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よろみ村くらし暦

奥能登の禅寺での山暮らし。野菜作りと藍染め,柿渋染め,墨染めのくらし暦。来山者への野菜中心のお料理が何よりのおもてなし。

よろみ村の秋ー掃溜菊ー

2024-10-29 10:34:33 | 自然の不思議

秋に咲く野草はたくさんある。その中で変わった名前、むしろ変な名前が付けられているものがある。掃き溜め菊、それを知ったのはテレビだった。でも私は塵溜草と記憶してしまった。その花はゴミが溜まるところに咲くから名付けられたと聞いたからだ。前から気になっていた小さい白い花、その名前を知った時、ちょっとショックだった。花は可憐で決してゴミが溜まったところに咲いていたわけではない。

他にも植物の名前に受け入れ難いものがある。屁糞葛、オオイヌノフグリなど。誰が付けたのか、その感性を疑いたくなる。名前を知ったからそのものを嫌うわけではないが、もっと親しみを込めて鑑賞したい。他にも名前からして難しく謂れが分からないものもある。また地方によって呼び名が違うことも聞いている。

時鳥 ホトトギス

いつもより柿が実り、柿酢と作ろうとしている。でも、小豆は収穫したほとんどが虫が入っていた。来年の種用くらいしか取れず、お餅の餡にはなりそうもない。

今年の雪はどうだろうか。白菜はレースとなり、冬野菜は大根だけになりそうだ。毎年当たり前の様に食べていたものが食べられない。これから先どうなるのだろう。

 


よろみ村の秋

2024-10-27 13:05:05 | 自然の不思議

以前みんなで輪島の紅葉を見に行ってことがあるが、結局、ここの紅葉が一番だったという灯台下暗しのエピソードがある。ここは奥能登で一番雪が多く気温が下がる、また周囲の木が広葉樹という利点がある。

ところが、今年の紅葉は期待できない。今までになく夏と秋の気温が高くもう色が燻んでいる。その中で見つけた秋、天南星、通称蝮草。野草にはよく別名がある。確かに仏が炎に包まれた形とも取れるが、天の南の星と書かれても分からない。蝮と言われた方がピンと来る。また鮮やかな紫に包まれた実の木通、通草、知っている者でないとアケビとは読めない。

今、小豆を収穫している。ところが、ほとんどが虫に食べられ、その中からいい物を選んでいるが来年の種様の物しか残りそうもない。

今までにないよろみの秋、実りの秋は過去のものになってしまったのだろうか。


ピザのボランティア

2024-10-21 10:25:10 | 日記

ここにもいろんな形で支援を戴いたが、ピザというのは初めてだった。それは私たちの友人の高校時代からの友人が教師を辞め、ピザの修行にイタリアまで行ったという人の本格的なピザである。

粉はもちろんイタリア製、特徴はチーズのこだわりだった。何種類もチーズを組み合わせる。生地にトマトソースを乗せ、チーズ、バジル、オリーブオイルというシンプルなもの。だから生地とチーズが物を言う。それ以上にこだわりは窯にあった。車に乗せられる大きさで薪を使うので試行錯誤を繰り返しドラム缶と耐火煉瓦で作ったユニークな物。生地を窯に入れるとしばらくで焼きあがる。外はこんがり、中はふわふわ。やはりガスオーブンで焼いたのとはだいぶ違う。食べてみるとそのシンプルさが絶妙だった。タバスコは邪道だと教えられた。

一人は東京から一人は熊本からもう地元を離れて数日どころか月を超えている。これからも輪島、珠洲に出向くと言う。寝食のほとんどは車、年齢的にも高齢なのに、動きは身軽。この原動力はなんだろう。みんなの笑顔に会えると聞いたが、誰もができることではない。泊まって頂いたのでゆっくりお話ができた。その経歴がユニーク、人柄は温厚でユーモアの持ち主。こちらこそ出会えてその心とエネルギーを戴いた。ありがとうございました。暑かった翌日の輪島は雨、たいへんだったろうな。どうぞお元気で無理せずに続けてください。


美ヶ原

2024-10-16 20:36:43 | 自然の不思議

以前から予定していた美ヶ原、私の体調もあってようやく実現した。今まで、山は登るもので眺めるものではないとどこかで思っていた。それが今回の美ヶ原でその呪縛を撤回できた。標高2000まで車で登り、1日目の13日は王ヶ頭、王ヶ鼻往復など約4時間を歩いた。足元の高原は晴れていたが、見えるはずの山々は雲に隠れて、下ってきた夕方シルエットとなって見えた。二日目は朝から晴れて、王ヶ鼻からは南北アルプス、中央アルプス、八ヶ岳、そして富士山までが青い濃淡で私の視界に収まらない奥行きと広がりで迎えてくれた。

それまで私が目指してきたのは3000メートル級の山々で頂上を極めた達成感と興奮でそこから見渡し、見下ろす世界だった。ところが今回はそれらを総合的に遠くから客観的に冷静に見える景色だった。それは過去が蘇り、思い出に浸る時を与えてくれた。また角度や立ち位置の高度によって全く形も高さも異なるおもしろさを知り、低い山が高い山を越える楽しさも味わった。

今まで自分の立ち位置からでしか見ていない自分、それを違う位置から見ること、客観的に自らを見るおもしろさを教えてもらった気がした。

 

でも、今回の山旅も一人ではなく、山友達がいて実現できたこと。天候といい友人といい、本当に恵まれていると思う。ただ、心配なのは、山の木々も紅葉でなく葉が枯れていたこと。今年の猛暑の影響だろうが、今年だけのことなのか、気がかりになった。


実らぬ秋

2024-10-11 16:36:11 | 自然の不思議

久し振りに夕方散歩をした。と言っても15分くらいだろうか。月は雲のようにまだ白く青い空に口を開けて笑っているようだった。歩きながら左右の木々の中を漁っていた。木々が実を付けているチェックしていた。この時期の散歩の楽しみなのだが、見つからない。

散歩道には山法師、紫式部、むかご、山帰来、アケビなどがあるはずなのだが、見つからない。緑の葉っぱに赤、紫は目立つはずだが、見当たらない。これも夏の酷暑、秋の初めの暑さが影響しているのだろうか。

そんな中、マイマイ蛾にはっぱを食べられてしばらく実がつかなかった花梨に3個見つけた。成ったときは15個もあったのに、これはようやくまたスタート地点に立ったのだろうか。そして奇跡的に成ったのが、レモン、よくよく数えてみたところ、8個もあった。実になるとそれを食べたくなる。チーズケーキ、こんな時こそレモンケーキかなと毎日眺めている。と口の中が甘さと酸っぱさが溶け合い、香りもしてきた。初めての8個、いいこともあるんだね。

さつま芋と栗のお菓子

畑には小豆と黒豆のまだ青い鞘が見えてきた。そうだ、落花生もあるはず。さて、その収穫量は、、?