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よろみ村くらし暦

奥能登の禅寺での山暮らし。野菜作りと藍染め,柿渋染め,墨染めのくらし暦。来山者への野菜中心のお料理が何よりのおもてなし。

春、一進一退

2023-04-26 21:08:22 | 自然の不思議

先日の最低気温がーになった。これは石川でも最低気温だと言う。桜の開花が例年より早く、菜の花が満開になった。ところがいつもなら蜜蜂が飛び交うのにその姿がない。蜂がいないと言うことは夏野菜の受粉ができず、実が付かないことになる。これから暖かくなると蜂が出てくるのだろうか。

5月の連休の正法眼蔵の3泊4日の勉強会の準備が始まっている。2泊の人も入れると総勢20人の宿泊と食事の準備。掃除、寝具、そして3食の食事の献立を考え、買い物のリストとその量を測る。この時期畑には何もなく、山菜に頼るしかない。去年、美味しかったとの感想を聞くことができたが、さて、今年はどうなるのだろう。私は勉強会の裏方、恙無く運び、かつ楽しく、おいしくできれば、と思っている。

ビニールハウスには夏野菜の種まきが終わり、可愛い芽が顔を出し、中には双葉から本葉も出てきている。5月中旬には、畑に定植できるだろう。

昨日は強い霜が降り、今朝は冷たい雨となった。それでも山には錨草が見られ、白と紫のスミレの群生、蕨もニョキニョキ出て、食卓に載るようになった。


春の来客

2023-04-22 21:01:06 | 日記

それは突然やってきた。一人はここの住人のお兄さん、イタリアからの帰国。ここに来たのは28年ぶり、子供らにははっきりした記憶はない。みんなが集まり、寿司パーティーを開いて下さった。しかも50年続いて弾いているギター演奏も披露して、もうみんな乗り乗り、可笑しかったのは2歳にまだならない楽がリズムに合わせて体を揺すり、みんなの喝采を浴びた。日常的にいつもジャズが流れ、ドラムが鳴っているからだろう。

次は中国人の来客3人と通訳の日本人の4人がやはり突然宿泊の依頼がありそれを引き受けた。と言うのも以前から交友がある知人で今回もベジタリアンの食事の要望。その知人は中国人のオーナーから大地に根差した生き方、暮らしを中国人に学ばせたいと教室を日本で開いている。今回はそのスタッフで一人は中国から、2人は親子でカナダから来ていた。

会話は通訳を通して、または翻訳機、そしてカナダからの人は私の拙い英語で直接話ができた。私の感覚からすると、同じ生活、考え方が近いと国籍は関係なくお互いに親近感を持てる。特にカナダから来た人はもう日本人と言っても違和感がない。

一人は音楽を通して、また暮らし方を通して親しくなれる。また再会を約束して帰られた。でも、やはり会話が弾んだ方が楽しいことは確かです。


春の読書

2023-04-16 16:17:35 | 日記

以前から気になっていた、原田マハの「風神雷神」を図書館から借りてきた。その屏風絵は俵屋宗達と伝えられているが、宗達自体の詳しい情報は確かでないらしい。

そのことを土台にあったマハは思いもよらない展開を繰り広げた。キリスト教の布教に乗じてとうとうその時のローマ法王に謁見している。その成り行きや会話に違和感はなかった。どこまで想像力が働くのだろうか。読み進める内にどんどんどんどんその世界に入ってしまった。流石に結末はちょっと物足りなかったが、それでも十分読み応えのあった本だった。

もう一つ、これは義妹から回ってきた冊子だ。「ご存じですか、自然エネルギーのこと」山田征、初めて知った名前だった。山田さんは今、自然エネルギーの危うさを訴え、各地で公園活動をしている。その自然エネルギーがどう使われ、どこにその利益が使われているかを極めた結果不正があると知りそれを訴えた結果各家に付加された支払いを拒否したことで今、電気のない生活をしている。もちろんパソコンもスマホも持たない徹底した暮らしぶりだ。

読み進める内に先が真っ暗になり、気持ちが落ち込んでしまった。今の気候変動も太陽光パネルや風力発電による自然破壊が関係していると訴えている。

では、これから先どうしたら良いのか、書かれていない。私も分からない。それでも今の実態から知るべきだろう。是非、この本を読んで知ってほしい。原発だけでなく、ここにも人の欲が働いていることに怒りと悲しみを感じている。


春、蠢く

2023-04-12 10:47:18 | 自然の不思議

春、動き出すのは植物ばかりではない。

俄に我が家に猫と犬が蠢き始めた。朝起きると畳の上に胆が転がっている。どうやらネズミの残骸らしい。冬はほとんど寝ていた猫が晴れると畑にまで出動する。

猪対策の電気柵の内側だとアキが入ってこないことを学習している。そのアキ、入口は柵が外れ日中は電源が入っていないことを知らない。それでも夜中、何かの気配を察すると吠え出す。先日は猪との格闘らしき鳴き声がしていた。安眠妨害ではあるが、猪対策に一役買っているのは確からしい。

また夜中に猫の激しいバトルらしき鳴き声がして、またまた起こされてしまった。どうやら野良の雄猫が入ったらしい。

近年、フクロウの鳴き声が聞こえない。夜はトラツグミ、鵼の声が響いている。

晴れた夜空には春の星座が広がり、その下にはピンクの楽園が闇を彩っている。

蠢いていたのはダイコン葉虫、寒さにも強く、また野菜を食べ尽くすのだろうか。


春が進む

2023-04-09 20:13:11 | 自然の不思議

1日1日、春がどんどん進む。

アマリリスの芽がようやく出てきたと思ったら、昨日より今日、芽がぐんぐん伸びている。さて、今年はいつ、いくつ咲くのだろう。

桜が開花したと思ったら、1日で5分咲になり、2日後にはほとんど満開となり、濃いピンクの枝垂れ桜も蕾を膨らませた。そればかりか折れた枝先の蕾も開花の準備をしている。木の生き続けようとするその植物の強さに驚きと敬服さえ感じてしまう。

田んぼの準備が始まり、稲の種の浸水、苗箱、苗床の土の準備も終え、明後日には種蒔きとなる。また畑の準備も整った。ビニールハウスが建てられ、その中に夏野菜の種蒔きになる。そのビニールハウス、中古を貰い受け、そのハウスもいよいよ限界になってきた。購入するとそれなりのお値段とか、またどこからか譲り受けられないかと待っているようだが、難しいのでは。

今年もまたドイツ人の友人からトマトの種が送られてきた。もちろんドイツ語なので、最近こちらに引っ越してきた友人に翻訳してもらい種まきをした。さて、今年はどんな気候になり、どんな栽培が合うのか、毎年悩みながらの栽培、それでもトマトピューレ分もできている。その味は市販のものと比べられないおいしさになる。どうか美味しいトマトが、できたらいっぱい採れますように。