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よろみ村くらし暦

奥能登の禅寺での山暮らし。野菜作りと藍染め,柿渋染め,墨染めのくらし暦。来山者への野菜中心のお料理が何よりのおもてなし。

瑞牆山

2021-05-24 20:24:06 | 自然の不思議

NHKの今日の日本100名山は瑞牆山だった。
急に18の私が蘇った。

今日の山はロッククライミングだったので私の山登りとはだいぶ違っていたが、あの岩の頂は変わらない。
私の一生を決定つけた山になった。
それからいろいろあり、今ここで書くことはできない。
懐かしく、思い出し、ありがとう。



今朝、3時過ぎの目が覚めてしまった。
聞こえて来たのは、雄鶏の鳴き声。
まだ薄暗い中、時鳥が啼く。
そして4時15分、アカショウビンが鳴いた。
昨日はカッコーの声も聞いて、これで初夏の鳥たちの鳴き声が揃った。
しかし、燕は姿を消し、あの燕返しの滑走を見ることができない。

変わるものと変わらぬもの、季節だけでなく、私の中にもある。
後悔しても前に戻ることはない。



写真は、私の愛染。

山は、私の青春そのものだった。だった、ではなく、今も青春、かな。
私が? 山が?











緑、緑、みどり。

2021-05-19 10:58:06 | 自然の不思議

ここから見える色は、緑、緑、みどり。
緑が庭も畑も山も覆い尽くしている。
あの白一色の雪からこれほどまでに緑一色になる信じられない。
息子が就職で京都に出て、連休に帰ってきた時、この緑の風景に驚いていた。
見慣れている毎年の風景でも圧倒されるのだから、無理もない。



この緑の中、薄紫の藤、薄紅色の谷空木が咲き、卯木、大手毬、水木、朴木の白い花が映える。
もうすぐ山法師も仲間入りして、いよいよ梅雨入りになるのだろう。
でも、ちょっと早すぎない?



菜の花と蕨の昆布締め

畑にも緑の中に白く長細いものが多くなってきた。
野菜を虫や寒さから保護するネットだ。
定植が早過ぎても霜にやられ、遅いと発育が悪くなる。
その見極めが肝心だが、この頃の気候は、読めない。

去年のカレンダーを見るともうアカショウビンが飛来してその鳴き声が聞こえているが、今年はまだ来ていない。
蓮田の蓮の葉が少ししか見られない。その上にいたモリアオガエルの泡の卵も一つだけ。
燕も姿が見えない。
今日、初めて時鳥の鳴き声を聞いた。



藍染

緑はどんな色でも受け入れて背景を担っている。
その緑は青い空と白い雲がお気に入り。










準備中

2021-05-15 21:26:21 | 畑仕事

今、畑の野菜の苗の準備中です。
ここは北陸、しかも石川でも特に寒い地域なので畑に直播ができず、多くの夏野菜の種蒔きはビニールハウスで行われる。
種を蒔いて双葉になった頃、ポットに移植し、本葉が数枚出た頃ようやく畑に定食となる。

そのタイミングがちょうど勉強会と重なり、忙しくて気候の寒暖差に対応できず、今年の苗は小さく、しかも色が悪い。
どうにか育った苗も畑に植えてもネットをかけないと霜でやられてしまう。
また大きくなっても虫に食べられるのでネットが外せられない。
そこに雨が降らないと水やりをしなければならない。
雨が降り出すと今度は止まない、そんな昨今に天気に振り回されている。
先日お店に行くと大きな苗が並んでいた。
値段も高いし、やはり自前の種の苗を植えたいので、我慢、我慢。
夏野菜が取れ出すのは市場よりだいぶ遅くなるが、美味しさは勝るので、それまで、我慢、我慢。



これは柿渋染め

急に6月に金沢で展覧会が入った。
そこでその準備を始めている。
藍立てもまだ発酵していない。これは我慢でなく、困っている。
あるもので袋をミシンで縫っている。
デザイン、大きさ、裏地、持ち手、など考えるばかりでなかなか進まない。



朝夕は水やり、追肥、土寄せなど、それにご飯の準備。
準備の毎日は、まだまだ続く。











そして、去った。

2021-05-09 20:55:16 | 日記

勉強会に集まった人たちもそれぞれのところに帰って行った。
どうして何年も続くのだろう。
メンバーの人たちのそれぞれの魅力なのだろう。
それと内容の道元の現成公案が一筋縄ではいかないから、そもそも分かるとか分からないとか、そんな単純なものではないからか。
いや、単純とか複雑とか、頭で理解するとか、そういう類のものでないからこそ続くのだろうか。
「うーん、困った!」みんな頭を抱えるために来ているのかも知れない。



私は典座、3泊の3食を担当している。
今回はお手伝いの人が少なく、でも春の食材が手に入ったためにどうにか満足いただくことができた。
それと同時に6匹の子猫のご飯やり、4人の小学生の相手などもあり、今までになくちょっと疲れてしまった。



本堂や玄関に挿した山吹も散り、そこにはもう誰もいない。
そして6匹いた子猫たちも、今日で2匹になってしまった。
みんなの笑顔と笑い声も、子猫たちの大運動会の賑やかさももう聞くことができない。



今回は娘婿たちによるジャズライブを聞いていただいた。

でも、それにいつまでも立ち止まってはいられない。
今年の藍染の藍立て、仕込みを1日かけて息子とした。
これから発酵するまで、まだまだすることがあり7中間ほどかかる。
それと並行して畑仕事がある。
日中は動きっぱなし、するともう夜は眠くなる。

もう勉強会の時の芽吹きは、すっかり新緑に変わった。
春の鳥の囀りも多くなったが、燕の姿が消えてしまった。