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「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

厳しさ増すJAL再建の行方!?

2009-09-19 18:43:18 | 企業を斬る

       
経営再建中の日本航空と資本提携交渉に入っている米アメリカン航空が、英航空最大手の
ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)など、同じ国際航空連合に属する航空会社と組み、
日航に出資する方向で検討
していると、フジサンケイビジネスアイが伝えています。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090918-00000001-fsi-bus_all

日航は当初、ライバル関係にある航空連合「スカイチーム」に属するデルタ航空と交渉を
始めました。しかし、日航と同じ航空連合「ワンワールド」に属するアメリカンやBAは、
日航と空港施設、共同運行やマイレージで提携関係にあるため、そのメリットから食指を
動かしたよう
です。

アメリカンは、日航に比べ、収益性の高い太平洋路線で見劣りがあり、日本やアジアへの
足がかりを保つ狙いがあるようです。 

これで、デルタ航空などの「スカイチーム」とアメリカン航空などの「ワンワールド」の
JALへの出資をめぐる航空再編戦争へ突入です。

昨秋のリーマンショックから世界的な景気後退の影響で、航空業界が低迷しており、海外
航空会社も経営の財務状況を良くするため、金融機関から資金調達しているのは、周知の
事実ですが、日航に出資するだけ資金力があるのかとの、懸念も残ります。

一方、日航は、政策投資銀行から多額の資金調達しており、赤字の埋め合わせしてますが、
予定利率4.5%の確定給付年金があり、積立不足は3000億円を超えているとも。
8つある組合も、経営の重しです。

日航は、経営改善計画案の中で、10/Mまでにどこかと、資本提携交渉をまとめたいと
しているようですが、年金/組合問題を どう処理するのか
、けじめが求められます。

以前取り上げた、ANAとの統合話はないのでしょうか?

とにかく、民主党のマニフェストでは「徹底したオープンスカイ政策の推進」として「着陸
料や航空燃料税など、国際的に比較しても高い費用を軽減して障壁をなくしオープン政策を
進める。」としており、前原国交相は どう裁定するのか、試金石になりそうです。

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明日からSW突入で、上昇SW!?

2009-09-18 18:20:56 | ニュ-スからひと言

         
明日からシルバーウイーク(SW)突入です。

50年代~60年代にかけ、ゴールデンウィークを定着させた日本の映画界が、
11月下旬の勤労感謝の日前後をシルバーウィークと称して興行したものの
定着しなかった歴史があるようです。        (ウィキペディアより)

語源としては、金に対しての銀のほか、連休の中に敬老の日が含まれるために
シルバーシート(優先席)から取られたとも。今回
新型インフルの影響も何のその。
安・近・短でどこも混雑が予想され、消費を刺激しそうです。

そんな中、直嶋経産相は、閣議後の会見で、平成21年度補正予算の見直しに
関連し、「エコポイント制度は、そのまま執行するよう(事務方に)指示した。」と
語り、継続してポイント付与や交換を行うことを示しました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090918-00000554-san-bus_all

省エネ家電製品の購入を促し、地球温暖化対策と景気刺激を狙ったエコポイント
制度は、麻生太郎内閣の目玉政策の一つで、直嶋経産相は「制度はすでに具体的
に動いている。執行をとめると支障を来す。経済効果を発揮するということからも
継続した方がよいと判断した。」
とのこと。

補正予算では、エコポイント制度に約3000億円を計上し、これまで200万件以上の
ポイント付与申請があり、8/Eで発行件数の65%が地デジに
なってます。

さて、日経平均、4日ぶりの反落で73円安の10370円の大引けでした。 
(出来高 概算23.4億株と商いを増やしました。)

NY市場の底堅さも、週末SW5連休を控えて、持ち高調整の売りに押された格好。
それでも、日経平均が10300円割れを起こすと、金融株のショートカバーを
きっかけに、押し目買いも入り 25日移動平均線近傍まで戻しました。

まあ、連休中の円高懸念やFOMCを控えて、進んでリスクを取る動きとならず、
リスク回避が勝ったと言うことでしょうか。

それでも、日経平均は、下ひげつけており、来週、2日間の営業日にリバウンド
期待も
出てきます。

FOMCで、来年早期の米国利上げなんていう話がでれば、円高→円安のシナリオも
出てきて 追い風になりますが、どうでしょうか。

SW連休中はブラッシュ・アップし、株価上昇のSW(スイッチ)が入れば、リスクを
取った方、サクセスになりますが、どうなるか。

ブロガー、読者の皆さん、良い週末を!! 

