久し振りに晴れ、外を見るとそこにはガラス戸にカメムシがびっしり張り付いて動き回っている。
それは外と中を分けているサッシ全部に見られる。
それを数えるとサッシ1枚当り10匹として我が家だけでも100匹以上いることになる。
カメムシは稲に付き養分を吸い取るのでお米が黒くなってしまう。
そこで農薬を散布するのが農家の一般的なやり方だが、私たちの田んぼは無農薬でやっている。
そのカメムシ退治として使う農薬が日本蜜蜂も殺してしまうと聞いた。
EUではその農薬は禁止されている。日本でも考えてほしい。
そのせいかこのところ蜜蜂が激変しここの巣箱に入らなくなった。
カメムシ退治はたいへんなのだ。
下手にいじるとその強烈な匂いが付き、なかなか匂いが取れない。
そこで私はペットボトルの口を近づけぽとりとボトルの中に落とすと匂いも着かずに捕獲できる。
そのカメムシをアキが食べる。未だにアキは何でも口にして食べてしまう。
ほんとうに変な犬なのだ。
それにしても最近増えたような気がしている。
雪が少なくなったからだろうか。
そう言えば今年カミキリムシの卵を見ない。
と思っていたところ地面から30センチくらいの高さの茎に3個見つけた。
卵の高さと雪の高さは相関関係にあると言われている。
とすると、この冬も雪は少ないことになる。
少ないのは寒さから言うと助かるが、畑の虫が多いのは困る。
ガラス戸の網戸に付いていたカミキリムシ。