経験者がいてまともなチームになった。
当時の武蔵小杉にある玉川事業場内の事業部対抗戦などでは研究所は結構上位にいけた。 後に研究所が田園都市線の宮崎台に移ってからは、宮崎台地区代表として、全社の事業場対抗戦などにも出た。事業場対抗戦では従業員は1万人近くいる玉川事業場からも1チームというような対抗戦なので上位に食い込むことは無理で、いつも下のほうだったが最下位というわけでもなかった。
宮崎台の研究所には体育館などが無かったために食堂前の廊下の広くなっているところで練習をしたりしていた。残業をしていた人たちが見物したりしていた。強くなるというほどではなかったが弱くならない、程度の効果はあったと思う。
自分で衰えを感じたのは会社の独身寮を出てアパートで生活するようになった、30歳くらいの頃である。私の借りたアパートは川崎市の多摩高校のすぐそばだったので、散歩をしていると卓球部が練習しているのが見えた。そこでずうずうしくも「近くに住んでいるものですが一緒に練習をさせてもらえませんか」と申し込んでみた。彼らは受け入れてくれた。
高校生とやってみると反射神経の反応の速さが全然違うことに気がついた。男子とは全く勝負にならない。逆を突いたつもりでも相手は軽々と追い付いてくる。女子とやってどうかという感じだった。女子にも反射神経では及ばないのだが、やはりパワーが違うのでバランスがとれる。女子は卒業生もよく練習に来ていたが、かわいい人が多く、やっていて楽しかった。
高校生は試合運びなどは下手で試合をすると結構いい勝負になるのだが、基本的な運動能力の差は明白だった。 多摩高校では4-5回一緒にやらせてもらったが、その後私が会社の留学制度でアメリカに行くことになって、行かなくなった。
私は中学、高校と卓球部だったので卓球にはそれなりの自信を持っていた。いわゆる遊びでピンポンをやっている人とは変化球に対する対応の仕方が全然違うのでまず負けることはないと思っていた。大学では囲碁部だったのだが時々高校の卓球部の合宿顔を出していて現役の高校生とも戦えていたので会社に入ってもかなり強いほうだと思っていた。
あるとき、研究所に同期で配属された人が自分も卓球が好きだから一度やろう、と声をかけてきた。当時は街のあちこちに民間の卓球場があったので仕事が終わってからそこでやった。 結果は完敗だった。相手の人は修士卒で修士に入ってからはやっていないとのことだったが、大学まで卓球部だったそうで、「格が違う」感じだった。
それでも彼は「君くらいの力があれば、社内の大会では結構いけるはずなので研究所の卓球部を作ろう」と言ってくれた。それで研究所の卓球部を作ったのだが、探してみると結構経験者がいてまともなチームになった。
当時の武蔵小杉にある玉川事業場内の事業部対抗戦などでは研究所は結構上位にいけた。 後に研究所が田園都市線の宮崎台に移ってからは、宮崎台地区代表として、全社の事業場対抗戦などにも出た。事業場対抗戦では従業員は1万人近くいる玉川事業場からも1チームというような対抗戦なので上位に食い込むことは無理で、いつも下のほうだったが最下位というわけでもなかった。
宮崎台の研究所には体育館などが無かったために食堂前の廊下の広くなっているところで練習をしたりしていた。残業をしていた人たちが見物したりしていた。強くなるというほどではなかったが弱くならない、程度の効果はあったと思う。
自分で衰えを感じたのは会社の独身寮を出てアパートで生活するようになった、30歳くらいの頃である。私の借りたアパートは川崎市の多摩高校のすぐそばだったので、散歩をしていると卓球部が練習しているのが見えた。そこでずうずうしくも「近くに住んでいるものですが一緒に練習をさせてもらえませんか」と申し込んでみた。彼らは受け入れてくれた。
高校生とやってみると反射神経の反応の速さが全然違うことに気がついた。男子とは全く勝負にならない。逆を突いたつもりでも相手は軽々と追い付いてくる。女子とやってどうかという感じだった。女子にも反射神経では及ばないのだが、やはりパワーが違うのでバランスがとれる。女子は卒業生もよく練習に来ていたが、かわいい人が多く、やっていて楽しかった。
高校生は試合運びなどは下手で試合をすると結構いい勝負になるのだが、基本的な運動能力の差は明白だった。 多摩高校では4-5回一緒にやらせてもらったが、その後私が会社の留学制度でアメリカに行くことになって、行かなくなった。