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よろみ村くらし暦

奥能登の禅寺での山暮らし。野菜作りと藍染め,柿渋染め,墨染めのくらし暦。来山者への野菜中心のお料理が何よりのおもてなし。

大晦日。

2018-12-31 21:12:12 | 日記

気が付けば、今日は大晦日。
だんだんと時間の感覚が速く感じるのは、年齢のせいか。

ようやく年賀状を今日書き終え、午後に大掃除ならぬ、小掃除をして大晦日となった。
年賀状も月初めには書き始めたのだが、60枚ほどをすべて筆書きにしている。
何を描くか、それに絵付け、それに詩らしきものを書き添え、印を捺し、表には年賀らしき文句を書く。
簡単に、もっと早めにすれば元旦に着くのに、それができないし、1枚ずつ書くのをたのしんでいる。

その上、私はある書き物を今年中に書き終え送ることになっていた。
8月に書き終えたにもかかわらず、至らないところを指摘され、書き直しをしていた。
肝心なところを熟慮せず、安易に熟語を使って済ませてしまった。
自分の弱さと癖が出てしまった。
それでもようやく書き終え、投函してほっとした。

もう積雪が30センチほどになった。
寒さを理由に大掃除を怠った。
お掃除はこの時季でなくともそれなりにできる。
でも、おせちはこの時でないとお正月が迎えられない。
いつものおせちでなく、今年は新しいものをと思っていたが、いつもと同じものになってしまった。
それでも9種類になっただろうか。



これはお客様を迎えた時の御馳走です。
牡蠣の春巻きは長男が作り、メギス、自家製の焼肉など。

いつもの大晦日の夜はトランプに興じている筈が、今年は長男の好みで、「さすけ」とやらを見ているので、私はこれを書いている。
どうして男と言うものは格闘技とかが好きなのか。私には分らない。



これは、日の菜漬けと浅漬けのたくわん。

後2時間ほどで2018年も終わる。
友人が病気を抱えている事を思うと、私は運がいいとしか言いようがない。
しかも今年は若い頃からの夢のヒマラヤを見ることができた。
これからも私は歩き続けるだろう。
歩くと、新しい発見がある。思わぬ事で出逢える感動をいただける。
元気で歩く、歩くことで元気になる。
来年も私は歩く。

皆様にとって、2019年が感動の年でありますように。





プレゼント

2018-12-26 22:25:09 | 日記

正しくはおみやげというのだろう。
このところの麹作り、味噌作り、そしてお餅搗きに延べ30人ほどがやってきて,それぞれが何かしらのおみやげを携えるてやって来た。
時はちょうどクリスマス、その中には実家が東京でパン屋さんをしているからとシュトーレンだったり,また地元の友人もシュトーレンを持参したりクッキーやチョコレートだった。
しかもたまたまハンガリーの人から戴いたとか,以前ここにいらした事があるスウェーデンの方からクリスマスカードが届いた。
ここに来て急に国際色ゆたかになって居ながらにしてクリスマス気分を味わっている。

ところが,先ほどのニュースでは,中国はキリスト教の規制強化が報じられた。
日本人が寛容と言うのか,無関心なのか,お祭り好きなのか,年末は今度はお寺参りになるのだろう。
私は宗教は本人に依るものだと思っている。
争いのない社会であればいいと願っている。

いつものお昼の後のティータイム、煎茶なのだが,合わせるお菓子がこのところ洋菓子になっている。
ない時は何もないのに,ある時は何にしようかと迷うほど集まる。
甘いものを口にすると、何か穏やかな気分に満たされて、ほっとする。



その中に声を挙げてしまったものがあった。
「えー、これ見て!」
なんと、封を切るとここの名入りのお酒ではないではありませんか。
口に含むと、さっぱりした味のお酒が滲み渡り、その心遣いに酔ってしまった。
おみやげと言うより,心からのプレゼントを有り難く受け取りました。



それぞれのここへのおみやげは心温まるプレゼントでした。
「ごちそう様でした。」



これは、私からのプレゼント?です。









年末の行事

2018-12-24 21:03:37 | 日記

気が付けば今日はクリスマスイブ、巷では賑わっているのだろうか。
三男がいるニュージーランドでは,お店も労働者もお休みで静かに家族でクリスマスを過ごすとか。

子供らが小さい時はそれなりにツリーを飾り,ケーキも焼いたが,今晩は息子のリクエストで生姜ごはんと巻繊汁。
年末の行事の麹作り、味噌作り、お餅搗きが終わり、ほっとしたところ。
でもまだやるべき大根寿司の漬け物がありその準備をしていた。



例年だとこの時季,外には既に雪が積もり、大豆やお餅を搗く庫裡のコンクリートは足元から冷えが上がってきていたが,今年は寒さも感じられない暖かさになった。
麹作りには金沢から5人、味噌作りには伊丹から,そしてお餅搗きにはここに住人9人と知人友人たちが集い総勢25人の賑やかなお祭りとなった。
蒸し器からは蒸気が上がり、搗き手を応援するクイーンやらロックが流れ、即興の歌も出て手拍子に踊り出すもの出て盛り上がった。



以前搗くのはもっぱら親世代だったが,今は次世代が主流となった。
若者の餅搗きは最後まで勢いがあり形も美しく、その音も高くおいしそうに響いた。
それに比べわれら世代は途中から息が荒れ、足元もふらつき、とうとう途中から交替する場面があった。



