やはり、冬には雪がないと冬とは言えない。
北陸に来て、つくづくそれを思う。
私と同じ関東の友人は大変でしょうと気遣ってくれるが、今はそれを楽しんでいる。
そんな北陸、こんな北陸です。
この寒い中、夜釣りに出かけ烏賊をいっぱい釣ったからといっぱい食べることができる。
そのイカの甘く柔らかいこと、これは全く店頭で買ってくるのと違う。
また友人から大きな魚1匹を早朝、ドカンと届けてくれる。
ますます舌が肥えてしまう、いいのかどうか、、、。
炬燵から雪の降る様を見ているだけで満足してしまう。
その風景に赤い山茶花が1、2輪入るだけで絵になる。
この頃朝の6時が明るくなってきた。お弁当作りもちょっとは気分的に楽になった。
雪の風景も枯れ木がほんのりと赤みが差してきた。
雪の上を渡ってくる空気も温度を少しだけ含んできた。
いよいよ春が近い。
いよいよユキはお腹がたっぷり膨らんできた。
今回で3度目、4匹、5匹、今回は何匹だろう。もう流石に、これで終わりですよ。
アキは相変わらず痒そうで、かわいそう。薬も効かないのかな?
息子に頼まれて「ドボン」という漁師が冬に被る防寒用の頭巾を縫った。
外は黒い木綿、中は昔のネルの木綿を使った。
簡単な作りだが、最近のネックヲーマーより気に入っているようだ。
若い頃のスーツが出て来た。いつ着たのか覚えがない。
多分、柄からして特別の時に来たのだろう。
今思うと、こんなの着たのかな?
もう着る事もないだろうから、どうしよう、、。