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「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

1月第2週 相場展望と予定

2017-01-08 23:30:58 | 相場展望

         
1/4~週の日経平均は、年始の期待相場と、上昇しました。NY株式市場や中国の
良好な経済指標、円安が好感される中、大発会は大幅高で昨年来高値を更新。ただ、
3連休の週末に向け、大幅高の反動や米雇用統計を見極める姿勢もあり、小幅続落
しての週末となった。

結局、日経平均は、約340円高(↑1.78%)の19454円の大引けとなりました。

さて、1月第2週(1/9から1/13)の主なイベントと予定は、下記1.の通りです。

NY株式市場は、トランプ政権の期待が高まる中、週末の米雇用統計で、非農業部門
雇用者数(NFP)は、予想程増加しなかったものの、前回分が大幅に上方修正され
平均賃金が、前年比でプラス2.9%まで上昇していたことをポジティブに受け止め
ダウは、2万ドルを前に慎重な動きも見せていたが、S&P500と共に高値更新の結果
となりました。

週明け1/10日経平均は、NY株式市場の上昇や為替のドル/円117円台回復を
受けて反発してのスタートになりそうである。

トランプ物色が再燃する中、1/11トランプ次期米大統領の記者会見や1/13
イエレンFRB議長の講演に注目です。

また、国内で小売セクター決算や米国でのJPモルガンなど金融機関の決算が予定
されており、注目です。

週末の米雇用統計が評価され、為替の円高是正が働けば、下値の堅さがある中、
上値追いに期待したい。

日経平均、1月第2週(1/10~1/13)レンジは、19200円~19800円程度
を想定しています。

1.1月第2週(1/9~1/13)主なイベントと予定
 1/9(月)
 日本 東京市場は休場(成人の日祝日)
  米  12月労働市場情勢指数
  米  アルコア、アポロ・エデュケーション 各決算
  米  ボストン連銀総裁、講演
  米  アトランタ連銀総裁、講演
 EU ユーロ11月失業率
 1/10(火)
 日本 12月消費動向調査
 日本 コシダカ、ユ二ー・ファミリーマート 各決算
  米  国債入札 3年債(240億ドル)
 中国 12月消費者物価指数
 中国 12月生産者物価指数 
  豪  11月小売売上高
 1/11(水)
 日本 11月景気動向調査
 日本 ローソン、キューピー、コスモス薬 各決算
 日本 エル二ー二ヨ速報
 日本 JAXA 新型ミ二ロケット打ち上げ
  米  トランプ次期大統領会見
  米  週間石油在庫統計
  米  ザイリンクス、KBホーム 各決算
  米  国債入札 10年債(200億ドル)
  英  11月鉱工業生産
  世  OECD11月景気先行指数  
 1/12(木)
 日本 12月景気ウオッチャー調査
 日本 11月国際収支
 日本 12月末三鬼商事オフィス空室率
 日本 セブン&アイ、ファーストリテ 各決算
  米  新規失業保険申請件数(~1/7日までの週)
  米  セントルイス連銀総裁、講演
  米  フィラデルフィア連銀総裁、講演
  米  国債入札 30年債(120億ドル)
 1/13(金)
 日本 オプションSQ
 日本 パソナ、リンガーハット、OSG 各決算
 日本 任天堂 次世代ゲーム機「Switchi」お披露目
 日本 歌会始めの儀
  米  12月小売売上高
  米  12月生産者物価指数
  米  1月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値
  米  イエレンFRB議長、タウンホールミーティング参加
  米  JPモルガン、ウェルズ・ファーゴ、バンカメ 各決算
  米  フィラデルフィア連銀総裁、講演
 1/14(金)、15(土)
 日本 大学入試センターテスト

2.NY市場、為替/債券 各結果(1/6)

 今日のNY為替市場はドル買いが優勢となった。朝方発表になった米雇用統計で
 非農業部門雇用者数(NFP)は予想程は増加しなかったものの、ネガティブは
 反応は見せずにドルは買戻しが強まっている。前回分が大幅に上方修正された
 事や平均賃金が前年 比でプラス2.9%まで上昇していたことがサポートした
 ものと思われる。