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シルバーウイーク連休明け相場は高い!?

2009-09-17 23:43:59 | 相場展望

        
今日、日銀金融政策決定会合で、景気の現状について、「景気は、持ち直しに
転じつつある。」 との見方を示し 前月の 「下げ止まっている。」から判断を2ヶ月
ぶりに上方修正
しました。

大企業を中心に、新興国向け輸出に回復も見え始め、生産、出荷に明るさも
出てきましたが、 "Jobless Recovery" と揶揄されているのも事実。
景気の2番底を回避するため、鳩山内閣には、予防処置として切れ目のない
経済活性化メニューを準備してもらいたい
もの。

その鳩山政権の本格始動で、大臣の引継ぎも行われ、期待と不安の船出も、
国民目線で見れば、期待に軍配が上がりそうです。
 
早速、民主/社民/国民新の連立3党がまとめた日本郵政グループの再編案が
明らかになりました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090917-00000663-yom-bus_all

持ち株会社の日本郵政が、郵便局会社と郵便事業会社の2社を吸収合併し、
傘下にゆうちょ銀行とかんぽ生命保険の金融2社を残す体制となるようです。

国は、日本郵政株を2/3超、日本郵政に対しては金融2社の株式を2/3超、
それぞれ保有することを義務づけます。

郵便、貯金、簡易保険の郵政3事業に対し、国が絶対的な支配権を持つ構図と
なり、島や過疎地まで、行き届いたユニバーサルサービスを提供する狙い

あるようです。

さて、日経平均は続伸し、173円高の10443円の大引けでした。 
(出来高 概算20億株の商いでした。)

NY市場が年初来高値更新し、アジア市場も追随して、出遅れ感ある日本も
為替リスク(円高)はあるものの、素直に好感した格好です。
ただ、銀行株が軟調で、TOPIXの伸びが物足りません。また、中小型株に
冴えないものが散見されました。

日経平均は、直近ボトム水準から切り替えし、昨日跳ね返された25日線を
クリアーし、リバウンド継続を残した格好
です。

先程始まったNY市場、住宅関連の指標は、8月住宅着工件数は、59.8万件
(予想、59.8万件)と予想と一致、8月住宅建築許可件数が、57.9万件(予想、
58.3万件)と、ほぼ想定内の結果でした。
新規失業保険申請件数(~9/12までの週)は、54.5万件(予想、55.7万件)
と改善(諦めて申請しない?)
しています。

また、9月フィラデルフィア連銀景況指数は、14.1(予想、8.0)と上方修正され
底堅い展開が期待されます。
明日は シルバーウイーク5連休前であり、持ち高調整の売りも、底堅い展開に
なるかもしれません。

因みに、05年以降、「3日以上の連休」を挟んだ日経平均の推移を見ると41例
あります。連休入り直前の日経平均(前日比)は17勝24敗の勝率41.5%。
これに対して、連休明け直後の日経平均(同)は30勝11敗の勝率73.2%
でした。

5連休なら、05年以降4例あり、4勝0敗で勝率100%となってます。

このアノマリーを信じれば、明日の押した場面は、拾ってみる価値ありですが
果して、今回のシルバーウイーク連休前後はどんな、ドラマになるでしょうか。

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鳩山内閣、歴史的スタート!?

