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よろみ村くらし暦

奥能登の禅寺での山暮らし。野菜作りと藍染め,柿渋染め,墨染めのくらし暦。来山者への野菜中心のお料理が何よりのおもてなし。

2018-06-29 20:48:22 | 自然の不思議

夕飯が終わり、美の壷の各地にある美しい図書館の番組を見ていた時だった。
「ふっ。」一瞬テレビでない音源が耳に入った。
もしや,と思い戸を開いて山の方向に耳をそばだてると、
夏の到来を告げる「ひぐらし」が暗闇から聞こえて来た。
2カ所から,2,3回鳴いたと思ったら闇に消えて行った。

去年が7月11日、一昨年が7日、ここでの蜩の初鳴きも6月は初めてになる。
各地で梅雨明けが6月になるのは初めてだと予報士が伝えた。
台風7号も発生した。
いくら科学が発達しても予報はより確実になるかも知れないが,気候を変えることはできない。
もし、それができるようになったとしたら,むしろ怖いことになりそうだ。



散歩の途中に見つけた桑の実。

アキを夜散歩させるのは長男、今晩はリードを放したところ20分ほど遊んでしまった。
私が探しに行くと、闇に光って動くものが、「あっ。」蛍だ。

蜩と蛍、一夜にして夏が来た。



去年猪に荒らされた蓮田に,今年蓮を分けていただいたところ、ようやく葉を広げた。








鳥獣被害

2018-06-26 20:04:15 | 畑仕事

年々畑の風景が賑やかになっている。
それは,緑の畑に色とりどりの,そこまでは言わないが,ネット、ビニール、ペットボトルなどの鳥獣に対する覆いなどが出現している。
それが確かに功を奏しているのであればいいのだが,今のところよく分からない。

私のトウモロコシがまだ実がつかない内に,3分の1の8本がやられた。
みんなのキュウリが盗まれた。
参道に一番近苦、みんなの家から遠い畑のジャガイモが荒らされた。
私の胡麻が毎晩ヤトウムシに数本づつ倒された。
私のカリフラワーが蟻の巣と化し,とうとう枯れてしまった。



初収穫のズッキーニ。

細かいことを書けばまだまだあるが,書きながら溜め息がでてきた。
対策としてあれこれ試みているが,決定的な策はない。
頼みのアキだが,これがまた問題行動があって,畑に放すことができない。
ここで肥料として使っている糠を食べる,蛙や蛾や蝶などを追ってどこでも走り出すので畑を荒らすことになりかねない。
だが,境内や畑の侵入者の気配があると吠える。一旦吠えると泣き止まないし,夜中だと私の安眠妨害になってしまう。
そこで消極的な方法としてテープを張ったり,覆いで防いでいるのだが、これからはどうなるのか、、。



緑が鮮やかな豆類の胡麻和え。

考えられるのは,猪、狸、アナグマ、これからは鵯、カラスなども念頭に置かねばならない。
ところが,三井町の人から情報が入った。
猪用の電気柵が盗まれていると、これは人間の仕業。偽の裁判所通達による振り込め詐欺があるので注意をするようにと知らせに来てくれた。
結局,一番怖いのは人間と言うことになるのだろうか。

ようやく明日から雨が降るようだ。
一旦降り出すと止まないのではなかろうか。
今度は雨の被害を心配しなければならない。



益鳥であるツバメ3羽が今日巣立った。









男4人

2018-06-23 13:47:04 | 日記

男4人の食欲は凄まじいものだった。
男4人+女1人の暮らしがしばらく続いた。

食べ物だけではない。お洗濯の量も今までの2倍はあっただろうか。
しかもそれはほとんどがダーク、黒がほとんどで家の中が暗くなるほどだった。
でも、三男の思わぬ行為と長男の恍けた突っ込みがあって,家の雰囲気はむしろブライトと言えた。
その三男が21日ニュージーランドに発った。
1年の予定のワーキングビザ、ほとんど英語が喋れないので3ヶ月は多分ヒーヒーするだろう。
それでも未知の国に旅立ったのには,それなりの覚悟と期待でドキドキをワクワクを愉しみたい気持ちなのだろう。

一人減ったので、毎食数を確認したり,分量を決めかねている。
アキの前の犬、ハナは娘にそっくりだと言われた。ちょっとヌーボーとしたところが似ていたのだろう。
今のアキはその三男だと誰からも言われる。
やんちゃ臭さ、人なつっこさがそっくりだと誰もが太鼓判を押す。
それが幸いして,おもしろく,収穫のある出逢いの旅であってほしいと願っている。
もしかして,帰ってきたら別人みたいに大人になっていたりして、それはないかな?