 NFP自体は15.6万人増とベンチマークとなっている20万人を下回ったもの
 の、失業率が4.7%と、ほぼ完全雇用の状態を考慮すれば、妥当な水準であろう。

 今日の米雇用統計を受けて、複数の米地区連銀総裁の発言が伝わっていたが、
 いずれも年内3回の利上げが適切との見方を示し、タカ派姿勢を強調していた。
 特にエバンス・シカゴ連銀総裁は財政政策が潜在成長を押し上げる可能性を指摘。
 これまで どちらかと言えばハト派色の強い総裁ではあった。年内3回の利上げに
 ついては「信じ難いとは言えない」と述べていた。

 また、米株が堅調でダウ平均が2万ドル寸前まで上昇していたこともフォローとな
 ったようだ。

 ドル円は117円台を回復。116円台後半に来ている21日線を回復しており、前日
 下げを相殺している。来週以降、120円を再び目指すか注目の展開となっている。

 ユーロドルは1.05台前半に下落。ただ、1.05台は維持し、対円や対ポンドでユーロ
 は上昇するなど底堅さも見られている。ユーロ円は123円台を回復。

 今週に入ってユーロの見方に若干変化が出てきてる様だ。今年の政治的なイベント
 リスクから、今年のユーロに対して下を見ている向き多いが、今週発表になった、
 ユーロ圏の消費者物価指数を受けてECBの早期出口戦略への期待が高まってきて
 いる。また、ECBの資産購入プログラムによる欧州債市場へ弊害を指摘する向きも
 少なくない。

 今週の消費者物価の上昇はあくまで、エネルギー価格の上昇に起因する所が大きい
 が、しばらく続くようであれば、ECBも出口戦略を検討せざるを得ないであろう。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=349503
 米国債利回り
  2年債         1.210(+0.048)
  10年債        2.419(+0.075)
  30年債        3.007(+0.063)
  期待インフレ率   1.986(+0.014)
               ※期待インフレ率は10年債で算出

 今日のNY債券市場で利回りは上昇。朝方発表になった米雇用統計で非農業部門
 雇用者数(NFP)は予想ほどは増加しなかったものの、ネガティブは反応は見
 せずに利回りは上昇した。前回分が大幅に上方修正された事や、平均賃金が前年
 比でプラス2.9%まで上昇していたことがサポートしたものと思われる。

 NFP自体は15.6万人増とベンチマークとなっている20万人を下回ったも
 のの、失業率が4.7%と、ほぼ完全雇用の状態を考慮すれば、妥当な水準では
 あろう。

 今日の米雇用統計を受けて、複数の米地区連銀総裁の発言が伝わっていたが、
 いずれも年内3回の利上げが適切との見方を示し、タカ派姿勢を強調していた。

 米10年債利回りは2.42%まで一時上昇、2年債も1.2%台を回復している。
 2-10年債の利回り格差は121(前日118)まで戻した。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=349502
3.NY株式市場 結果(1/6)

 NY株式6日
  ダウ平均     19963.80(+64.51 +0.32%)
  S&P500     2276.98( +7.98 +0.35%)
  ナスダック      5521.06(+33.12 +0.60%)
  CME日経平均  19650(大証終比:+250 +1.28%)

 今日のNY株式市場、ダウ平均は1万9999ドルまで一時上昇し2万ドル寸前
 まで上昇した。朝方発表になった米雇用統計で非農業部門雇用者数(NFP)の
 伸びは予想を下回ったものの、前回分が大幅に上方修正されたことや、平均賃金
 の伸びが高かったことから市場はポジティブな反応を示している。

 ただ、ダウ平均は2万ドルを前に慎重な動きも見せていたが、IT・ハイテク株
 などの買いが次第に強まり、原油も堅調な動きを示したことからダウ平均は大台
 に迫っている。終値ベースでダウ平均のほかにS&P500も最高値を更新した。

