よろみ村くらし暦

奥能登の禅寺での山暮らし。野菜作りと藍染め,柿渋染め,墨染めのくらし暦。来山者への野菜中心のお料理が何よりのおもてなし。

ダニの秋

2020-09-12 21:31:49 | 畑仕事

もう10数年前のことだろうか。
はっきりした年数も忘れてしまった。あの年も猛暑だったのか、それも分からない。



釣船草

暑くて湿気のある年は虫たちの発生が尋常でない。
蚊、虻ならまだ私の体は免疫があるのだろう、しばらくは痒みと腫れは続くが耐えられないことはない。
しかし、壁蝨だけは絶対避けたかった。

今、私の足は10箇所ほどダニに噛まれ、痒みと痛みでどうすることもできない。
そればかりかその箇所が水泡になり、ひどいところは直径1センチ、高さ7ミリほどで靴など履いた時は当り痛みが増す。
自分なりにステロイド剤や抗生物質の軟膏で対処しているが今のところ変化は見られない。



畑に出るのが怖くなっている。
ダニの中には病原菌を持っているのもいて、亡くなった人もいる。
畑に出るときは蚊取り線香をつけ、肌を出さずにモンペ、長袖、帽子ネット、手袋などで覆っているがそれでもいつの間にか喰われてしまう。
その点、蚊や虻、蜂は羽音で近づいて来ると察知できるので防ぐことができる。
でも、ダニだけは、防ぎようがない。
特に、私はダニに好かれてしまうらしい。
どうしたらいいのだろう。



いつもなら夏の花が今になって咲いている。











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日に日に、、。

2020-09-07 20:31:08 | 日記

日に日に、秋が深まる、と書きたいところだが、秋の季節感が天候からは感じられない。
でも、百日紅がピンクの花を空に広げ、日に日に虫の声が増えてきた。
こおろぎ、すいっちょん、遠くで聞こえるのは鈴虫だろうか。
昼は夏の終わりを告げるほうしんつくが鳴いている。でも、今年はひぐらしが少なくいつの間にか聞こえなくなってしまった。

日に日にユキの子供らの動きが活発になってきた。
5匹のうち、オスが3、メスが2という割合になった。
1番と2番に元気なのがオスなのだが、2匹とも泣き虫なのだ。
見ているとメスの方が用心深く、抱かれても相手を見守るゆとりさえ感じられる。
これは人間にも言えることなのか?



日に日に、秋でなく、アキの動きが鈍くなり、ほとんど縁の下生活になっている。
秋田犬だからか、とにかく暑さに弱く、引き篭り状態だ。



夏野菜が、採れ出した。

畑では冬野菜の種まきをしたものが芽を出し、日に日に葉っぱを広げている。
でも、日差しが強いとすぐぐったりしてしまう。
これから虫にも食べられるので寒冷紗、不織布などで覆っている。
さて、冬には美味しい野菜が食べられるだろうか。
アフリカではバッタに野菜を食べられ、人も家畜も死ぬか生きるかその瀬戸際まで来ているという。
まだ消毒をするところまで来ていないが、これからの気候次第で食糧不足に陥るかもしれない。
台風も大型化と増加の傾向が見られる。
自国の食料くらい、自給するのが急務ではないだろうか。
国がダメなら、少しでも各自が実行すべきだろう。










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農法

2020-08-31 20:53:03 | 畑仕事

脳法でなく、農法、つまりここでは田んぼと畑のやり方になる。
ここに来た30代、誰もが田んぼも畑も初めてだった。
どうでするなら、無農薬、有機栽培をしようと意気込んでいた。
身体を作る食べ物だからこそ疎かにできない。
美味しいものを作って食べたい。
その当時は一応それなりに勉強しどうにか自分たちのやり方を見出した。
最初の頃は見事に失敗ばかりだった。
本に書かれた農法を試すのだが、どのやり方もうまくいかない。
そんな失敗を繰り返す中で気がついた。

ここは能登、しかも降水量が平均を遥かに越え、しかも冬は2メートル近い降雪があり、土は山土の粘土質。
これに合うのは自分たちで失敗しながら見つけてゆくしかなかった。
30年ほどが経ち、ようやくここでの農法に落ち着いたのはここ10数年前でしかない。
ところがここ数年前から猪が出るようになり電気柵を設置、またこのところに異常気象で野菜の種類によっては減産どころかため息しか出ない程になった。

そんなところに親戚のものが能登に引っ越し、農業をやり始めた。
私達も当初そうだったようにとても勉強熱心なのだ。
しかも最新の情報を駆使して取り組んで、今では逆に私たちの方が教わっている。
娘たちも始めた農法は自然に近いやり方の最先端のもの。