2009-09-16 23:57:09 | 政治に物申す

          
鳩山内閣の閣僚の顔ぶれも決まり、「脱官僚」/「国民生活優先」の御旗を
掲げ、政策を実行に移す、鳩山丸の出航
です。

ミスター年金こと、長妻さんは、消えた年金問題に政治的使命をもっており、
厚労相は適材です。また、郵政民営化反対の亀井さんが、郵政・金融相で、郵政
問題をどのように是正させるか、見ものです。また、論客の前原さん、八ツ場ダム
問題やJAL問題、暫定税率撤廃に手腕が求められる国交相に就任しました。

藤井さんは、以前に大蔵大臣の経験をしており、うわさ通り財務相の就任でした。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090916-00000266-reu-bus_all

その藤井蔵相の「円高容認論」だけが、ひとり歩きしてますが、為替相場が
緩やかな動きにとどまるなら、為替介入には反対なのであって、急な円高には
介入もありうる、と言う含みを残しています。

実際、藤井財務相は、為替相場について、「緩やかな動きならば(為替)介入
することには反対だし、介入できない。なぜなら、協調介入でなければ、今の
外為市場は動かない。円が少し高くなるということで、ほかの国が協調介入
するとは考えられない。

投機資金が入って、乱高下になったときには何か考えなければいけないが、今の
状況はそうとは思えない。」と述べています。

さて、日経平均は、小幅続伸し53円高の10270円の大引けでした。
(出来高 概算19.5億株の商いでした。)

NY市場、経済指標の改善やバーナンキFRB議長の景気後退回避宣言を好感し
続伸となり、日本市場の追い風になりました。ただ、為替位置が、疑心暗鬼と
なり、亀井大臣の「中小企業向け融資資金の返済3年凍結」発言を受け、後場
先物主導で、上げ幅を縮めました。

日経平均は、25日線にタッチも、ボリンジャーバンドの-1σとの攻防。
上値を追うには、出来高増加のエネルギ-が必要なようです。

先程始まったNY市場、7月対米証券投資は、153億ドル(予想600億ドル)
で、伸びていない確認をしました。
8月CPIは前月比0.4%(予想0.3%)で前年比で-1.5%(予想-1.7%)と
まずまず。
8月鉱工業生産は、0.8%(予想、0.6%)で、8月設備稼働率は69.6%
(予想69.0%)でそれぞれ予想を上回りました。

これらを受け、堅調な展開となっています。

日本市場は、為替がネックでも下値は、堅そうで、明日の続伸もありそうです。

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リーマン・ブラザーズ破綻から1年。蠢くウオール街!?

2009-09-15 23:42:56 | ニュ-スからひと言

         
あの暴落のトリガーとなったリーマン・ブラザーズの経営破綻から丁度1年。
この衝撃的な出来事は、当ブログでも、事あるごとに取り上げました。

08年は、世界の株式時価総額の30兆ドル(3000兆円)を吹き飛ばし、債券、
モーゲージを含めると約5000兆円消失させ、わずか1年で世界のGDPの
半分に当たる額を消滅
させました。この額は、日米合計のGDPの約2.5年分に
相当しますから、ため息もの
です。

金融機関やヘッジファンド、米国の家計が、過剰な借金に頼り膨らませてきた
金融バブルの崩壊でした。 「脱レバレッジ」 の動きが加速し、株式や不動産、
商品市場から資金が、一気に逃げた結果で、荒れ狂うマネーに世界中が翻弄
され、歴史的な教訓を残しました

あれから1年、オバマ大統領は 「金融危機」 講演会を開き、蠢くウオール街の
マネーについて、性懲りも無く、証券会社の高額報酬に言及
しました。

ところで、ロイターが実施した欧米エコノミスト80人超を対象のアンケートで、
次の様な結果を得ており、興味深い。          (調査期間、9/8~10) 
          http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090915-00000064-reu-bus_all

1)各国の政府と中央銀行は、今後数年間でリーマン破綻のような大規模な
  銀行破綻が再び起こることを防ぐために十分な対策を講じたか?   

   はい  61人 
   いいえ 19人
 
2)金融政策の目標について、金融危機後の対応だけでなく危機の防止も含む
  ように見直されるべきか?   

   はい  50人    
   いいえ 31人  

3)政府と中銀が計画している規制は長期的な経済成長を妨げるか?   

