昨夜,グレートトラバース,日本百名山ひと筆書きを見た。
約半年をかけて屋久島の宮之浦岳から始まり,北海道の利尻山で百の山を自分の足だけを使って登り切った。
彼の強靭な体と忍耐力と自然を相手にするには行くか否かの判断力、予測力,応用力など五感をフルに働かせて挑まなければならない。
でもそれだけではできない。するのは自分だが,多くの人たちの助けがないとやり遂げられない。
他にも,たくさんの運にも恵まれた。それがないと命を落としていたかも知れない。
そして,やり終えた後の彼の言葉は「感謝」だった。
かつて,私は今で言う山ガール,山女だった。
私が山登りを始めたきっかけは父だった。
最初の山は父と弟2人と鳳凰三山に登った。それが最初で最後の家族での山登りになった。
そこで出逢った夜空を埋め尽くす星の数に圧倒された。
地上と天上,今までにない世界観を体感したと思う。
そこに行き着くまでの苦しさはそれまで経験したことのない辛さの連続だった。途中の行程でいい思いをしてことは覚えていない。
しかし,頂上にたどり着いたその達成感はそれまでにない充実感として残っている。
それが私を山に駆り立てた。
私の山登りの始まりだった。
次回に。

全然関係ない,蕪の千枚漬け。昆布と自前の唐辛子と柿酢で。
父の影響で当時は1眼レフを持っての登山,今でもその時のスライドが残っている。










