ここで藍染めをさせてあげたアメリカ人に「どうして藍染めなのか?」と聞かれ、「青色が好きだから。」と答えた。
その時には説明できなかったが、今思うと空の色であり、また海の色、宇宙の色と言っていいかも知れない。
何よりも自分自身落ち着いていられるし、それでいてとても気分が爽やかになれるからかな。
始まりを話すと長くなるので、いつかの機会に。
柿渋もある人との縁で始まった。
やってみるとたいへんだけどおもしろい。
でも、その二つはこの夏に集中しているので兎に角忙しい。
また二つはまったく染め方が違う。
藍染めは染めるまでに上手に醗酵させないと藍色にならない。
でも準備が整うと、あっという間に染まってしまう。
その点柿渋は最初透明な汁から茶色になるまでは水と時間と夏の強い日差しがいる。
今年の夏は天候が悪くなかなかできなかった。
ここ数日の天気でようやく色が出て来た。
この二つのをするのに緩急のバランスがちょうど良かったのだが、今年は今までになく二つの展覧会を控えてちょっと疲れ気味。
これも歳のせいなのか?
寝床でもどう染めるかと考えてなかなか眠れない。
それでも次々にアイデアが浮かぶのだから、まだ大丈夫かな?
ああ、秋野菜の種蒔きもしなければ。
夕方蜩が啼いたが、もうその声は小さく少なくなった。
ようやく紫陽花が枯れ始め、中にはドライフラワーとなっている。
夕立の後に百日紅の花が地面近くまで垂れて夏の終わりをピンクに染める。
一度止んだ雨が強く降って来た。
何かおかしな夏の終わりの天気。
これで今年のトマトは終わってしまうのだろう。