   はい  44人  
   いいえ 37人 

4)政府の救済を受けた銀行が政府の管理下から脱却するまでにどのくらい
  時間がかか かるか?(各地域について、半年─1年/1─2年/2年以上の
  選択肢から回答)    
  
  英国 半年─1年 5人  1─2年 23人    2年以上 49人 
    EU  半年─1年 5人     1─2年 31人    2年以上 39人
  米国  半年─1年 12人   1─2年 44人    2年以上 24人
 
5)昨年以来の金融危機に対する各中銀の対応を1─10の10段階で評価。   
  (10が最高)

  米連邦準備理事会(FRB) 81人の平均:8    
  イングランド銀行(英中銀) 78人の平均:7    
  欧州中央銀行  (ECB)   79人の平均:7    
  日本銀行            66人の平均:6 

6)世界景気が2番底を経験する可能性。    

    81人の予想中央値:30%     予想レンジ:10─80%
    
質問6)の回答で、10人中3人は、2番底の可能性に言及しており、2番底を
回避する、各国協調した追加施策の必要な場面が あるかもしれません。

さて、日経平均は小幅反発の15円高の10217円の大引けでした。
(出来高 概算15.5億株の薄商いでした。)

NYが上昇し、為替が91円台に戻り、昨日の242円下落の反発として、ちょっと
不満のショボイ上げ。出来高が薄く、先物主導で100円程度は上昇して良い所。

日経平均は、直近ボトム水準でのこう着ですが、ここから切り返しとなるか。

先程始まったNY市場、注目の経済指標の9月NY連銀製造業景気指数は
18.88(予想、15.00)で上方修正
されました。

また、8月小売売上高は、前月比2.7%(予想、1.9%)で、自動車を
除くコアでは、1.1%(予想、0.4%)と想定外の健闘
でした。

また8月PPIは、前月比1.7%(予想、0.8%)で前年比-4.3%(予想、
-5.3%)とまずまずでした。

これらの結果を受けても、NY市場の反応は薄いですが、終了までに底堅い
展開の続伸に期待。

米利回りが上昇し、ドル買いの動きが見られており、為替が若干 円安への
揺り戻しになっているので、日本市場の追い風になりそうです。

明日の鳩山政権、新閣僚誕生による「ご祝儀」期待もあり、月曜の下落分を
どこまで埋められるか、注目しましょうか。  

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イチロ-、前人未到の記録達成で、日本見直しかい!?

2009-09-14 23:53:38 | ニュ-スからひと言

         
イチローが、遂にメジャー初の新たな伝説を作りました。9年連続200安打達成
1894~1901年に ウィリー・キーラー(オリオールズなど)が記録した、8年連続
200安打を破りました。

108年ぶり前人未踏の記録更新で、イチローは、100年に1度の天才です。
メジャーや全米が認めた日本人イチロー、日本を見直さざるを得ないでしょう。

そこで、見直し買いがあっても良いのが、日本株。

リーマンショックから約1年たち、新興国の株価は、回復が鮮明になっており、
中国上海総合指数は、リーマンショック直前の株価を40%以上も上回っており
インド、ブラジルなども、リーマンショック前の水準を既に越えています。

為替が97円~98円程度になっていれば、12000円程度に回復しても、おかしく
なく、為替水準の是正が求められるところ
です。

さて、日経平均は大幅下落し、242円安の10202円の大引けでした。
(出来高 概算17.8億株の薄商いでした。)

90円台前半まで円高が進み、業績悪化懸念を想起。薄商いの中、先物主導の
売り仕掛けが入り、じりじり下げ幅を広げてしまいました。

日経平均は、25日線を大きく下回りましたが、直近のボトム水準ですので、
週明けのNY市場が若干下げても、織り込んでいる水準。

先ほど始まったNY市場ですが、軟調な展開から買戻しも入っている様ですが、
仮に小幅安で終了しても、為替の巻き戻しで90円台後半~91円台になれば、
それだけで、日本市場は、反発しても良い水準
です。

日本時間AM1時過ぎに、オバマ米大統領が、「金融危機」の講演を予定して
おり、厳しい経済状況の中でも、希望あるコメントを表明すれば、NY市場も
下支えになる事でしょう。

