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よろみ村くらし暦

奥能登の禅寺での山暮らし。野菜作りと藍染め,柿渋染め,墨染めのくらし暦。来山者への野菜中心のお料理が何よりのおもてなし。

朝の散歩

2023-06-25 06:32:19 | 日記

久しぶりに朝の散歩をした。今年は春になってから片手で数えるほどしかしていない。参道の下の蓮田の柵の下の草が刈られ、葉が30センチ近く広がっていた。7月下旬には花の香りが楽しめる。

散歩をすると言うことは、自然の移り変わりを知ることでもあるが、思考を巡らすことにもなる。思考というほどでもなくても、日常を振り返り、これからを思うことにもなる。

カラスに食べられた鴨の卵、今年はたくさん見られた。

何しろこの春は慌しかった。行事と来客、そのほとんどが宿泊、しかも10日ほど。どうにか対応はできたと思うが、心のゆとりがなかった。その皺寄せが畑と私の身体に及んだ。畑は夏野菜の定植は終えたものの、その多くは虫に食べられ消えたり成長が見られない。モグラなのかタイミングか気候か、はたまた私の体力の衰えなのか、多分その全てなのだろう。色々考え思いを巡らせてもストレスを生むだけだと悟り?もう止めた。成るように成ると心を決めた。

藍建てもその影響か1回目を失敗し、ようやく2回目で染められるようになった。これには時間と経費が係るので痛い。気を取り直し、これから染めの仕事にかかる。このブログも久しぶり。書くのが好きなのに、、。


初夏の虫たち

2023-06-13 20:35:23 | 畑仕事

折角、夏野菜の苗を畑に植えたのに、消えてゆくもの、倒れるもの、穴を開けられるもの、人の思うようになってくれない。原因は虫たちだ。それぞれがそれぞれの戦略で生き残りをかけて草でなく野菜を食べる。やはり草より美味しいのかな。

胡麻はようやく出揃った1センチほどの双葉が一晩にして一気に消えてしまう。手の施しようがない。ところが10センチほど育った紫蘇、パプリカもやはり夜に茎を齧られ倒れる。これには糠に集まる夜盗虫が犯人で対策としてよく土の中を点検して潰すしかない。これが黒くて中には数ミリほどなので見つけるのが大変。それ以上に潰すのが嫌なのだが我慢してやっている。ある農夫が言っていた。農業とは多くの命を奪うことだと。それは畑仕事をするようになって実感している。農薬を使わなくても、むしろ使わない方が一つ一つの命を向き合わざるを得ない。

急にハエが出て来た。ブヨも蚊も蒸し暑さと共に増えて来た。畑にはネット付きの帽子を被り、腰には蚊取り線香を付け、さいきんはハッカ油も付け皮膚は出さないように軍手に長袖の完全防備で対策している。

まだ人間は対策できるが、猫や犬はこの季節たいへんだ。一応薬を付けているがあの毛並みで草の中を行くので格好の虫たちの住処になってしまう。

畑が終わると梅仕事、らっきょう、などが待っている。畑仕事に終わりはない。


初夏の花

2023-06-05 10:38:49 | 自然の不思議

春先には黄色の花が目に付く。初夏は白と紫が迎える。白は山法師、野薔薇、空木。そして地面を覆うようにツルニチニチソウ、蝦夷紫が可憐な花をつける。

その蝦夷紫だが、その名前を知ったのは最近のことだ。よく見ると勿忘草に近いがちょっと違う。手元の図鑑では分からなかったが、来客がスマホをかざしてその正体を教えてくれた。何と簡単なことなのか、名前を知ったことで彼方のことが手元に入った気がしたが、あまりの手軽さで返って謎の面白さを失った気がした。

室内には、お隣さんから株分けしてもらった4年目に咲いたシンビジウム、母から譲り受けたアマリリスがピンクのラッパを吹き出した。そして紫の時計草、これも謎めいた花で1日花、二日目には閉じる準備をして、3日目にはしっかり扉を閉めてしまう。去年はたったの1個、今年は12個も蕾をつけている。

畑は野菜の定食真っ盛り、もう少して終わるが、その後も細かい仕事が待っている。ゴマは全滅、人参も2度目の種まき、モロヘイヤ、バジルも再定植、自然相手は人の思う通りになってくれない。でも、消毒はしない。