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よろみ村くらし暦

奥能登の禅寺での山暮らし。野菜作りと藍染め,柿渋染め,墨染めのくらし暦。来山者への野菜中心のお料理が何よりのおもてなし。

現代と宗教

2018-01-30 21:43:19 | 日記

冬になると勉強会と称して浄土真宗の佐野明弘氏のお話を聞いている。
今回は現代と宗教について和田氏の講義のお話だった。
それを要約したいのだが、うまく伝えられない。



結局、現代と言う時代はどう言う時代なのか、それが国家とどう繋がっているのか、国家とは何か、そしてそれに係っている政治、またそれらが宗教にどんな影響を与えているか。
私は知れば知るほど何も知らなかったと言うことだけが明らかになった。
そしてそれらが天皇制と一般大衆と国家,政治,宗教に深く関係していることを知った。
その中で印象に残った言葉がある。
真実を求めざるを得ない存在を宗教的存在と言う、と。
宗教的存在とは一切の者の上に如来の本願がかかっている、と。

翌日は自分とは何か,近代的アイデンティティーについて。
どこまで行っても人は自分から出れない。見出されるもの,出逢うものとしての私,それを他力と言う。
その言わんとしているのは、仏知疑惑,この聞き慣れない言葉は私を増々困惑させた。
それを私は説明できない。聞いていると何となく分ったとしか言いようがない。
自分を主体としている限り、出逢えない、と。

何のために勉強するのか、なぜ、私は何、そんな疑問がある限り,続くのだろう。
でも、私のこと、この雪が積もっているときだけ,雪解けと共に跡形もなく消えてしまうのが、私です。



雪は110センチになった。
まだまだ降り続くのだろう。
アキは増々元気です。











断水

2018-01-27 11:24:06 | 自然の不思議

正確には、木曜日の夜中から水が止まっている。
ここは山水を引いてそれをポンプアップしてここの5世帯に配水している。
5,6年前,ポンプが凍結で壊れ、新しいものに替えてからトラブルはなかった。
しかし、この寒さは異常としか言いようがない。



12日の大雪で折れた庭木

雪が降り続いている中での復旧作業を住職と住人の二人でしたがうまくいかず、今日はポンプ屋さんに出動してもらって今も作業が続いている。
こちらは呑気に炬燵の番。
水は確保してあるので今のところ心配ないが、今日復旧しないと村の人から貰い水をしてこなければならない。
一昨日は一時的に停電もして現代がいかに電気と水道に頼った暮らしをしているかを知らされた。
この点,一時的に停電や断水は節電,節水の機会になるのかも知れない。

昨日の夕飯は、パエリア,冷凍庫にあってエビとアサリ,いんげん、それに戴いたトマトピューレでおいしく出来上がった。
この料理にはほとんど水を使わなくてすむ。
スペインは降水量を比較すると日本の平均の半分以下と言うことが頷ける。
そして今日のお昼は焼きそば,昨日はお餅、こんな時冷凍のものが役立つ。
でも、こんな呑気なことを言っていられるのも、数日だと思っているからだろう。
震災,噴火,地震などなど日本ばかりか世界を思うと気が引き締まる。



廊下にあったクリスマスローズが凍り、室内に入れどうにか復帰しつつある。

そんなんで、勉強会の報告はまた。











寒波

2018-01-25 20:37:00 | 自然の不思議

ここ三井町は石川県でも最も記録されている温度からすると一番低くなっている。
さらにここ与呂見はそれよりも2、3度は低いだろう。
そこに寒波が来た。
夕方は一時停電になり、慌てて水を確保した。
昨夜は水道は出しっ放しでどうにか凍結を防ぐことが出来た。

居間は薪ストーブに電気炬燵に豆炭も入っている。
なのに今日はここに居ても暖かさをほとんど感じなかった。
台所はもっと厳しい。
灯油ストーブで暖を取り、靴下3枚にズボンの上にロングスカートを重ね、毛糸の帽子とマフラーと仕事に支障を来さない程度に軍手を嵌めての台所仕事になる。



窓の外目の前に雪が迫り、今朝はガラス窓に氷の結晶ができ,氷柱は2m近くまで垂れ下がった。
住職と息子が拭いた廊下は所々凍っていた。
ここまでになると、流石にここ数年は記憶にない。

この状況の中でも唯一元気なのが、アキ。
雪の中を駆け回り、雪の中に投げられてもすぐ起き上がる。



寝床のお伴は湯たんぽ。
これは大分の娘のところでも必需品らしい。
しかしカバーの布が薄くて最初が熱いので作ることにした。
一つは母のセーターを挟んで上の布は別珍にして感触よくした。
挟んだセーターを固定するために名前の「ま」をステッチ。
一つは父のマフラーと帽子を挟んで上の布のネルはかつて「どぼん」としてステッチで「風」としてあったものを利用。
これで暖かく眠ることができるだろう。



今も鼻先がつんとしている。
今次男が出張しているので寒い朝早起きをしなくてすんでいるのはラッキーかな!













結婚式

2018-01-22 21:09:52 | 日記

1月14日,娘の結婚式が彼のお寺で行われた。
私が能登から10日に出て、家族は12日に車で大分に向った。
しかし寒波となり、到着まで24時間と言うハプニングで始まった。
それは、式から宴の料理まで手作りでするという彼らの考えだった。
お呼びした人たちも極身内とお友達数人のこじんまりしたものだったが、それでも50人近くなってしまった。

衣装は彼のお母様が着た白無垢に綿帽子,お色直しは私の成人式の着物。
お料理はお赤飯,花豆の煮豆、ブリを能登から届けてもらいそれと甘海老を握りに、筑前煮,豚の角煮,紅白なます、お吸い物と茶碗蒸しは三男が、サラダ、オードブル,鮭のグラタン,お造りだけは取り寄せ、デザートは苺大福を彼の妹に作ってもらった。
引き出物は私の藍染めのものと金沢の和菓子。
みんなにも喜んでいただき、式を終えることが出来ました。

準備に日数が掛りたいへんだったけれど、それによって彼のご家族と親交を深められました。
手作りの式は思い出深いものになりました。

母としてうれしいけれど寂しくて、でも、彼の人柄を知るほどに安心しています。
さて、どんな二人の人生を築くのかな。
若い二人は私たちと違って対等な関係で始まっているみたいだ。

帰山すると、庭木のタイサンボクと百日紅と花カイドウと金木犀が雪で太い幹から折れていた。
これもハプニング、で終わりました。

写真はあるけど、ここにはありません。
この後,友人宅へ、そして勉強会がありましたが、次回に。












初日の出

2018-01-01 14:03:42 | 日記

2018年,元旦の日の出は雲間から出て、磨りガラスの雲を透りやわらかな光を雪の上に届けてくれた。
その光とも言えない明るさは、枝をくぐり抜けてふわっと雪の上に乗った。



賀状の文面とはちょっと違う。

今年は戌年,みんなからの賀状はそれぞれの飼い犬やお気に入りの犬が届けられた。
どの犬を見ても去年なくなったハナに見えてしまう。
去年の7月生まれのアキは18キロになった。
当初,手に追えなかったやんちゃ娘もちょっと落ち着いてきた。
時間の経過がそうさせるのか、人と共に暮らす事で人に添うようになってきたのか。
最初きつかった目も今は優しさを感じさせる。



時間の経過は、以前と比べてみないとなかなかわからない。
人と犬の一生を見ると、犬は早送りで過ぎていくように感じられる。
いずれにしても、時は止まることはない。いや、私は止まっていないからか。

この1月14日,娘の結婚式だ。
そうか、そうなのか。



元旦のおせち。