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よろみ村くらし暦

奥能登の禅寺での山暮らし。野菜作りと藍染め,柿渋染め,墨染めのくらし暦。来山者への野菜中心のお料理が何よりのおもてなし。

春のご馳走

2025-04-17 16:39:45 | グルメ

春のご馳走は、緑。冬は大根、白菜の白、春になると緑がお皿に載ると、それだけで元気が出てくる。緑は甘草、蕗の薹、浅葱そして屈。甘草は酢味噌和え、蕗の薹は天ぷら、蕗の薹味噌。そして知人か教わったオリーブオイル漬け、これはさっと茹でてからオリーブオイルにつけただけだが、癖もなくいただける。

蕗の薹の天ぷらは今、体調を崩しているここの住人にカボチャコロッケと椎茸と蕗の葉を揚げてお裾分けしたところ、とても喜ばれた。そして浅葱、あさつきと読む。これは細いネギとほぼ同じなので麺類の薬味など何にでも細切れにして使っている。今回はハンバーグに椎茸と自家製冷凍コーンも入れ焼いた。焼くとほんのり春の匂いが口に広がった。屈、こごみ、形から名付けられた。特に癖がないので、何にでも使えて重宝している。これはこれから。

家の前の土手に行者ニンニクが濃い緑の葉を伸ばしている。その名の通りニンニクのの匂いが冬の体から目覚めさせてくれる。行者ニンニクの醤油漬けが絶品だ。

まだ畑には食べれる野菜はない。その点、こんな山里に住んでいると野生の緑に助けられる。

残念なことに、写真が取り込めずその緑の鮮やかさを見てもらえない。次回は大丈夫かな。


よろみの冬の風物詩

2024-12-18 09:55:06 | グルメ

この師走は畑仕事も終わり、冬の野菜の保存、加工になる。ところが、冬野菜が大根しか穫れない事態になり、そのほとんどができなくなった。実は私の不注意から怪我をしてあまり動けないので、それを自然の配慮と受け入れている。

黒豆の殻取りを手伝ってもらい、ようやくきれいな豆が取り出せた。でも、やはり例年より小さく虫に食べられた痕もある。それでもおせちと玄米に入れる分はあるだろう。

大根で大根寿司を作っていたが、今年は浅漬けのたくわんだけでも作ろうかとストーブの周りで干し始めた。ところが肝心の糠がないと言う。次々と不測の事態が出てきた。そこで考えた。自家製の糀がある。それで漬物にしよう。魚を入れれば大根寿司もどきになるだろう。

朝から雪が降っている。これが根雪になるだろうか。今年の積雪は多いのか、もし豪雪だったら除雪車が入れないかもしれない。元旦の地震が思い出され、あの時の恐怖は今も私の中に残っている。


美味しい秋

2024-11-03 10:38:38 | グルメ

どうしてだろうか「食べたいな。」と思っていると、どこからか手元に届く。しかもそれが集中的に集まる。時にはパンが食べたいと買ってくると思いがけないところから届いたりする。今回は今までにないチョコレート、しかもイギリス、イタリア、そして長野。未だまだ食べていないものもある。大事にするのもいいが、賞味期限がある。チョコは山の友でもあるが流石に今年はもう行けない。

元旦の地震、その時にちょうど私は抹茶チーズケーキを焼いていた。それがトースター諸共壊れてしまった。それ以来のチーズケーキは、10月30日の爽ちゃんの1歳のお祝いに焼いた。オーブンが壊れ、トースターは新しく買い換えた。ケーキを食べたのは私たち、娘に送ってくれればよかったのにと言われてしまった。今度行ったら焼いてあげよう。

美味しい秋なのに、辛うじて大根は順調に大きくなっているがまだ旨味が足りない。葉物は望めないし、いつもの新米も口にしていない。こんなことはかつてない。これからも今までのように美味しい秋を味わいたい。


秋のご馳走

2024-10-06 21:45:56 | グルメ

秋のなると秋の収穫に応じた献立になるのが常というか今までだったが、今年は違ってしまった。その一つ、そして当たり前だった新米をまだ食べていない。今年は震災で自給分しか作らなかったが、それも大雨で田んぼに泥水が入り予定よりだいぶ少なくなった。でもどうにか食べる分はあるようだ。

また冬野菜の多くは虫に食べられ、どうにか大根と白菜はかろうじて大きくなりつつある。しかし白菜の3分の1はレースと化し、大根も例年より虫が多く、間引き菜が硬い。これらの原因は長い高温と雨不足によるものと考えられる。この時期の定番の大根の間引き菜のお好み焼きが食べられない。

秋に一度は作る栗ご飯、それにハンバーグ、そのハンバーグもこの季節だと大根葉入りなのだが、いつものものになった。それでもナスとパプリカは畑から、カメムシや十二夜星にかじられながらも食卓に色添えとなった。

そんなところに息子のお嫁さんの大学時代の友人が来て、二人が腕を振るいご馳走が並んだ。聞けばさつま芋が大好きだとかで蒸してバーターを添えると途端に頬が綻びた。ご馳走はいつしか懐かしい学生時代の話となり、秋の夜は笑い声に満ちていた。


冬の漬物

2023-12-28 20:57:23 | グルメ

年末の行事がようやく終わった。当初の予定していた日程が豪雪で今年もまた停電などで遅れたり、予定していた人が来られなくなった。それでも麹作り、味噌作り、お餅つきが終わった。

しかし、今年の冬野菜の蕪、野沢菜、日野菜が穫れなく、いつもの漬物ができなくなった。一時期は9種類の漬物を漬けたが今年は大根の浅漬け、白菜の塩漬け、大根寿司、そしてキムチの4種類が今年の漬物になった。

漬物は発酵によって長期保存ができ、栄養的にも優れ、しかも美味しくなる。このメカニズムは菌による。それは糠の中の乳酸菌の働きが大きい。塩だけでも野菜は発酵をする。その他に魚や副菜によって味に深みと旨味を増すように仕込む。

ここは雪によって畑の野菜はできない。その冬に野菜を摂取するのに漬物はすぐれた知恵だったのだろう。ここには自前の糀、無農薬のお米、糠がある。それを使わない手はない。ちょっと面倒と思ってしまうが、購入したものよりおいしいので冬の始まりの恒例の仕事になっている。