2005.03.21 月 シディ・ブ・サイド 壁の上のフラワーアート

はるばる日本から来てくれた友人を案内して、マルサの我家から徒歩でシディ・ブ・サイドに向かった時に見た花。
いずれも野草。そのあり余るようなエネルギーで、所を選ばず咲いている。壁とても例外ではない。まるで、「壁の上のフラワーアート」であるかのように、我々の眼を楽しませてくれた。






camera: OLympus E-1
lens: Zuiko Digital 14-54mm/f2.8-3.5

2006.11.14 群馬県富岡 「ペンキ屋の剥げ壁」

富岡は、かつての製糸工場で有名な町。その工場も過去のもので、今はもう空っ風が吹きまくる斜陽の町と思っていた。
しかし、その先入観はまちがい。製糸工場跡もキレイに整備されて博物館か記念館に生まれ変わっている。町全体も、古さを残したいぶし銀のような感じがある。ただのドライブの通過点としてではなく、別の機会に一日ゆっくり来てみたいと思わせる町であった。

写真は、製糸工場跡の近くで見かけた塗装屋。「紺屋の白袴」とか「医者の不養生」とか言うが、「ペンキ屋の剥げ壁」は余りいただけない。
しかし、もうこの店、営業を止めてしまったのかも知れない。隣ももう空き地になってしまっている。昔は「工場前」で賑やかであったろうに。・・・などと思うと、富岡の斜陽の風景の一つにも見えてきて、何となく哀惜を感じさせるものがある。


camera: Caprio R5