雨が降って、畑仕事はようやくお休み。ここから見える畑には誰もいない。しかし、雨が降っても田んぼは休まない。チェーンでの草取りと田植えが始まり休まずにやっている。
この田んぼ仕事に横浜から、奈良からそして地元の人が手伝いに来ている。手伝いには違いないが、ほぼ手仕事による田んぼ仕事とはどういうものなのか、興味というより自然とのふれあいをしたいとやって来た。横浜からの彼はもう数年通って来ていて、これによって体と心のリセットになると言う。初めての人は泥沼の感触に驚く。
雨が降って夏野菜を定植した畑が喜んでいるに違いない。人の手で水やりするのとは大違い、畑全体が潤う。
これはハウスの中の野菜の苗、トマト51本、茄子、パプリカなど。
雨が降って、アキも猫たちものんびりと自分の居場所で寝ている。雨が降って山法師の白が際立っている。野薔薇も咲き始め、その香りは一時の夢心地にさせてくれる。もうすぐ母が持って来てくれたアマリリスが開き、時計草も花時間を告げてくれるだろう。