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よろみ村くらし暦

奥能登の禅寺での山暮らし。野菜作りと藍染め,柿渋染め,墨染めのくらし暦。来山者への野菜中心のお料理が何よりのおもてなし。

泣き声と笑い顔

2021-06-25 20:12:46 | 日記

娘の家に彼の休みでない日に通っている。
私の子供らは私の実家で過ごしたこともあり、今度は私が娘のお手伝いをしている。

人間の赤ちゃんは必ず人の手を必要とする。しかも母親だけでは手が足りず、複数の人手がいる。
その上他の動物にはない時間がかかる。
人の五感と言語の獲得には欠かせない環境だろう。

赤ちゃんへの言葉掛け、直接触れることでの安心と信頼は大きいだろう。
その泣き声のなんと大きく激しいことか、何事が起きたのだろうと思ってしまう。
その生命力に驚かされる。



どちらに似ても、可愛いのだからいいのだ。

そして一瞬、それは何に対してか、笑い顔になった。
これはそれこそギフト、贈り物、贈られ物。
これこそ人に贈られた最高の贈り物に違いない。
にこやかで穏やかで、ふくよかで、この笑顔に出逢えただけでこちらまでふっと満ちてくるものがあった。



私は出張料理人、お昼と夕飯を作る。
冷蔵庫を覗いてあるもので何かを作る。私の得意とする分野だ。
そんな毎日を過ごしていると、彼の実家の大分から野菜がどっさり届いた。
こちらの畑はまだ苗を植えたばかりなのでとてもありがたかった。
そればかりか多くの人たちから赤ちゃんの必需品が贈られ、ほとんど買わずに済んでいる。
幸せな赤ちゃんなのだ。
ところで肝心の名前ですが、音楽の「楽」がく と名付けられた。
ジャズドラマーの父親からなのだが、らく であってほしいとの願いもあるらしい。
楽しい人生が待っているかな。



娘のところのきみちゃん、赤ちゃんの出現に、居場所が見つからないらしい。

1日がお手伝いと畑に費やされ藍染の時間がない。
でも、もうしばらくすればできるはず。
今は、何よりもがくちゃんのお手伝いが楽しい。










一閑一息

2021-06-19 09:42:15 | 日記

一閑一息とは、私の造語です。

キャンセルがあって頼まれて急に展覧会をすることになり、その準備、娘の出産、畑仕事と休む間もなく動いていた。
それが展覧会が終わり、出産そして退院、一息付いた。
そして今日は雨、畑はお休み、と思っていたところ、初めて設置したトマトのビニールテントに雨水が溜まっているのを発見。
どうにかビニールは破られていなかったが早々に汲み出さないトマトの上に洪水になる。
汲み出すにも手が届かず、息子に手伝ってもらってどうにか急場を凌いだ。
これからやり直しをしなければならない。



母が甲府から持ってきたアマリリス。今は形見のようになった。

畑仕事は家族を動員して梅雨の前にほぼ定植ができた。それでも畑仕事は終わることはない。
ちょっと一閑したら、今度は藍染だ。これは雨の日でもできるが、夏場限定の仕事。
頼まれた暖簾、9月の京都での展覧会に向けて染めなければならない。

娘の出産後のお手伝いも待っている。
どの仕事も好きでやっていることだが、ちょっと休憩も必要かな。



笹ゆり。山百合はもう見当たらない、猪に球根を食べられたと思われる。

毛虫の大発生で山法師、紅葉、薔薇、ブルーベリーなどの葉が食べられ、枝の間から空が見えてきた。
私は🪰ブヨに20箇所くらい刺され、足と手がパンパンに腫れてしまった。
虫たちには、お休みはないらしい。










誕生

2021-06-12 21:10:40 | 日記

昨日、6月11日、娘に男の子が誕生した。
初産ということもあり陣痛から14時間ほど、腰痛に耐えながら無事出産になった。
もう自分のことは忘れていたが、人間の出産の大事件に傍の私が驚いてしまった。

