goo blog サービス終了のお知らせ 

よろみ村くらし暦

奥能登の禅寺での山暮らし。野菜作りと藍染め,柿渋染め,墨染めのくらし暦。来山者への野菜中心のお料理が何よりのおもてなし。

人形浄瑠璃

2024-05-28 10:12:52 | 日記

25日、ボランティアで人形浄瑠璃の人たちが来てくださった。浄瑠璃をもっと身近で知ってほしいと東北震災の後、同じ思いの人たちを全国から募り、その都度被災地を巡っていると言う。

テレビでは見たことがあったが実物それも目の前で演じてくれたのは初めてのこと。人形を操るのは頭のほか2人の3人、他の人形劇と違って仕草が細やかで人形なのに表情の豊かさに驚かされた。目を人に移すとそのままが人形に表れていた。人が人形なのか、人形が人なのか、分からなくなった。人が人形に操られている、そんな風にも見えた。

だからか、人形だと楽しみにしていた楽は怖がってしまった。おもしろい。人形を操る人と津軽三味線と太鼓の人が音楽と音を演奏してより立体的になった。緑の中、青い空の下誰もが気持ちが解放され、笑顔になった。

観客はここの住人とご近所の数人のために演じてくださった人たちの心から拍手を送った。今までどれだけの人たちに元気づけられたことか。人って、やっぱりあったかい。


緑の中の白

2024-05-22 10:33:28 | 日記

震災後色々な動きがあった。連休には勉強会参加の人たちの修復の手伝いによって一気に片付いた。しかし、まだまだすべきことは山積している。ここの住人がこれからここに住むかそれすら決まっていない。また娘たちは撤去の仕事で連日ここから通って片付けをしている。それもようやく目処がついてきた。ということは楽と爽たちも行ってしまうことになる。

緑が眩しい!ハウスで種まきをした夏野菜も畑に植え時となった。ところが半ばで私が体調を崩し滞っている。毎日と1日の寒暖差が原因と思われる。ハウスは35度、夜はストーブ、1日に何度も着替えて調節をしていたが、追いつかなかった。でも、大人だけ不調で、子供らは元気だ。

季節の燕が偵察をしにやってきたのにその燕をユキが狩ってしまった。毎晩ネズミも取ってきて肝だけ残して食べたり食べなかったり、しかも家の中や座布団の上にゴロリと転がっている。毎朝そのチェックをして1日がはじまる。「ネズミはいいけど、鳥は止めて、」というのは私の思いだが、「生き物なんだから仕方ないよ。」と言い切る住人の割り切り方に小さい声で「そうだね。」と私。

空の青が眩しい。その空をヒコーキが白線を描いて横切っていく。五月晴れももうしばらく続くのかな。緑の中に山法師、大手毬が冴え渡る。


緑のよろみ

2024-05-08 16:11:06 | 日記

今回で20回になる現成公案の勉強会が無事終わった。1月1日の地震にも関わらず十数人のいつものメンバーが集まってくれた。いつもの午前中は講義、午後からは皆さん、それぞれの専門や特技を活かした片付けや車庫、倉庫などの修理をしてくださった。私たちだけでは何日もかかりそうな棚から落ちた大量の図書の整理が半日で見事に蘇った。ほんとうに、ありがとうございました。

今回の特徴は小さな子供連れの4家族のお泊まりだった。その声の可愛さ、しぐさ、叫び声、泣き声が響いていつになく活気に溢れていた。その子守役を今年から住職のお嫁さんが楽しそうに面倒を見てくれた。

地元からは友人がお蕎麦を打ち、パンも焼かれいつもの美味しいお料理が揃った。今年は今までにない暖かさというよりは暑さになり、初めてストーブに火が入らずにいられた。でも、肝心の典座の私が体調が思わしくなく、料理も心残りになってしまった。でもみんなんの手助けもあって四日間を終えることができました。

今回は震災後お手伝いの人たちが代わる代わる来てくださり、4月のほとんどが宿泊の人たちのご飯作りをしていた。毎日何を作ろうか、この時期は畑には何もなく、山菜も少なく腕を振うことができなかった。それでもどうにかやり過ごし今日に至った、のですが、また今日は2人が来るようです。さて、今晩は何にしようかな?

今、よろみは緑が溢れ、藤が満開です。会期中は写真が撮れず、これらは我が家での風景です。