畑にでる時、いや、外に出る時、必ず麦わら帽子を被る。
麦わら帽子の優れているのは,軽くて,日除けだけでなく少々の雨でも濡れることはない。
破水効果のある麦とあの編み方が優れているのだろう。
その麦わら帽子のてっぺんが破れて来て,頭の頂上が雨で濡れてしまい,大分前から気になっていた。
「そうだ、母の麦わら帽子のてっぺんを使えばいい。」亡くなった母のサイズは小さ過ぎ被れなかったのが残っていた。
切り取って私のに縫い付けて穴を塞いだ。
まだ買うには惜しいし,この辺のお店にはぺらぺらのものしか置いてないので買う気が起こらない。
出来上がった麦わら帽子は完璧で当分私の頭の上で私と一緒の世界をみることになる。

もう一つの帽子は、紅茶用のポットの帽子。
冬用には小さくて被れない毛糸の帽子が保温用にぴったりのサイズだった。
しかし,流石にこの季節になると見た目にも暑苦しい。
そこで考えた。藍染めの布を利用してできないもんかと。
余り布を持ち出しポットに当ててみる。
「そうだ、輪にしたところを縫いそれを下にしてゴムを通す、上はギャザーを作って輪ゴムで止め、それをひっくり返した。
いとも簡単にポットカバーが出来上がってしまった。

畑と藍染めの間の息抜きに、こんなのがおもしろい。
このところ毎朝食後は長男が淹れてくれるコーヒータイムが習慣化しつつある。
でも、紅茶の時間も捨て難い。
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