人類は四つ足から二足歩行となり、また脳が大きくなったことで難産になったと先日のヒューマニエンスで言っていた。
本人曰く、想像の1000倍も痛かったと言う。
長時間の痛みに耐えて迎えた誕生、この経験が女性を忍耐強くさせたのかとも思ってしまった。
多分、男性には出来ない辛抱強さではないか、と勝手に解釈している。

この痛みは時と共に忘れてしまうが、これがあってこそ命の重さを痛感するのではないか。
痛みの伴った命の誕生、痛みの後には喜びが待っている。
何か不可思議な、でもどこかで納得する、そんな命のメカニズムを感じてしまう。

赤ちゃん、その言われが紐解けた。生まれたての人間の顔、体、正しく「赤」だった。
でも、手も足も指も、ちゃんとあって、おもしろい。
ふにゃふにゃの皮膚、でもちゃんと頭の毛も生えていて、身体中、も毛だらけで、これって、人間なの?
元気に泣いて、もうおっぱいを吸っていた。我が家の子猫と同じ。



我が家の猫の親子。

まあ、よかった。ほっとしました。
健やかに、大きくなってね!










空 水 土 展覧会

2021-06-09 21:20:44 | 展覧会

今日から金沢のミュゼで藍染と柿渋の展覧会が始まった。



前回が私の怪我でできず、3年ぶりの展覧会になった。
しかし、開催を決めた途端、コロナで13日までの緊急事態宣言となってしまった。
それと娘の出産を控え、さらに夏野菜の定植時期と重なり落ち着かない。
どうにか搬入を済ませて来た。



初日の今日、カフェでもある常連と友人が来てくれた。
展覧会の醍醐味は展示された作品の反応、感想、そして人との出逢いにある。
その前に、そこのオーナーとの相性というか、お互いの信頼と作品への想いが一致しないと開催に至らない。



私の都合で3時には引き上げてしまったが、思いがけない人が気に入ってくださり、買い求めてくれた。
本当は開催中はそこにいたいのだが、それらの事情で会期中の滞在ができない。
どこかでもう藍染をやめようかなと思ったりしたが、いざ展覧会を開くとやはり面白いと思った。
さて、どんな出会いが待っているのだろうか。
楽しみと、その成果はどうなのか、いい結果になりますように。









毛虫大発生

2021-06-06 21:24:10 | 自然の不思議

今朝、4時半、アカショウビンの鳴き声で目が覚め、5時、今度はアキの吠えるこで起こされた。
久しぶりの早朝、爽やかさに誘われていつもの散歩道をゆったりと走った。
田んぼにはまだ小さな苗がちょこんと水の上に出ていた。これがあの稲穂になるのは信じられない。

今日は何匹潰しただろうか。
藍染が始まり、玄関と藍小屋を往復するのに15メートルほどの道の上の楓の葉1枚1枚に虫がついている。
これは大袈裟なのだがそれくらい大発生している。
上から蜘蛛の糸のようにスーッと目の前に垂れ下がってくる。
よく見るとバラの葉、鉢の上、周り、足元、至る所にいる。

目に付くと努めて潰している。
最初、気持ちが悪いし、殺すのは嫌だし、躊躇していたが、目に着いたら潰すことに自分の中で決めた。
そうしないとバラが咲かない、野菜が育たない、自分の中で正当性を納得させ、言い聞かせて、そうしている。

そういえば、去年はカメムシが少なかった。これと関連しているかは分からない。
気候のちょっとした関係で虫は大発生したり全滅したりするのだろう。
1度大発生すると2、3年は続くらしいが、コロナも同じなのだろうか。

この毛虫は、マイマイ蛾らしい。
ネットの中にも侵入して野菜の葉っぱを摘み食いする。
私の毛虫退治と毛虫の数はどちらが勝つのだろうか。
できたら、もうそんな競争はやめたいのに。