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よろみ村くらし暦

奥能登の禅寺での山暮らし。野菜作りと藍染め,柿渋染め,墨染めのくらし暦。来山者への野菜中心のお料理が何よりのおもてなし。

春のち冬

2019-03-30 10:21:53 | 自然の不思議

また寒い日が続いている。
満開の梅も寒さのせいか、そのまま留まっている。



氷紋

冬から春の陽気は三寒四温というが、季節が逆か止まっているようにも感じられる。
冬の勉強会の道元の現成公案には薪の後、灰になるとは言わず、薪は薪、灰は灰の法位があり、のちがありさきがあっても前後は際断している。
この今、いまでしかない。という言葉を思い出した。

どうしても自分の都合でいろいろなものを見てしまうが、この今を味わうことだろうか。
すると、春、冬、春、冬、春、で、だんだんと暖かくなるのかな。

4月1日に車で甲府に帰省する予定だが、長野が雪らしい。
冬タイヤからレギュラーに換えたばかりなのに、さて、どうするか。

冬はどうしても身体が固くなってしまう。
その冬に怪我をして、そのことをよろみ村通信に載せたところ、娘から文章が硬いと厳しい指摘があった。
痛みと寒さで固くなっていたのだろう。
そんな時は気持ちが内側に向き身動きができなくなっている。
自分でじぶんを客観的見れず、私はこんなにたいへんなんだよ、と訴え、人の気持ちをじぶんに向けさせようとしていたのだろう。



28日の受診で順調に回復に向っているとのことだった。
ただ、私の場合、骨折の仕方がひどかったので時間はかかるのだという。
先生から言われてしまった。「気持ちをポディティブに持たないと早く治らないよ。」と。

春のち、冬、でなく、冬のち春、になります。
そう、ゆっくりをネパール語で、間違えて表示してしまい、やはり親切に指摘していただきました。
ビスターリ、ビスターリ、で春が来ます。













ダニ、ガール

2019-03-26 16:45:11 | 日記

啓蟄は3月6日、今年の冬があたたかったこともあり、いよいよ、いろいろな虫たちが動き出した。
虫たちは性能がいい温度センサーが付いているのだろう。
暖かい日にはガラス戸、障子、蛍光灯にカメムシが付いてきて、油断すると畳の上にも這い出して踏んでしましそうになる。
ここは薪ストーブなので、そこからも出て来るので、半端な数ではない。
お隣の青年が都会から帰省してその多さにびっくりしていた。



そしてアキは、ダニーボーイならぬ、ダニガールになってしまった。
このアキは土掘りが大好き、中に何かいるのだろう、足で掘った後、顔というか鼻を穴に突っ込む。
そして見事にダニをキャッチする。
壁蝨は目の回りとか耳などの軟らかいところに付き、血を吸うのだ。
取ろうとするが厭がり、壁蝨は血を吸ってどんどん大きくなる。
下手に取ると口だけが残り皮膚炎になったりする。
いよいよ薬を飲ませなければならない。



目の縁に付いたダニが見えますか?
切れ長のアキの横顔は歌舞伎俳優並み?

ハナのダニ取りに薬の付いた首輪をしたが、晩年になると首の毛が抜けてしまった。
それほど薬が強かったのか、体力が落ちていたのか、それからはスカーフを巻いていた。
色とりどりのスカーフやハンカチを日替わりで巻いていたのが可愛く、それがトレードマークになった。

今日はアシナガバチも見つけた。
今のところ人間への被害はないが、用心用心!

畑はジャガイモを植え付け、それを私は炬燵から見ている。
せめて夕飯でも作るかと、出来る範囲で準備をしている。

冬の星座も傾き、春の星座に特等席を譲り始めた。
寒い夜は、満天の星が輝く。











頭陀袋

2019-03-23 11:06:20 | 日記

頭陀袋とは,僧侶が経文などをいれる首から掛ける袋を言う。

今回住職から袋の修繕を頼まれ,繕う布が合わず、新しく作ることにした。
最初と2番目が藍染めの袋、柿渋が今回で2回目になるだろうか。
住職の友人、息子、そして展覧会用など10袋以上になる。

一応、自分なりのこだわりと言うか、美意識があり、いろいろと布を物色してどこを前にするか、どうすれば紐のところの強度が保たれるかなど作る前の方が時間がかかる。
柿渋染めに墨でラインを入れ,真鍮の抑え兼飾りの輪を縫ったミシンの跡を隠すように濃い柿渋の布でアップリケをしてポイントに。
そして今回はこんな風に仕上げた。