 来週から第4四半期決算発表が始まる。トランプ氏の経済政策のほかに、好調な
 決算を期待した買いも入っていたのかもしれない。

 ダウ採用銘柄でディズニーやゴールドマン、ナイキが上昇しているほか、アップル、
 ビザ、マイクロソフトも堅調。一方、ベライゾン、ウォルマートが下げているほか、
 シェブロン、エクソンモービルも軟調。

 ナスダックも続伸。序盤は下げて始まったものの、売りが一巡すると買戻しが
 強まった。アマゾンやアップル、フェイスブックなど主力のIT・ハイテク株が堅調。
 また、アムジェンが上昇し指数をサポート。仏サノフィとのコレステロール薬の
 特許訴訟に勝利し、米裁判所はサノフィのコレステロール薬「プラルエント」に
 販売差し止めを命じた。

 AT&Tが下落。きょうは配当落ち日にあたり、寄り付きから下落したが、それの
 影響を差し引いても軟調な展開となっている。前日はトランプ氏がAT&Tによる
 タイムワーナーの買収に反対しているとのニュースが伝わっていたが、市場の
 一部では米通信委員会(FCC)が今回の買収を全面的に精査するのではとの
 懸念が高まっているようだ。米司法省の場合は、反トラスト法だけだが、FCCの
 場合は反トラスト法以外にも様々ある。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=349500

4.NY市場、原油先物2月限/金先物2月限 各結果(1/6)

 NY原油先物2月限(WTI)(終値)
  1バレル=53.99(+0.23 +0.43%)
 ブレント先物3月限(ICE)(終値)
  1バレル=57.10(+0.21 +0.37%)
 ブレント-WTI 3.11 
  
 6日のNY原油は続伸。特に目新しい支援材料は見当たらず、序盤にマイナスサイド
 へと下落する場面があったが、引き続き産油国の減産開始による供給過剰の解消
 期待などに下支えられ、その後は底堅く推移した。
         
 2月限は、夜間取引終盤に前日高値を上抜くと、立会い開始直後に54.32ドルまで
 上昇も買いが続かず、下げに転じると、一時、53.32ドルまで下押された。ただし、
 中盤以降は下値を拾われ、プラスサイドを回復した。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=349493
 NY金先物2月限(COMEX)
  1オンス=1173.4( -7.9  -0.67%)
  
 6日のNY金先物相場は反落。昨年12月の米非農業部門雇用者数は予想を下回る
 も、雇用拡大基調が続いていることや前月の数字が大きく上方修正されたことなどが
 重しとなるなか、ドル相場の反発や米債利回りの上昇なども一因となり、前日までの
 上昇の流れから転じた。
                  
 最も取組高の多い2月限は、米雇用統計発表直後に1183.8ドルへ上昇したのが精
 一杯で、その後は戻りを売られる展開となり、一時、1171.1ドルまで下落した。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=349489


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博多ラーメン「一風堂」、3月マザーズに上場!?

2017-01-06 23:58:46 | 企業を斬る

        
博多ラーメン「一風堂」を運営する力の源HDs(福岡市)が、東京証券
取引所へ株式を上場する見通しとなった。

昨年12月に上場を申請しており、順調に進めば3月にもマザーズに上場
する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170106-00000075-asahi-bus_all

同社は1985年に福岡市でラーメン店を開業。「白丸元味」「赤丸新味」
などのとんこつラーメンが人気で、国内外で計171店(16年3月末)を
展開している。
16年3月期の売上高は208億円で、前年より約17%増えた。

近年は、特に海外事業に力を入れる。08年に米国へ進出したのを皮切りに
中国やフランスなど計12カ国・地域に出店。今春にミャンマーにも出す予定。
上場で資金調達の手段を多様化させて、国内外での出店を加速させる考え
の様です。


一風堂は、横浜駅の地下街に出店してますが、休日の夕食時だけでなく、列
を作って並んでいる人気店です。上場して資金調達が容易になると、海外の
出店だけでなく、国内も充実しそうで、注目しています。

さて、日経平均は続落し、66円安の19454円の大引けでした。
(出来高 概算18.6億株の商いでした。)

