朝の散歩の時のことである。
今までにない風景を見た。
同じ田んぼに蒼鷺が8羽、鴨が4羽入っていた。
それまで何羽かは見たことはあったが、その数の多さにびっくり、しかも、かもも一緒に入っていた。
何をしていたのだろう。餌を食べていたのだろうが、私には何かの会合か相談、もしくは談合かと思ってしまった。
私がだんだん近づくと、それに気付いて飛び立った。
くつろいでいたところを邪魔されたと思ったのか、誰かに聞かれたくない大事な相談をしていたのか見事にいなくなった。
人の気配がない朝方は、彼らにとっては楽園なのだろう。
こちらも今までにない風景が見られてラッキーだった。
それにしても、一つの田んぼに彼らの餌になる得物がいると言うことは、それだけ状態が自然に近くていい田んぼと言うことだろうか。

今、参道は紫陽花の楽園。
参道を下りて左に行くとほとんどが我らの田んぼだけになる。
その一番奥は去年猪が入り、やむなく取りやめた田んぼになる。
猪がいると言うことで、散歩もままならぬことになった。
それでもハナが一緒だからと、久し振りに出向いてみた。
その途中、沼になっているところがぐちゃぐちゃになっていた。
「もしや、猪の跡?」
その状態は耕運機が入ったような深さがあり、葦はもうめちゃくちゃなのだ。
「ここって、猪の運動場!」

猪の運動場の途中で、桑の木
ハナは途中から歩みが止まってしまった。
そこに行き着く前に、「もう、帰ろうよ!」と付いて来てくれない。いよいよ老犬になってしまった。
やはり10歳を越えてから散歩の途中で何度もつまづく。
ハナが弱ったから、猪がのして来たのかも知れない。
まだ猪にはお目にかかっていないが、これからもお会いしたくない。
ニュースでオリンピックの競技場の予算が900億円上乗せされたと報じていた。
安藤忠雄さん然り、政府の官僚然り、私には理解できない。
その金額はあまりに無謀だ。他に使い用があるだろうに、怒りと落胆で、どうすればいいのだろう。
鳥の楽園は、それはそれでいい。ほんとうは、稲が倒されたりするのだが、、、。
しかし、たかが人間の運動場に巨額のお金を投ずるのは、愚かとしか思えない。

私のお金のかからない遊び。











