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よろみ村くらし暦

奥能登の禅寺での山暮らし。野菜作りと藍染め,柿渋染め,墨染めのくらし暦。来山者への野菜中心のお料理が何よりのおもてなし。

勉強会の準備

2022-04-26 20:29:38 | 日記

恒例の連休に行われる正法眼蔵の準備が始まっている。
と言っても私は宿泊の手配と典座というご飯作りの担当。



書棚だった食器棚

困ったことが起きている。
先日から長さ5ミリ、太さ1ミリほどの毛虫がどこからか発生し、それが風に乗って洗濯物などに付いてくる。
いつもならお布団を瓦の屋根に干しているのだが、それができない。
毛虫は肌に付くと発疹となり痒みを伴う。
今までになかったことが発生している。



調味料の一部

後一つ、4日間のメニューが決まらない。
なぜか、この時期は畑にも野菜のストックもほとんどない。
あるのは山菜、しかしそれも筍など取れるかどうかまだわからない。
約30人分の食材を用意しなければならない。
確かに購入すれば揃うのだが、なるべくここのものを使って料理したい。
すると毎年同じメニューになってしまう。
1年に一回のことだから同じものでもいいのだが、何か新しいものを作りたい。
そこで書棚にあり料理本を取り出して眺めているのだが、いいアイデアが浮かばない。
都会からくる人たちに、ここならではのものを食べてほしい。
そこで思いついたのが、自家製の寒糀やヨーグルト、豆腐よう、最近準備した米粉、を使ったもの。
と、考えたもののまだ思いつかず、ようやく試作品を作り出した。



木の蒸し器で作った本棚、この三分の1が料理本

そんなんで、私はほとんど勉強会には参加できない。
当初、ちょっぴり寂しさもあったが、でも、それも最近は割り切ってご飯作りに専念?している。
「美味しかった!」それが聞ければ、それでいい。








春の鳥

2022-04-21 20:40:52 | 自然の不思議

春の鳥と言っても、鶯に象徴されるようにいろいろな鳥の鳴き声が聞ける。
と、言っても、鳴く鳥の全ての声がわかる訳ではない。

いっ時トラツグミが一日中鳴いていた。冬の終わりにはフクロウが鳴いていたのがここ数年聞こえなくなった。
と言うことは、いなくなったと言うことだろうか。
ここ2、3年、燕の数が急激に少なくなって鳴き声もあまり聞くことがなくなり寂しくなった。
燕の絶対数の減少が言われているが、ここの猫たちが原因とも考えられる。

朝日新聞にシジュウカラの鳴き声は単にオスがメスを呼ぶのでなく、会話が成立しているとあった。
これからも鳥の行動や鳴き声から新たな発見があるのだろう。



つい先日のことだった。
廊下から庭に出る台に、時にアキが寝そべる台に鳥が来た。
何をしているのか見ていると溝から何かを突いて集めていた。



よく見るとアキの毛をすいたのを嘴で拾っていた。
正体はヤマガラ、普通は苔で巣を作るらしいが、今回はふわふわの巣ができて寝心地がいいだろう。
その巣がどこなのかは突き止められない。
でも可愛い小鳥が育っていると思うとわくわくする。













春の贈り物

2022-04-16 21:02:09 | 自然の不思議

この冬、127センチ積もった雪はどこに行ってしまったのだろうか。
本当に雪はあったのだろうか。



今、ここは花と山菜の緑の春の贈り物に満ちている。
あの雪の下の土から芽を出してきた山菜、雪の寒さと重さに耐え花芽が出て、蕾となり花を咲かせる万作、桜、木蓮、タムシバ。
毎年のことだが、その営みに驚きと賛美で身体がむずむずしてくる。
それが自然なのだろうが、それに同調している自分がうれしい。



その自然ということ自体が不思議でならない。
その自然のめぐり、いとなみが訪れる、それが当たり前になっている。
でも、細かく見ると決して同じではない。

30年間で初めて春先ず咲く梅が開かなかった。
その反面、椿や桜の花の多さに驚いている。
そこには私には分からない原因があるのだろう。



私の春も始まっている。
ハウスでの夏野菜の種蒔き、畑への直播、山菜採り、冬物の整理などなど。
晴れると春に誘われるように、動き出して止まらなくなる。
果たして今年の畑は十分な実りの野菜を届けてくれるのだろうか。



冬物を整理した途端に冬に戻ったような寒さがやって来た。
三寒四温という言葉はまだ通用するのだろうか。
穏やかさを通り過ぎて、極端な気温の変化に戸惑っている。









養蜂

2022-04-13 21:34:02 | 自然の不思議

もう何年になるだろうか、この居間の2階の部屋によく蜂が入って来た。
「これってミツバチじゃない?」
それから2年後くらいに庭の木の下にようやく養蜂箱が設置された。
しかし残念ながら入ったのは一回きりで、そのまま設置はしたものの諦めてしまった。

私は蜂蜜が欲しいと言い続けていたものの、実際には自分で手をかけることはなかった。
ところが、息子が友人と養蜂を始めた。
その勢いと実際は今までのものとは全く違っていた。
まず養蜂家を岐阜まで訪ね、養蜂箱から必要な道具も購入し、本も数冊用意して取り組んでいる。
私はニホンミツバチだとばかり思っていたが、それはセイヨウミツバチだった。
やはりニホンミツバチは飼育も大変だし、蜜の量も少ないとか。



それにしてもミツバチは減っているように思われる。
ここでは無農薬で田んぼも畑もしているが、大方の集落では農薬を空から散布している。
日本はその農薬の基準が厳しくないと言われている。
ズッキーニの苗を上げた金沢の友人のところではズッキーニが取れなかったと言う。
多分、蜂による受粉ができないのだろう。
自然の循環を私たちは知らず知らずの間に壊している。



その養蜂箱はこの居間からも見える。
今では毎日のように蜂をチェックして様子を観察している。
今度こそは美味しい蜜が期待できるかな。
ミツバチ自体も購入したので、高い蜂蜜になる。
ハチミツを購入した方が安上がりかも?
養蜂を楽しむことが醍醐味なのだろう。








桜のその後

2022-04-10 21:42:36 | 日記

もう京都も大津も桜は散ってしまったのだろうか。
ここは枝先がほんのりと赤みが差して来たところ、でもこの暖かさならもう数日で咲くだろう。



友人の家近くの三井寺

1週間ほどの先なのに、もう遠く感じてしまう。
帰宅後、連日のお客様、しかもお泊まりだったのでそちらに気持ちが行ってしまった。
この時期のご飯作りには苦労させられる。
と言うのは、食材がない、野菜がないのでメニューが難しい。
どうにか玉ねぎ、じゃがいもはあるが、大根も白菜もそこを突いてしまった。
野菜作りをしていると、特に季節でない野菜を買う気持ちが起こらない。
そこでこの時期に食卓に載るのは山菜になる。
と言っても蕗の薹と椎茸、まだ小さい藪萱草くらいしかない。
それでも散らし寿司、パエリア、などで乗り切った。



今日も急に来客が5人、夕飯を食べて帰られた。
今日は息子と来客で作ってくれた。
と言うのは、いよいよ畑仕事が始まり私はちょっと作るだけの余力がなくなっていた。
夏を思わせる陽気となり、鍬仕事と種蒔きで50メートルほどのところを重いジョウロや土を持って行ったり来たり、
ハウス内は酷暑、外は🪰、左手を3箇所刺されてしまい、痒いこと痒いこと手は倍ほど腫れてしまった。

いよいよよろみの春が始まりました。
山には白いタムシバ、境内には木蓮も開いてきました。
桜咲くのは、これからです。