明日は、為替の円高水準が緩和され、買戻しになるか注目しましょうか。

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9月第3週 相場展望と予定

2009-09-13 21:35:50 | 相場展望

         
明日9/14週は、9/16に民主党 鳩山政権の閣僚人事も決まり、発足する
予定ですが、どんな顔ぶれになるか、ちょっと興味があります。

民主党圧勝から2週間余り、「期待と不安」の交錯する船出になりますが、
政権交代による期待が、勝っている状況
とみます。

発足から最初の100日間で、マニフェストを実行に移す道筋を、国民に どう
示すか、試されるところです。

9/7週の日経平均は、円高進行となっても、1週間で257円上昇し10444円の
大引けでした。

週末にかけての円高は、911同時多発テロ8周年やオバマ大統領の医療制度
改革による支持率の低下などが、ドル売りを誘ったと言う識者の意見
もあり、
円高一服し、若干でも円安の巻き戻しになるか、注目したい。

為替相場が円高一服し安定すれば、欧米やアジア市場の高値更新も散見され、
その出遅れから、資金流入も期待されるところ
です。

国内の主なイベントは、組閣以外で、9/17に日銀政策決定会合と白川日銀
総裁の会見
があります。

また、海外は米で、9/15に9月NY連銀製造業景気指数や8月小売売上高、
9/16に8月消費者物価指数、7月対米証券投資収支、8月鉱工業生産や8月
設備稼働率、9/17に8月住宅着工や8月建設許可件数
があります。

米8月小売売上高がどの程度で着地するか、各国の物価指標の発表も相次ぐ上、
ベストバイ、オラクル、フェデックスなど、大手企業決算もあります。思った程 悪く
なければ、日本の輸出関連株に追い風になりそうです。また、米の住宅関連指標
にも注目
です。

翌週シルバーウイークを控え、為替の安定と鳩山政権発足の御祝儀相場となる
展開になれば、意外高も。

日経平均、9月第3週(9/14~9/18)は、10300円~10650円程度を
想定
しています。

1.9月第3週 主なイベントと予定

 9/14
  日本  7月鉱工業生産 
   米   リッチモンド連銀総裁講演 「金融規制」について
  EU  欧州委員会 経済見通し発表
   米   ポールCo.決算
 9/15
   米   9月NY連銀製造業景気指数 (予想、12.75)
   米   8月小売売上高       (予想、前月比+1.2%)
   米   8月生産者物価指数
   米   バーナンキFRB議長の講演「金融危機から1年」
   英   8月消費者物価指数
   独   9月ZEW景況感指数
   米   アドビ・システムズ、ベストバイ、クローガー各決算
 9/16  
  日本  日銀金融政策委員会(~9/17)
  日本  特別国会召集、鳩山民主党代表が第93代首相に就任予定
   米   第2四半期経常収支
   米   8月消費者物価指数     (予想、前月比+0.3%
                             前年比-1.7%
                         コア 前月比+0.1%
                             前年比+1.5% )
   米     7月対米証券投資収支
   米   8月鉱工業生産        (予想、+0.6%)
       8月設備稼働率        (予想、69.0)
   英     8月雇用統計
  EU  8月ユーロ圏消費者物価指数
   米   オラクル 決算
 9/17
  日本  日銀金融政策委員会/金利発表
       白川日銀総裁 会見
   米   8月住宅着工         (予想、59万戸)
       8月建設許可件数      (予想、58万戸)
   英    8月小売売上高
   ス   スイス中銀金利発表
   米   フェデックス、ディスカバー・ファイナンシャルS 各決算
 9/18
  日本  9月の日銀金融経済月報
   米   カーニバルコープ、シンタス 各決算

2.NY為替、債券市場結果(9/11)

 7日からの週は、ドル安の流れが鮮明だった。各主要通貨で年初来のドル
 安値を更新する動きが相次いだ。ドル円も2月以来の90円台へと軟化した。
 金相場が1000ドルの節目を上抜け、ユーロドルや資源国通貨を中心にドル
 売りが強まった。
 世界の株式市場は堅調に推移、中国株が再び上昇、欧州の主要株価指数が
 年初来高値を更新、リスク選好の動きがドル安を誘う面もあった。また、
 ニュージーランド、イギリス、カナダの政策金利が発表された。各中銀とも
 景気刺激策の効果を見極めたいとして、現行の金利水準を維持した。
 さらに、英中銀は資産買取枠を据え置いた。買取枠拡大を織り込んでいた
 市場のサプライズにより、ポンド買いの反応を見せる場面もあった。