三男が釣ってきた初めての鱸。

しばらくは鱸などのお魚は食べられないかも知れない。
でも、少しはエンゲル係数は回復するかも,,。





緑は自前です。
夏野菜の定植を終え,藍染めに入る前に体調を壊してしまった。
三男ロスト症候群?とここの住人から冷やかされてしまった。










コーヒーブーム

2018-06-17 21:13:55 | グルメ

長男が帰ってきて,我が家にもコーヒーブームが訪れた。
私の場合、ちょっと元気を付けたいとき、コーヒーを淹れる。
あのコーヒーの香りが漂うとそれだけで元気が蘇る。
だから味は2に次で,そこらへんのコーヒー豆で済ましていた。

三男がお隣さんで飲むコーヒーがたいへんおいしいと何度も口にしていた。
それを聞きつけた長男がさっそくテイスティングに行き、それ以来我が家のやり方では済まなくなってきた。

先ず、今まで使ってきた40年ほど前の弟の形見でもあるミルから最新式のミルに変った。
その話を聞きつけ,お隣さんからそのおいしいと評判の豆をお裾分けしてもらった。
そうなると今までのような大体こんのものと言うやり方では勿体なくなり,初めから豆の挽き具合、お湯の温度、豆と湯の量など事細かくチェックし、ようやく淹れる段階になる。

今までは,我が家と言うとおいしい煎茶が看板だった。
しかし,これからは,コーヒーもおいしいということになりそうだ。
時代が変わると、世代交替とも言えるのだろうか。



私は煎茶も紅茶もコーヒーも大好きで,時間帯やお菓子との兼ね合いなどその時々で違ってくる。
ただ,残念なのは,コーヒーは午前中でないと夜眠れなくなってきた事と飲み過ぎると胃が痛くなってしまう。
煎茶はいただきもので賄えるが、コーヒーはそうはいかない。
我が家のエンゲル係数が上がってきた事が,少々気になっているこの頃です。
でも、あの香りに包まれると、うっとりしてしまう私がいます。贅沢なひと時です。



先の写真で机の下に猫の尻尾、しかしそのにゃんにゃんはたびたび,旅にでてしまい,今もいない。
下の写真、バスケットボールを喰わえる,アキ。









花の名前

2018-06-09 20:53:41 | 自然の不思議

梅雨が近くなると、白い花が咲き出す。
山法師、エゴの花、ガマズミ、卯の花、下野などが緑を一層際立たせる。
木に咲く白い花はその名前はおおかた知っているつもりだが、野に咲く小さな花になると我が家にある本では探し当てられない。
pcで検索しても納得できない。



ミヤコワスレ

その中の一つ、わすれな草、らしき花なのだが、確信が持てない。
今まで名前を知らなくても可憐で水辺に咲くブルーの花、でよかったのが来客の目に触れ「これなんて名前?」と聞かれてから気になってきた。
「これってわすれな草じゃない?」と問われここの住人が我が家にあるけど違うと言われてからいつも頭に花の名前が引掛っている。

色は多少違いがあるだろう,しかし花の大きさやその形状、葉の形、付き方、羽毛の有無、場所などが違うとやはり異種とみなすべきだろう。
では,名前を知ると言うことはどのような意味があるのだろう。
人と話をする時は都合がよい,名前を知ると急に身近に感じられる,そんな得点は確かにある。
でもだからと言ってその全てを知ったことにはならない。
人が細分化し系統立てたものだと割り切れるものでもない。
またその花の謂れや漢字に至るとやはり興味をそそられるのも歪めない。

エゴの木の下の日陰の水辺に年々増えてゆくブルーの数ミリの5弁の花。
私のお気に入り小さな青い花は今年も長く咲き続けている。