友人が介護の合間に気晴らしをと、天然生活ブックスの「台所の工夫」と言う本を見せてくれた。
彼女は佐藤初女さんの心棒者でいろいろとお手伝いをしていることからその本を推薦したと思われる。
そこには16人の台所の写真と見取り図と台所への関わり方が書かれていておもしろく読ませていただいた。
それぞれの台所は大きさも職業もいろいろで、それぞれの工夫が見られる。
最小限に道具を厳選して工夫する人、動線を極力工夫する人、逆にまったく気にせず、むしろいとまも惜しまない人等々、それぞれの工夫はそれぞれの人生観が見えてくる。
その中の佐藤初女は台所を祈りの場にまで高めた92歳の生き様がそのまま表れている。
そのおむすびは多くの人のこころを結び、つなぎ、祈りへと導いている。

右の棚が今回作ってもらったもの。そこに調味料、ハーブ類を置いた。
とても私にはそこまでゆかないが、介護の合間にもう1度我が台所を見直す機会を与えてくれた。
今日はまだ8月である。いくら介護の合間とは言えこの時期にこんな自由な時間がなぜあるのか。
いつもの8月は畑と藍と柿渋の染めと藍の葉を刈り、乾燥して、夏野菜の収穫、保存食作りと動きっぱなしの夏だった。
それでもできたのは若さだけでなく、夜ぐっすり眠れたからである。
今年藍建てを初めて20年、初めて休んでいる。多分どちらにしてもいい藍染めはできなかったろう。
でも,台所の工夫はその合間にでもできる。むしろ動いて動いて疲れた方が夜眠れるような気がしている。
でも,このところ手紙が書けない。あちこちに失礼している。頭が働かず気持ちが動かない。

ゴーヤの肉詰めフライとジャガイモ餅、これは娘作、中にチーズを入れて、モッチリとおいしく出来上がった。

日の菜の発芽。