   米国債利回り(NY時間16:36)
    2年債   0.895(+0.016)
    10年債  3.336(-0.011)
    30年債  4.172(-0.027)

 11日のNY債券市場、長期債利回りは低下した。
 きょう発表になったミシガン大消費者信頼感指数で1年後のインフレ期待が
 低下し、インフレ懸念が後退したことから、利回りは下げが先行。原油が
 利益確定売りから急落したこともあり、利回りは下げ幅を拡大し、10年債
 利回りは一時3.27%と約2ヵ月ぶりの水準まで低下した。
 しかし、終盤にかけて原油下落が一服すると、株価も下げ渋ったことから、
 利回りも下げ幅を縮小する動きとなった。

 2-10年債の利回り格差は+244(前日+247)に縮小。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=48682
3.NY株式市場結果(9/11)

 NY株式
 ダウ平均     9605.41 (-22.07 -0.23%)
 S&P500    1042.73 (-1.41 -0.14%)
 ナスダック     2080.90 (-3.12 -0.15%)
 CME日経先物  10445   (大証終比:+45 +0.43%)

 出来高(億株)
 NYSE     12.94
 ナスダック   23.38

 11日のNY株式市場は6日ぶりに反落。物流大手フェデックスが業績見通しの
 上方修正を示したことや、9月のミシガン大消費者信頼感指数が予想を上回る
 など好材料も見られたものの、きのうまで5日続伸していただけに、利益確定
 売りの動きも強く、売りが先行した。後半は原油が急落したことで、石油関連株
 などに売りが膨らみ、ダウ平均は55ドル安まで下げ幅を広げたものの、原油
 下落が一服すると、引けにかけて下げ渋る動きも見られ9600ドル台は維持して
 いる。

 6日ぶりに反落したものの、意外なほど株価は底堅い。
 個人消費、雇用など先行きへの警戒感も強いが、下値では景気回復や企業
 決算への期待感も根強いようだ。

 ダウ採用銘柄ではバンカメ、JPモルガンといった金融株は下落。金融規制強化
 への警戒感は強い。シェブロンやエクソン・モービルといった石油関連株も下落。
 一方、コカコーラ、ボーイングが買われた。フェデックスは6%超大幅に上昇、
 同業のUPSも4%超の連れ高となった。

 ナスダックも反落。アップル、マイクロソフト、インテルが下落した。半導体
 関連のクリーが商いを伴って大幅安。1100万株の公募増資を発表している。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=48681

4.NY原油先物10月限(WTI)、金先物12月限(COMEX)結果

 NY原油先物10月限
   1バレル=69.29(-2.65 -3.68%)

 11日のNY原油先物相場は5日ぶりに急落。特に悪材料も出ていなかったが、
 急速に売りが強まった。きのうまで4日続伸してきただけに、利益確定売りが
 強まった模様で、72ドル台から一時68ドル台まで一気に下落した。原油は、
 この3日間72ドル台で上値を抑えられる中、週末ということもあって、ロング勢の
 見切売りが加速したものと思われる。きのう発表になった米週間石油在庫統計で
 のガソリン在庫など製品在庫の増加を蒸し返す指摘も見られた。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=48675

 NY金先物12月限
   1オンス=1006.40(+9.60 +0.96%)

 11日のNY金先物相場は反発。為替市場でのドル安の動きが追い風となり、
 NY時間に入って買いが優勢となった。原油が急落したことで、後半は伸び悩んだ
 ものの、終値で昨年2月以来の1000ドル台乗せとなり、過去最高で通常取引を
 終えている。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=48676

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100年に1度の大相場って、ほんと!?

