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よろみ村くらし暦

奥能登の禅寺での山暮らし。野菜作りと藍染め,柿渋染め,墨染めのくらし暦。来山者への野菜中心のお料理が何よりのおもてなし。

長靴をかぶった猫

2019-05-28 21:36:45 | 日記

あなたは犬派?それとも猫派?
ここに訪れる人の多くは犬のアキの写真を何枚も撮る。
私がアキの写真をアップすると、「癒されます。」と反応がある。



ところが新たに子猫が登場してからは、猫のユキが被写体になってきた。
ブログを見た人からも、もっと猫の写真を見たいとリクエストが来た。
ところが子猫でしかも動きが素早く、なかなかレンズに納まってくれない。
久し振りの子猫に私もどう対応していいのやら、もう何カ所も引っ掻かれて、その痛いこと。
前の猫は爪研ぎをあまりしなかったがこのユキちゃんはよく爪を研ぐので細く鋭い。



甲府にいた時は猫しか飼っていなかったが、ここに来て犬の心地良さを知ってしまった。
あの大きさ、あの目のやさしさに参ってしまった。
犬は人に、猫は家に懐くと聞く。
先日のテレビで、双方が心を通わせることが出来るのは犬だけだという。
確かに言葉ではないのにお互いに分り合える気がしている。

私の場合、両派としか言えない。
「長靴をはいた猫」と言う童話がある。シャルル、ペローのお噺に出て来る賢い主思いの猫のお話だ。
私のとった1枚、「長靴をかぶった猫」を見てください。
今のところ、何でもおもちゃにしてしまうユキです。













水の中の空と森の中の紫の滝

2019-05-26 21:21:21 | 自然の不思議

今、田んぼでは田植えが始まっている。
以前、ほとんど機械がなかった時、女たちも小さな子供を抱えながら田んぼに入って田植えや草取りもしていた。
最近は田んぼは男たち、畑は女たち、といつの間にかそうなってしまった。

田んぼが耕され、水が入ると小さな池ができる。
するとその田んぼに回りの山や空が映し出される。
そこにもう一つの空ができる。
底知れない足下の空。
一歩入ったら足を取られそうな、ちょっと不思議な空だ。
雲もあって、ちょっと暗いが青い空になっていて、つい覗いてみたくなる空。
見上げる空はいつもあるが,この時季だけの不思議な空だ。
そこに小さな稲の苗が植えられ、その空もどこかに行ってしまう。



連休を過ぎると山はだんだんと緑で覆われる。
そこに紫の滝が出没する。
昇り詰めた藤の花が滝となって落ちて来る。
やがて散ると、滝は消えている。

春蝉が鳴き、今日は昼間からアカショウビンが啼いていた。
季節は今どこなのか。
毎日水やりが続いていて、野菜たちのかすれた声が聞こえる。



そうそう、秋田犬はあまり吠えないというが、夜中によく哭くアキです。
安眠妨害なのです。













春の畑

2019-05-23 21:02:57 | 畑仕事

こちんこちんの畑にようやく雨が降り、しっとり潤ったのも束の間、真夏の日差しのような太陽にまた乾燥して来た。
さつまいもは根のない茎の状態で植えるので水が欠かせない。
生姜も水が大好き、だから他のものより余分に水をあげている。
畑にはキュウリ、人参、大根、キャベツ、カリフラワー、ブロッコリー、カボチャ、トウモロコシ、ズッキーニ、落花生、豌豆などが水を待っている。
ビニールハウスにはトマト、茄子、オクラ、パプリカ、唐辛子、バジル、などが畑デビューを待っている。



その水やりなのだが、如雨露で畑の数カ所に置いた水槽から汲み上げて運ぶ。
ここの住人が2時間かけて5千歩になったと言っていた。
私はそんなにまめでないので最低必要量を運んでいるのだが、左手がまだ十分でなく右手ばかりを使うためか腰が辛くなっている。

今日はもう外に出しても大丈夫かなとトマトの約半分の25本ほどを定植した。
これでも例年より大分少なく、楽なのだが、やはり寂しい。
年々自家採取の種の発芽率が落ちている。
そんな話しをしてところまたドイツの友人から種を送られてきた。
初めて知ったゼブラと言う品種は私のお気に入りとなった。



ここでは自家製の肥料を使い、無農薬で栽培している。
だからネットを掛けたりして虫対策をしているのだが、肥料の中に糠が使われそれを好む夜盗虫にばっさりやられたりする。
途中手入れもするが、後は天気次第。
どうか、順調に育ちますように!
おいしさは、保証付きです。



可愛さは、保証します。









薄紫色の季節

2019-05-22 21:54:29 | 自然の不思議

初春の万作に始まる黄色い花の季節、リュウキンカ、水仙、山吹、から桜色の陽春。
そして、今は薄紫色の花が緑の葉の下に咲き始めた。
わすれな草、都忘れ、ツルニチニチソウ、丁字草、どこか控えめでいて、でも凛とした品格を感じさせる。





5月21日、かつてここに来ていた学生がカナダのアルパインガイドを目指し、そのマッキンリーで帰らぬ人となった。
それから8年の歳月が経った。
彼の奥様から毎年何かしらのお供え物が届く。
亡くなった人はその家族や友人の中で生き続ける。

つい先日は、学生時代の友人が乳がんで亡くなった。
彼女とは一緒に北海道でスキーをした友人だ。
同じ思い出を語れる人の死は、自分の中の何かが欠けたように思えてしまう。

新しい命が躍動している。
日に日に活発に動き回りぱたりと眠ってしまう。
ユキが我が家に来て、空気が和むどころか掻き回されている感じだ。
これから生まれようとしているモリアオガエルの卵が山の下の小さな池の上に白い泡となって木から垂れ下がっている。
自然界は生まれ落ちる場所を知っている。
先日から春ゼミが鳴き始めた。











アキとユキ

2019-05-18 21:39:47 | 日記

「子猫が生まれたよ。」と情報があり行ってみると既に3ヶ月、そこでそのまま戴いて来た。
最初に飼ったのが虎猫、ここの人は「よもぎ」と呼ぶ。その子供がハナクロでシャムに近く、今度の猫は白黒の斑だった。
頭と尾っぽが黒い他真っ白、そのせいか長男が名付けたのがユキ、やはり雪からきたのだろうか。
そこで「アキとユキ」になった。



ユキは人慣れしていて抱っこされるのが大好き、それにトイレも最初からできていた。
久し振りの子猫に反応したのが長男と次男、もう二人の奪い合いになっている。



片手で抱き上げられ、その毛並みの軟らかさ、身体のしなやかさに戸惑ってしまった。
またその鳴き声の何と可憐なことか、またその動くものに反応するすばしっこさに感動。
久し振りの猫と言う、しかも子猫の感触に誰もが参ってしまった。

しかし、油断は出来ない。
アキとユキを合わせたところ、少し距離を置いて両者がきょとんとして反応なし。
障子のガラス越しだとユキが緊張したが、アキの表情からは何とも読み取れない。
だからこそ用心が必要かと思っている。

台所に立つとズボンを駆け上って来るのでその針のような爪で引っ掻かれ痛いのだ。
手も何カ所かミミズ張りができている。
さて、どうなりますことか、しばらくは気を張って見守ります。
仲良く出来れば、いいのにな。



4日前にツバメが生まれた。

今日、畑にいるとあの鳴き声が聞こえた。去年は20日だった。
アカショウビンだ。
今日は朧月の満月だ。