我が家の昼食は麺類かパンと決まっている。
そのパンもかつては自分で焼いたこともあったがオーブンが壊れそれ以来焼いていない。
時にはパンが食べたくなり輪島のパン屋さんからパンの耳、両端のパンの切の束を買って食べていた。
それが歯応えもあり、十分美味しく食べていた。
そんなところに、義妹がこだわりのパンを焼き出し、我が家に来る度に持参してくれる。
最近はあんぱんやベーグルなどもありあっという間になくなってしまう。

そんなところに1週間ほど滞在していた友人がお礼にとパンが届いた。
京丹後市の農家パン。
それを開くと形、色、香り、固さはまさにカンパーニュ、我が家の食卓が一気にフランスかドイツに飛んだ。
久しぶりの本格派田舎パン。
早速ドイツで買って来たパン切り包丁を出して切った。
ところがその固さは思っていたより固く、容易には切れなかった。
その包丁はやっと郷里のパンに会えウファウファと嬉しそうだった。
焼かれたのは前日、そのままをみんなで頬張った。
口の中でじわじわと滋味が広がった。
小麦粉、ライ麦粉本来の味だろうか、お米だったら玄米を思わせる懐かしさを感じる味だった。

ある日の夕食 鶏肉の寒麹づけステーキ 蕪の寒糀の一夜漬け 小松菜の胡麻和え ブロッコリーとカリフラワー 風呂吹き大根
小松菜以外は雪の下から掘り出した野菜
最近の野菜はより大きく、より甘くを追求するあまりその物の味が損なわれているような気がする。
バクバクとそして早く食べるのではなく、じっくり少しづつ味わう、それを教えられた気がする。