今朝方の市場は、雇用統計の結果を見極めたいとの思惑からマチマチの
結果。その流れから、先物安と為替相場がドル/円で115円台と、円高に
振れて、売り優勢でスタート。一時、19400円を下回る場面もあったが、
押し目も入リ19450円台をキープして終了した。

日経平均は続落しても、5日線がサポートに底堅い相場展開で、3連休前の
陽線を形成して終了。下げ渋りを見せており、ボリンジャーバンドは+1σ
辺りでの底堅さは維持しています。

注目のNY市場、12月非農業部門雇用者数15.6万人(予想17.5万人)
から下振着地も、12月失業率4.7%(予想4.7%)と、他の経済指標と合せ
底堅い状況で、スタート時は売り優勢も、トランプ次期米大統領への期待
から
戻しを試す状況。底堅い終了となるか、ポイントです。

3連休明けの東京市場、NY市場の1月アノマリー高も意識されるので、来週
に期待しましょうか。

ブロガー/読者の皆さん、良い3連休を!!


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ソニー、有機ELテレビ再参入って本当!?

2017-01-05 23:58:10 | 企業を斬る

         
昨日ソニーは、有機ELを使った高精細な「4K」画像テレビを年内に
商品化し、有機ELテレビに再参入すると、家電・技術見本市「CES
(セス)」が開催される米ラスベガスで発表した。発売地域は未定。
(ラスベガス=新田哲史)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170105-00000062-asahi-bus_all

ソニーは2007年に世界で初めて小型の有機ELテレビを発売したが
10年に撤退していた。

新しく発売するのは「ブラビア『A1E』シリーズ」。77型、65型、55型の
3サイズを用意する見込み。価格は明らかにしていない。画面そのもの
を振動させて音を出す独自の新技術を搭載したのが特長。平井社長は、
ラスベガスでの講演で「薄く単純な構造を持つ有機ELだからこそできた」
と語った。

有機ELテレビ販売では韓国のLGが先行し、パナソニックも15年に
欧州で4K対応の65型を発売。ソニーは近年、映画製作用のモニター
等に絞って有機EL事業を続けてきた。今回テレビに搭載する有機EL
パネルは外部の企業から調達するという。


有機ELパネルは他企業から調達も、画面そのもの振動させて音を出す
独自の新技術を搭載した様で、コストパフォーマンスでどうなのか、注目
したいと思います。

さて、日経平均は反落し、73円安の19520円の大引けでした。
(出来高 概算20.4億株の商いでした。)

今朝方の市場は上昇したものの、為替相場がドル/円で116円前半へ
円高に振れ、19600円台乗せも利益確定の流れとなり、マイナスへ。
昨日の大幅上昇に対する反動から下げたが、19500円台をキープ。

日経平均は反落しても、下げ渋りを見せており、ボリンジャーバンドは
+1σを上回り、+2σとのレンジ内推移。このレンジを突破できるか、
為替、円安の追い風がほしいところ。

注目のNY市場、明日の米雇用統計の発表を控えて様子見ムード。概
して今日の経済指標は底堅い。但し、堅調なISM非製造業景気指数の
雇用に注意が必要です。底堅い終了を期待したいところ。

明日の日経平均は3連休前でも、下ひげ陽線引けとなるか、注目です。


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主要企業、トランプ次期大統領に期待って本当!?

2017-01-04 23:58:42 | ニュ-スからひと言

         
今月20日に発足するトランプ次期米政権について、過半数の企業が「期待」
していることが3日分かった。産経新聞社が主要企業122社を対象に実施
したアンケート(無回答を除く)で「期待する」が51%に達し、減税やインフラ
投資など、米国景気を刺激する政策への期待が目立つ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170104-00000024-san-bus_all

一方、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)脱退方針に対する警戒感も浮き
彫りとなった。アンケートは昨年12月上旬~中旬に実施した。