2009-09-12 23:35:49 | 相場展望

         
週末の土曜日、ネットサーフィンしていて、目に留まったニュースは、
 1)国産ロケットの打ち上げ成功 
 2)9月連休シルバーウィークの混雑   で、期待できる内容です。

で、本題に入る前に、ちょっと概要を記すと、 

1)については、昨日の各紙の夕刊で取り上げてましたが、宇宙航空研究開発
  機構(JAXA)と三菱重工業が、共同で開発した国産最大の新型ロケット
  「H2B」1号機の打ち上げが9/11に成功した、と言うニュース。
                                                                    (フォトのレフト側)

重工は、商業衛星打ち上げ市場への本格参入になり、今回の打ち上げ成功で
先行する海外企業と、競争力確保につながり、明るい材料です。

2)は、新型インフルの影響も何のその、「シルバーウイーク」を控え、観光や
  レジャー、小売りなど、商戦が過熱しており、1000円ETC効果で 高速道も
  GW並みの混雑が予想されるんだとか。 消費が刺激されることは良いこと。 
                         (フォトライト側、GW中の関越道 上里SA)

さて、ここ数日、円高が気になるところですが、半年スパンで相場を見ると、
「100年に1度の大相場」になると、投資家を煽る記事を見つけたので、紹介。

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主要株価指数が1年間で2倍になるという相場には、そうそうお目にかからない。
日経平均では、1950年以降で、1952年と1972年の2度だけ、NY市場ダウを
サンプルにとっても、1900年以降で、1933年の一度だけあるようです。

これが達成できるなら、まさに100年に1度あるかないかの、大相場だろう。
                      
2008年に表面化した「100年に一度の危機」と言われた金融不安と世界的
不景気、その引き金を引いたリーマンショック以降の日経平均の動きを見た場合、
日経平均が3月に月足べースで陽転し、8月まで6ヶ月連続陽線を付けており、
その下地を作るため最後の「ダメ押し」局面となった09年2月が相場の転換点。

JPモルガンでは、同月末の終値7568円を2倍にした15136円を 2010年
2月までに達成できるか、という相場の可能性を レポート内で検証しています。

レポートによれば、東証1部上場企業(金融を除く)の09年度経常利益予想が
14.7兆円(08年度比12.3%の減益)、10年度の経常利益予想は、
23.1兆円の(同56.6%の増益)なると試算
しています。

一方で、金融危機が表面化する以前、平時の業績相場を形成していた08年度の
日経平均のアベレージが、10860円であったことから、各年度の業績変動率を
そのまま反映すれば、09年度の日経平均の理論値は 9519円(12.3%安)に
なり、10年度の日経平均理論値は14905円(56.6%高)近辺の水準になっても
決しておかしくはない、という論法
です。

相場がここから、これを織り込む過程で2010年2月に、15000円台に乗せる
展開も夢ではないかもしれません。

1年で日経平均が2倍になった相場の直近事例1972年には、米国がブレトン・
ウッズ体制の放棄と変動為替相場制突入を告げた 所謂「ニクソン・ショック」の
翌年でした。

ショックに対応すべく発動した財政出動と金融緩和が強気相場を支えた事は、言う
までもありません。

今般の世界的経済危機でも、各国は景気刺激策を当面継続、出口戦略の発動に
ついても、協調して慎重に判断することを確認しているが、その一方で、OECD
(経済協力開発機構)やIMF(国際通貨基金)の調査で、各国の成長率見通しは
上方修正されています。

景況感の改善と積極財政の継続というギャップが生み出す過剰流動性の存在は、
商品市況の高騰などでも指摘されるところになっており、株式市場においても、
100年に一度の反発局面を支援することになるか、大いに注目
されています。
                               (参考:日本証券新聞09/09/10)
------------------------------------

まあ、JPモルガンのリップサービスで、俄かに信じられない相場展望ですが、
2番底回避の晩秋/初冬となれば、可能性として一理あります。

でも半年先より、まず9月。月足陽線になるか注目される所。来週の相場展望は
明日の書き込みに譲るとして、過度な円高(911同時多発テロのトラウマと
オバマ大統領の支持率低下によるドル売りならば)是正となれば、意外な展開

あるかもしれません。 それでは、また。

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911同時多発テロから8年、良い円高ってあり!?