ところが息子曰く「ちょっと,ポップじゃない?」とクレームが入った。
でも、本人からはないので、まあまあなのだろう。

その布は厚みがあり、しかも柿渋染めなので針目が通りにくい。
そこでミシンなら左手も使わないで作れると縫い始めた。
ところが,首に掛ける紐に毛糸を入れ袋状にするところをひっくり返すのにうまくいかず,息子に手伝ってもらってようやく仕上げた。
ミシンならと思ってやり始めたが,やはり左手の抑え、支えなど出番が必要だと知った。
いつもなら自然過ぎて使っている意識さえなかったことにこのことで気付かされた。
知らないところで助けられているのは,自分の身体だけではない。
ありとあらゆる部分でお互いがお互いを支えているのだろう。

まだ台所のほとんどを家族がしている。
久し振りに作ったのが蕗の薹の佃煮、ジャガイモのサラダと法蓮草の胡麻和え。
食卓には数品のおかずが並んで彩りも美しくなった。
息子の作ったブリの照り焼きが絶品だった。











障子張り

2019-03-22 10:25:16 | 日記

お正月前ではないのに,もう何度障子を張り替えたことか。
その原因は,アキにある。
冬場、アキは居間に隣接した廊下にいる。
その居間と廊下を区切っているのが障子。
それを挟んで居間に人、廊下にアキ、この関係で事件は起こる。



アキのくるりと巻いたシッポに付いた雪。

それは来客が大いに関与している。
来客が来るとアキは自分を気に入っているかどうか瞬時に判断し,後ろ足で立って前足を障子に掛け「遊んで,遊んで。」と誘う。
来客が廊下に出る前に障子に爪の痕が付き、そして破れる。
先日は興奮が納まらず顔を障子に突っ込んだ。
こちらから見ると口と鼻先が出た。「あーっ。」その声で流石にアキは顔を引っ込めた。
残念なことにそのシャッターチャンスを逃した。
これが動画になったならばさぞかし評判を呼んだだろう。



さて,今回の障子の破れはいつ張り替えようか。
今まで来客が来る前にきれいに張り替えていたが,結局来客時に破られるのだから、来客が帰った後にしようかな。
次回は4月6日、この方は気心を知っているのでこのままでいいかな。
印刷された紙を一応セロテープで止めて廊下の冷たい風は入って来ない。
前に飼っていたハナに関してはこのような記憶はない。
同じ秋田でも全く性格が違うことに最初戸惑ったが,今はもう慣れてしまった。
やんちゃのアキは,そのまま大人になるのだろう,いや、もう1年半を過ぎたのでもう大人なのかな。
でもこのやんちゃのアキは,誰からも可愛がられ,多分来客のカメラにもぜったい納まっている人気者だ。

障子はりだけでなく,ガラスについた肉球のはんこの跡もきれいにせねば。
5月の連休までにすることがいっぱいだ!










ENCORE

2019-03-21 11:24:30 | 日記

まだ余韻に浸っている。
NHKの「英雄たちの選択」の後そのままテレビを付けていたところ、昨年の小田和正の「encore」の舞台裏をやっていた。
2018年9月19日、私は金沢のライブ会場にいた。
彼のものだけはぜひ生で聞きたいと娘にチケットを取ってもらった。

その会場の雰囲気、彼の声が蘇って来た。
甘く切ないバラード、高く澄んだ歌声、そして何よりも彼の飾らぬそのままの人柄が伝わって来た。
ライブとは、なんだろう。2階席から見る彼は遠くそこにいたのか分らぬほどだったが,彼と観客との一体感がライブの醍醐味と言える。
その舞台裏を大勢のスタッフやバイトの人たちが担っていた。
そのことについて彼は仲間と言う意識と感謝がこのライブを成り立たせていたのだろう。
みんな、楽しんでやっていることが成功の秘訣らしい。

私の青春に彼がいた訳ではないが,その歌声とメロディーと歌詞が私に届く。
何か懐かしく,その頃の自分が思い出されてしまう。
ファンもそうなのか,中には涙を拭う姿がいっぱい映し出された。
時空を超えてその中に入ってしまう歌の力に魅了された。
アンコール、人生いつもアンコール、そこにはエンドレスの覚悟と意気込みが伝わって来た。



春の雪に差す朝日

今日はお彼岸の中日、年2回のよろみ村通信を昨日発送した。
一通り目を通すと、男性はどうしても抽象的、そして自分がいつもことの中心にある。そこから離れられず,時空を漂っているとしか思えない。
その点女性はリアルというか具体的、身近な事柄から問題点を突いてゆく,と思ってしまった。
私の感想です。



満作の花