トランプ次期政権に「期待しない」は3%にとどまり、「どちらでもない」は46%
だった。トランプ次期政権の経済政策で期待することを2つまで挙げてもらった
所、最も多かったのは「減税やインフラ投資」の57社で、「各種規制の緩和」が
36社で続いた。減税やインフラ投資は「世界経済の中心である米国の景気が
上向きになれば、波及効果により他国の景気にも良い影響をもたらす」(建設)、
各種規制の緩和は「既存の複雑な規制の簡素化を期待」(金融)の意見だった。

一方、警戒する政策を2つまで聞いたところ、「TPPへの対応」(62社)が最多
で、「為替政策」(33社)や「北米自由貿易協定(NAFTA)への対応」(24社)が
続いた。自国産業を優先する保護主義加速への懸念が強い。TPPについてトラ
ンプ氏は米大統領就任初日に脱退を通告するとしている。

主要企業には「最大の経済国である米国が加わらなければTPPの意義が失わ
れてしまう」(通信)との危機感が強く、安倍晋三政権に対して「TPPの重要性を
トランプ氏に理解、支持してもらえるよう、さまざまな形で努力してほしい」(化学)
と、粘り強い取り組みを求める声も出た。

トランプ次期政権の発足を見据えた社内での対応について、状況の注視に加え、
米国の現地法人を通じた情報収集にとどまる。「最も保護主義的な政策がとられ
た場合に想定される自社への影響の精査」(電機)との回答もあった。


やはり、減税やインフラ投資への期待が大きく、レーガン大統領時代の政策再来
となるか、注目したいと思います。

さて、日経平均は大幅に反発し、479円高19594円の大引けでした。
(出来高 概算23.7億株の商いでした。)

3日のNY市場の株高や円安が追い風となり反発して始まると、トランプ物色
再燃し19300円を回復すると、ジリ高と上げ幅を広げた。大引けにかけて
15年12月7日以来1年1カ月ぶり高値水準で、昨年来高値を更新しました。

日経平均の反発で、25日線をサポートにリバウンドし、ボリンジャーバンド
+1σを突破し、+2σとのレンジ移行へで、節目の20000円が意識され、
注目です。

新年明け2日目のNY市場、続伸してスタート。底堅い終了になりそうです。

明日の日経平均、続伸するのか、注目されます。


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1月第1週 相場展望と予定

2017-01-03 23:46:14 | 相場展望

          
12/26~週の日経平均は、クリスマス休暇明けから年末最終日にかけての
取引でした。月曜日は英国や欧州全般にクリスマス関連の祝日、火曜日も英
の旧英連邦諸国などが休場となりました。

NY株式市場は、トランプ相場再開への期待もあり、ナスが最高値を更新した
ものの、ダウは20000円の節目を抜け切れず反落しました。

そんな中、為替が薄商いと共に、ドル買い動きは一服してドル/円116円台
と大納会にかけ円高が株式の足を引っ張り、年末高を失望感に変え、下落。

結局、日経平均は、313円安の19114円の16年度大引けとなりました。

さて、1月第1週(1/1から1/6)の主なイベントと予定は、下記1.の通り。

トランプ物色が再燃するか、注目されます。大納会は19000円を下回る場面
もみられたが、19100円台終了と年間で5年連続で上昇と、1月20000円
乗せも視野に入ります。

週末の米雇用統計も底堅い着地が想定される中、為替の円高是正が働けば、
下値の堅さに期待したいところ。

日経平均、1月第1週(1/4~1/6)レンジは、19000円~19500円程度
を想定しています。

1.1月第1週(1/1~1/6)主なイベントと予定
 1/1
 世   元旦
 中国 12月製造業PMI
 1/2
  米    株式・債券市場休場
 中国 12月財新製造業PMI
        上海株式市場休場
  英   休場
 1/3
  米  12月ISM製造業景況指数
  米  第115議会第1会期開会
 1/4
 日本 東京証券取引所大発会
  米    FOMC議事録(12/13、14日分)
 中国 12月財新サービス業PMI
 1/5
  米  12月ADP雇用者数
  米  12月ISM非製造業景況指数
  米  新規失業保険申請件数(~12/31までの週)
 米  ラスベガスで世界最大規模の家電見本市(1/5~1/8)
 米  ウォルグリーン、モンサント 各決算
 1/6
 米  12月雇用統計
  米  上下両院合同会議、正式に大統領選出
 米  シカゴ連銀総裁、講演
 米  リッチモンド連銀総裁、講演