無農薬は同じだが、無肥料、不耕起に近い自然農法なのだ。
それぞれのやり方の本を見せてもらった。
ここに来られる人の多くはやはり自然農法を目指している。
自然農法とは一体何なんだろう。
何もしなくて放って置くことではないだろうが、つまり、自分にとっての自然ということではないだろうか。
本を開くと正直参考になることが書かれている。
この異常気象も含めて自然と言わねばならいのだろうか。
だんだんと難しくなってきた。
また、初心に戻って、勉強だ。



娘のバイト先のカボチャ農家さんから頂いた訳ありかぼちゃで、かぼちゃコロッケパーテイー
カボチャは手をかけただけのことはあり、とても美味しいこコロッケでした。
枝豆は娘がトマトの間に種まきして収穫したものとか。これも濃厚ですっきりの味でした。












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タイミング

2020-08-25 20:29:18 | 日記

昨日、うれしいことが重なった。
この夏に来た女性の来客二人から、一人はお手紙、一人は電話をいただいた。
このタイミング、実は私もどうしているのかなと気になっていたところだった。
心が通じたのかな。

手紙にはインドカレーのスパイスとレシピが入っていた。
その手紙に反応したのは、ユキ。顔をすりすり、体をゴロンゴロンと手紙から離れない。
猫にまたたびは聞いたことがあるが、インドの香辛料も好みとは知らなかった。
今彼女は人生の帰路に立っていて、これからの進路を思案中。
多分、普通のカレーでは物足りず、人生に香辛料を効かせた生き方を求めているのだろう。

もう一人は、9月の連休に予定している道元の勉強会に参加したいとの電話だった。
ここでの4日間が一つの生き方の契機になっているとか。

二人に何をもたらしたのだろう。
特別のことをした訳でもなく、多分、その人が求めているものに何か触れたのだろう。
タイミングも大きいのだろう。

待っていても会えないことがある。
ところが何かのタイミングでその時に合う。
毎朝朝顔と烏瓜の数を数えている。
にも関わらず、我が家の烏瓜はいつも終わって閉じられたものしか見ていない。
その夜、外の出た足元にネットを張り巡らした烏瓜を見つけた。
そして、時計草の花にも。



これはやはり単なるタイミングとして片付けたくない。
どこかで響き合い、求めていたものが出逢ったのだと思う。
自分の中の何かが呼び込んだのだろう。
このタイミング、大事にしたいきたい。

ところが、いいことばかりではない。
来客があるからとお風呂掃除をしたところ、五右衛門風呂が壊れたり、水が止まったり、水が吹き出したり、このタイミングはなんと言おうか。
五右衛門風呂を取り寄せ、ようやく修理が終わり、明日にはお風呂に入れるのだろうか。














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夏の来客

2020-08-17 21:12:34 | 日記

16日で、この夏の来客は一段落した、と思われる。
このコロナの中、来る人も迎える人も差こそあれ、どこかでそれを忘れることはない。

この夏、色々な人が来る中、特に若い女性が印象的だった。
しかも3人に共通していたのは、それぞれが何かしら探していたり求めていたり、自分なりの生き方を模索し、行動をしている魅力的な人たちだった。
それなりの勤めをしていながらもそれに甘んじることなく、自分の考えを持ちしかも実行している積極的に見えた。
しかも日本ばかりでなく、外から、つまり海外に何度も出かけ日本を、自分を見直しているそういう視点がある。
人は何を大事にして生きているのか、宗教は、思考は、文化は何かと探っている、単なる観光で終わっていない。

この13日から来られた方たちは元々5月の勉強会のメンバーで初めての夏の来山になった。
14日は珠洲、木の浦に海水浴に出かけ、温泉に浸かり、夜はバーベキュウを楽しんだ。
何よりのご馳走は、ペルセウス座流星群。
南から北にに天の川が横たわり、夏の大三角形も見失うほどの星づくしにみんな首が痛いのも忘れ流れた数を数えていた。
朝は坐禅、お経、掃除からはじま掃除からはじまり、午前は道元の正法眼蔵の勉強会、午後は愛染、夜は詩の朗読会になった。
そんな4日間を過ごし、それぞれの家路に向かった。



オニヤンマ

確かにここに来られた人たちも何かしら感じることがあったのだろうが、迎い入れた私達もここでは得られないにやにやっと、今思い出してもうれしい時を共有したと思う。
私は来客にごはんを作る、畑の野菜を見ながら献立を考えるのだが、今年はいつになく野菜不足になった。
梅雨明けにも関わらず、また連日雨が降ってしまい、今までになく元気がない。
雨乞ならぬ、晴ごいをせねばならないのか。
どうか、野菜を元気にしてください。
天を仰いで、御願いする。



家の周りが水浸し

お盆を過ぎ、急に虫の声が大きくなってきた。













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