お昼は搗き立てのお餅を小豆、大根おろし、きな粉、納豆で戴く。
何と6升のお餅を25人でほぼ食べ切ってしまった。
おいしいからなのだが,搗いていた勢いがそのまま止まらなかったのだろう、食べても食べても尽きることはなかった。



片付けをして終わったのは3時過ぎ、そのまま薪ストーブを囲みやっと休憩となった。
車座になると不思議と初めてのもの同士もくつろぎ、伊丹からの友人がオペラを歌うと知るとその前座として「森の熊さん」「男と女の間には〜」「能登の祭りの歌」も出てようやく真打ち登場となり、今回は「津軽海峡冬景色」となった。
一杯入るともっと盛り上がるのだろうが、帰る人たちなので夕方には解散となった。

知人はいつしか友人となり,友人が連れてきたその友人は私たちの友人となった。
一つの事を,みんなしてすると、そこにはいつしか打ち解けた和やかな友情が芽生えて来る気がする。
最初から協力しようとか、するぞ、などと号令をかけなくとも、それぞれがそれぞれの気が付いたところで動いて,いつの間にかいいように進んで,やがて終わる。
だから,ここのお味噌も,お餅もおいしいのだ!
もちろん、私たちの汗の結晶の無農薬有機のお米です。











冬の漬け物−キムチー

2018-12-21 22:23:14 | グルメ

キムチを作り出して何年になるだろう。
私が作る漬け物の中でも、キムチは一番手間とお金がかかる漬け物になる。
作る前からキムチが好きとか知っているということはなかった。
白菜があるから作ろうと言う気楽な動機から始まった。
それに高いので自分で作れば安上がりかな,などと言う安易な気持ちだった。
ところがそれは全くの認識不足で,材料を揃え,最後の1枚1枚に具を挟み込むまでの時間は師走の慌ただしさの中で大仕事になった。

その材料の調達はこの輪島にはなく,結局金沢かネット注文になった。
キムチの基本になる味のアミの塩辛、甘唐辛子、出汁用に煮干しを購入、この時季には芹、梨などは高価でその他の葱、ニラ、りんご、も揃えた。
あるのは白菜、大根、餅米、ニンニク、生姜、全部で13種類のうち、この5種類だけだった。
唐辛子も自家用を使いたいが,あまりの辛さに小量しか入れられなかった。

まず,白菜を4つ割にして干し、その葉の1枚1枚に塩を振り,水が出てきたところでヤンニョムを作り、1枚1枚の葉に挟んでゆく。
その塩加減や出汁、餅米のお粥の量などは,適当、いい加減、だから,2週間ほど経って食べてみないと分らない。
だから内心、毎年食べてみるまで、どきどきなのだ。
それでも毎年おいしく出来上がっているので,続けることができている。



考えてみれば,おいしくできるのも納得がいく。
キムチほどたくさんの具材を使う漬け物はない。
同じ白菜漬けは,塩と白菜だけ、それに比べキムチは材料だけで13種類になる。
贅沢の極みの漬け物と言える。
私の技量でなく,それぞれの材料の合算と言える。
それでも,他の人のものを戴くと、やはり自分のものがおいしいと思ってしまう。
だから、今年も気合いを入れて漬けました。
さて,2週間後、お味のほどはどうでしょう。
今は,龜の中で静かに醗酵の時を過ごしています。



材料を切り揃え,ニンニク、生姜、出汁とお粥と唐辛子を入れます。

庫裡では麹も出来上がり、いよいよ明日はお味噌作りです。









冬の食卓−かぼちゃー

2018-12-18 21:32:21 | グルメ

どうしても冬の食卓は単色、雪色になりがち。
と言うのも,大根に白菜に里芋、蕪など白の野菜が主になる。

今年もカボチャの種を蒔き、施肥、土寄せを繰り返したのにも係らず、穫れたのが数個のみ。
ところが鶏小屋の鶏糞を撒いたジャガイモ畑からにょきにょきとカボチャの芽が出て、それがどんどん茎を伸ばし、ジャガイモの収穫後も勢いは止まらなかった。
その形はフットボール型、恵比寿型、鹿ヶ谷型など、色も赤、白、緑など様々なカボチャができた。
しかも冬の前には大きいもので私の頭大、数は両手、両足ほどの収穫となり、その上味も濃厚だった。
これは一体何を示しているのだろう,と考えてしまった。
人の介入はいらないと見せつけているのか,それとも何をしているのかと葉っぱを掛けているのか,廊下にゴロゴロ並んだカボチャを前に何も言えなくなった。
さて,来年はどうしよう。種を蒔くべきか,自然に任せるか,思案中で結論は来春までに出します。

さつまいものように,全部猪にやられるとがっくりするけれど、有り余ると今度はそれはそれで悩んでしまった。
煮物、揚げ物、スープ、ケーキ、後は茹でて冷凍か、お裾分けかな。
そこで思いついたのが,カボチャのニョッキ、初めての試みなので小麦粉の分量が難しい。
それでもどうにかそれなりにできて、家族にもおいしいと合格点をもらった。



冬になると緑黄色野菜がなくなる。
積もった雪が解け、水菜、小松菜が顔を出した。
今年はチンゲンサイ、ターサイは種まきの後猪に踏まれ,再度蒔いたがもう遅過ぎて収穫に至らない。
貴重な緑黄色野菜のかぼちゃ、冬の大きな見方になっている。



実際の色は緑が鮮やかなブロッコリーで、カリフラワーと茹で卵。
塩胡椒、オリーブオイルと柿酢のドレッシング。