2.NY市場、為替/債券 各結果(12/31)

 今日のNY為替市場は年末で全体的に薄商いの中、短期筋の投機的動きやポジ
  ション調整が中心となった。前日は日本時間1時のロンドンフィキシングにかけて
  ドル売りが強まっていたが、きょうも動きがあるか注目された。

 ただ、フィキシングにかけて緩やかにドル売りが優勢になったものの、フィキシング
 を通過するとドルは買戻しも見られ、前日のような動きまでは見られなかった。
 年末のポジション調整も大方終了していたようで、波乱なく通過といったところ。

 来年発足するトランプ政権の経済対策やFRBの早い利上げペースへの期待で為替
 市場はドル高が強まっているが、年末になって少しポジションの見直しもあるのかも
 しれない。まだ、トランプ氏の経済政策は具体的には何も見えていない。

 ドル円は概ね116円台後半での推移が続いた。フィキシング直前に116.40円近辺
  まで瞬間的に下落する場面があったものの一時的な動きに留まっている。117円台
  は上値が重かったが、116円台半ばを割り込むと押し目買い意欲も強まるようだ。

 ユーロドルは1.05台で推移。東京時間の朝方に急速に上昇、心理的節目の1.05を
  一気に突破した。ストップを巻き込んで1.06台半ばまで瞬間的に上昇している。特段
 ユーロ買いの材料はなく、薄い板の中でまとまったオーダーが入ったものと思われる。
 その後は伸び悩む動きを見せているものの、NY時間にかけて1.05台はしっかりと、
 維持している。 

 今日は朝方、12月のシカゴPMIが発表されていた。結果は54.6と予想(57)を下
 回っている。トランプ氏の経済政策への期待で株式市場は大きく上昇し、前月は
 企業のセンチメントも大幅に改善していた。今回もその流れが続くことが期待されたが、
 予想ほどではなかった格好となっている。前月好調だった受注が鈍化した他、生産も
 低下している。ただ、景気判断の分岐点である50を上回る水準が7ヵ月続いており、
 ネガティブな雰囲気まではない。    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=348636

 米国債利回り
   2年債         1.188(-0.024)
   10年債       2.444(-0.031)
   30年債       3.065(-0.014)
    期待インフレ率  1.971(+0.009)
                  ※期待インフレ率は10年債で算出

  今日のNY債券市場で利回りは低下。年末に向けての利益確定が優勢となって利回りは
 下げ幅を拡大した。この日発表になったシカゴPMIが予想を下回ったこともきっかけ
 となっている。米株が下落したことや、原油も軟調に推移したことも利益確定の動きを
 誘発した。

  10年債は一時2.43%まで低下し、2年債も1.18%まで低下している。
  2-10年債の利回り格差は126(前日126)http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=348635

3.NY株式市場 結果(12/31)

 NY株式30日
   ダウ平均     19762.60(-57.18 -0.29%)
   S&P500      2238.83(-10.43 -0.46%) 
   ナスダック       5383.12(-48.97 -0.90%)
   CME日経平均  19105     (大証終比:+5 +0.03%)

  今日のNY株式市場でダウ平均は続落した。本日は年内最後の取引で、明日から
  年末年始の3連休も控えており模様眺めの雰囲気が強い中、利益確定売りが強ま
  っている。銀行株は堅調に推移しているものの、IT・ハイテク株がほぼ全滅しており
  相場全体を圧迫した。

 今週に入って出来高は通常の6割程度に抑えられており、きょうも商いは薄いようだ。
 ダウ平均は2万ドルまであと数十ドルに迫っていたが、来年以降のお楽しみとなった。
  
  ダウ採用銘柄ではインテル、マイクロソフト、アップル、シスコといったハイテク株が
  揃って下落しているほか、デュポンやベライゾンも軟調。一方、ゴールドマン、JP
  モルガンが上昇 している。

