梅雨らしい雨だった。
まだ蒸し暑くない。しっとりとした湿り気が満ち、その中に雨音がある。
閉じ込められているのでなく,はみ出しているでもない。
聞くともなしに耳に入る。慎ましやかな心地良い音である。
その音を邪魔せず,むしろその音の伴奏するように娘がピアノを弾いていた。
娘は雨をたのしみ,雨は娘をやさしく受け入れてくれた。
17日振りの雨は野菜にとって慈雨となる。それは人にとっても恵みの雨となった。
雨が降ると、野菜が育つ。
朝穫ったキュウリが,もう夕方はまた大きくなっている。
雨が降ると、急に草も伸びる。
野菜穫りに畑に出たものの,籠を下に置き,急きょ草取りを始めた。
一旦草取りに入るともう止まることができない。
雨は土は草の根っこまでやわらかくしてくれたお陰で、おもしろいほど簡単に抜けた。
胡麻のところ,落花生のところ、人参のところ、気が付くと夕方となり,母がデイサービスから帰宅する時間になっていた。
雨が続くと雨嫌いのトマトが気になる。
梅雨は、しとしとがいい。
どうか,つつましく,終わってください。

7月の金沢での展覧会用のDM 「藍色の夏」

冷やしうどん,あるもので,トウモロコシは去年のもの,できたブロッコリーの2番手も添えて。