 アップルは2017年第1四半期にアイフォーンの生産を前年比で10%程度削減する
  と伝わっていた。日本経済新聞がアップルのサプライヤーなどへの聞き取り調査を
  基に集計したとしている。アイフォーン7や7プラスの販売が予想以上に低迷している
  という。

  ナスダックは一時1%超下げ幅を拡大する場面も見られていた。IT・ハイテク株のみ
  ならず、バイオ株も軟調。エヌビディア、AMDも下落したほか、アマゾンやアルファベ
  ット、フェイスブックといった主力株は揃って下落。  http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=348634

4.NY市場、原油先物2月限/金先物2月限 各結果(12/31)

 NY原油先物2月限(WTI)
  1バレル=53.72(-0.05 -0.09%)
 ブレント先物3月限(ICE)
  1バレル=56.82(-0.03 -0.05%)
 ブレント-WTI 3.10 
   
  30日のNY原油は期近が続落。産油国の減産実施による先行きの供給過剰の解消
  期待やドル安等も、目新しい支援材料は見当たらず、今年最終取引日を迎えたポジ
 ション整理の動きなどに押された。
          
  2月限は、夜間取引では54.09ドルへ強含むのが精一杯で、立会い開始後には3営業
 日ぶりに53.41ドルまで下落。朝安後は下げ止まるも、狭いレンジ内で戻りの限られる
 展開が続いた。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=348626
 NY金先物2月限(COMEX)
  1オンス=1151.7( -6.4  -0.55%)
   
  30日のNY金先物相場は反落。ドル相場の下落や米債利回りの低下などに対する
 市場の反応は鈍く、今年最終取引日を迎えたポジション整理の動きや、来年の米利
 上げペースの加速観測などが重しとなり、戻り売りへと転じた。
                   
  最も取組高の多い2月限は、時間外取引序盤に1164.3ドルと14日高値(1168.0ドル)
 に接近したのが精一杯で、その後はじりじりと下値を切り下げると、通常取引開始後は
 一時、1151.2ドルまで下押された。        http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=348623

 ◎オマケ
 ----- 2017年度 主な予定 -----  
 1月
 通常国会召集
 東京証券取引所 大発会
 総務省「うるう秒」挿入
 大相撲 初場所初日
 中国春節
 英最高裁EU離脱の議会承認めぐる判断
 第45代米大統領就任式
 米国大統領一般教書演説
 ユーロ圏財務相会合
 IMF世界経済見通し
 世界経済フォーラム年次総会
  2月
 東京マラソン2017
 プレミアムフライデー実施
 イエレンFRB議長 半期に一度の議会証言
 EU首脳会議、ユーロ圏財務相会合
 第51回スーパーボウル
 アトランタ連銀のロックハート総裁退任
  3月
 大相撲 春場所初日
 任天堂 新型ゲーム機「スイッチ」発売
 中国全国人民代表大会開催
 FOMC経済予測、イエレンFRB議長記者会見
 オランダ総選挙
 EU首脳会議、EU財務相理事会、ユーロ圏財務相会合
 G20財務相・中央銀行総裁会議
 香港 行政長官選挙
 第4回WBC開幕
 欧州、米国 夏時間開始
 4月
 日銀短観(第1四半期)
 朴槿恵韓国大統領 辞任同意時期
 ユーロ圏財務相会合
 フランス大統領選挙第1回投票
 IMF世銀の春季総会
 米大リーグ開幕
  5月
 大相撲 夏場所初日
 フランス大統領選挙決選投票
 G7サミット
 G20ビジネスサミット
 G7財務相・中央銀行総裁会議
 EU財務相理事会、ユーロ圏財務相会合
 アジア開発銀行 第50回年次総会(10年ぶり日本開催)
 イラン大統領選挙
 OPEC総会
  6月
 通常国会会期末
 フランス国民議会選挙第1回投票、第2回投票
 FOMC経済予測、イエレンFRB議長記者会見
 EU首脳会議、ユーロ圏財務相会合
  7月
 日銀短観(第2四半期)
 日銀審議委員の佐藤氏、木内氏が任期満了
 G20サミット
 イエレンFRB議長 半期に一度の議会証言
 エストニアがEU議長国就任(英国辞退)
  8月
ドイツ連邦議会選挙
ジャクソンホール年次シンポジウム
  9月
 大相撲 秋場所初日
 第72回国連総会
 5年に1度の中国共産党大会開幕
 BRICS首脳会議
 第72回国連総会
 FOMC経済予測、イエレンFRB議長記者会見
  10月
 日銀短観(第3四半期)
 中国国慶節
 EU首脳会議
 IMF世銀年次総会
 欧州 夏時間終了
  11月
 大相撲 九州場所初日
 中国「独身の日」セール
 米国 夏時間終了
  12月
 東京証券取引所 大納会
 日銀短観(第4四半期)
 FOMC経済予測、イエレンFRB議長記者会見


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2017年、日銀金融政策は!?

2017-01-01 23:58:18 | マ-ケット

          
笑門来福 新年おめでとうございます。

関東地方は、穏やかな晴天の元旦となり、初詣にも適した三が日
になりそうです。

ブロガー/読者の皆さんも、穏やかな新年を迎えた事と思います。
今年も、宜しくお願いします。

日銀の金融政策は?

2016年は、日本の金融政策にとって大きな転換点となる年でした。
日銀はイールドカーブ・コントロールという新しい手法を導入、事実上、
量的緩和策の追求を断念しました。これで日銀は一息付けるはずで
したが、米大統領選でトランプ候補が当選したことから、金利の上昇
が始まりました。金利上昇は日銀にとっては避けたいシナリオです。
2017年は日銀にとってまさに正念場の年となるでしょう。
http://news.finance.yahoo.co.jp/detail/20161226-00000011-wordleaf-bus_all

量的緩和策は、市場にインフレ期待を生じさせ、実質金利を低下させ
て設備投資などを促すための政策です。日本では長期にわたって低
金利が続きこれ以上、名目金利を下げることができませんから、市場
にインフレ期待を生じさせて実質金利を下げてやることで同じ効果を
得ようという理屈です(実質金利は名目金利から物価上昇率を差し引
いて求められます)。

通常、市場にインフレ期待が生じると、金利が上昇して設備投資が抑制
されてしまいます。しかし、日銀が市場の国債を徹底的に買い上げる事で
長期金利を低く抑え込むことが可能となります。インフレ期待と低金利と
いう、なかなか両立しない状態を意図的にうまく作り出そうという訳です。

ところが、日本経済は日銀が想定した通りには動きませんでした。当初は
インフレが進むかに見えましたが、物価の上昇は2014年をピークに鈍化。
2016年はむしろマイナスとなる月が多くなり、どちらかというとデフレに
逆戻りしてしまいました。日銀としては追加緩和を行ってインフレ期待を
高めたいところですが、国債買い入れには物理的に限界があり、そろそろ、
その限界点が見え始めている状況です。

日銀は量の追求を諦め、国債の購入額ではなく金利水準に政策の軸足を
移すという新しい手法(イールドカーブ・コントロール)を導入しました。

しかし、イールドカーブ・コントロールがうまく機能するために、市場金利
が低い状態で推移することが条件となります。金利が上がりすぎてしまう
と、日銀は追加緩和に踏み切らざるを得なくなり、結局、元の状態に戻っ
てしまうからです。

米国の金利が急上昇した事から、一時は日本の長期金利も跳ね上がり
ました。日銀は指し値オペを実施する事で、今のところは何とか金利を低く
抑え込むことに成功しています。しかし、米国の金利上昇が続いた場合には、
日本の金利にもさらに上昇圧力が加わってくることは必至です。日銀は金利
の上昇を放置するのか、あくまで低金利にこだわるのか、重大な選択を迫ら
れる事になるでしょう。景気が回復しない中での金利上昇は、設備投資が
抑制されたり、政府の利払い負担が増えるなど各種の弊害があります。

2017年は日銀にとって、今まで以上に難しい舵取りが求められそうです。

それでは、また。

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