2009-09-11 18:25:52 | ニュ-スからひと言

        
週末の今日は、01年9月11日米同時多発テロから8年。日本市場は円高シフトの
流れが止まらず、ドル安が進行しました。

株式市場は、ザラ場91円台前半で、欧米株式市場やアジア市場が堅調も、日本だけ
取り残されたような印象でした。

金融危機からの緊急避難的政策の「出口戦略」発動が、大幅に先送りされるとの観測
から、マネーが金や資源国通貨にシフトする動きを加速させ、ドル安基調が鮮明
です。

日本株は、ドル安/円高を受けて上値が重くなり、リーマン破綻から間もなく1年が
経過する中、過剰流動性のうねり、円高テロにあった感じです。

さて、日経平均は反落し69円安の10444円の大引けとなりました。
(出来高 概算27.8億株とメジャーSQ日で、商いが膨らみました。)
9月日経先物・オプションの最終決済に関わる日経平均SQは、10541.92円、
TOPIXのSQは960.81ポイントでした。 

SQ値が10541円となり、円高シフトで上値を重くし、週末の手仕舞い売りを
誘った格好です。それでも今日の終値ゴロ合わせ、投資よし!(10444円)(笑)

日経平均は、100円以上下落する場面もありましたが、25日線がサポートして
引けたので、来週につながった感じです。

来週は、鳩山政権の閣僚も決まり、新政権への期待による「日本買い」とみれば
良い円高も許容され、外資の買いがあるかもしれない(ホント!?)

まあ、相場は悲観(円高)の中に生まれますから、ズシっと構えることにします。 

ブロガー、読者の皆さん、良い週末を!! 

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冴えない7月機械受注も、景気動向は改善!?

2009-09-10 23:37:19 | ニュ-スからひと言

        
今朝方、注目すべき2つの経済指標が 発表されました。

まず、内閣府が発表した7月機械受注統計によれば、設備投資の先行指標、
民需の受注額(船舶・電力を除いた季節調整値)は、前月比で 9.3%減の
6647億円となり、6月特需の反動減に
なりました。

ロイターの事前調査は3.5%減と予想しており、下回りました。また、前年比で
34.8%減でした。製造業は、前月比20.4%減、非製造業は同2.8%減と
なったものの、外需は同21.8%増でした。

これを受け、内閣府の判断は「減少テンポが緩やかになってきている。」
据え置きました。
          http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090910-00000296-reu-bus_all

2つ目は、内閣府が発表した7月景気動向指数(05年=100)によると、
景気の現状を示す一致指数は、前月比1.0ポイント上昇の89.6となり、
4ヶ月連続で改善
しました。4カ月連続の上昇は、05年10~06年1月以来、
3年半ぶりの事です。
          http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090909-00000037-fsi-bus_all

機械受注の方は、元々ブレの大きい指標ですが、6月(原子力関係と航空機の
特需)の反動減が出ることは、事前認識しており、内訳では外需の増加も見てとれ
相場に大きな影響は 出なかったようです。

また、景気動向指数は、先行き株価のバロメーターと言われており、輸出の回復や
在庫調整の進展も進み、企業の生産や出荷の伸びが、指数を押し上げて、投資
マインドには 追い風になりました。

さて、日経平均は反発し、201円高の10513円の大引けでした。
(出来高 概算19.8億株の商いでした。)

何よりも今朝方のNY市場続伸が、追い風になりました。 為替も かろうじて
92円台に戻し、円高を嫌気するより、年初来高値も散見された欧米株高に
遅れまいとする、外資の先物主導による買戻しが後押しした格好
です。

また、明日のメジャーSQを控え、思惑もあったようです。

日経平均は、25日移動平均線をクリアーし 先高感の回復ですが、明日の
MSQ値が気になるところです。

注目のNY市場、米新規失業保険申請件数は 55万件(予想、56万件)となり、
改善しましたが、7月貿易収支は、-320億ドル(予想、-273億ドル)と悪化
しました。

これを受け、NY市場は、弱含み揉み合いの展開になっており、終了までに
底堅く推移するか、期待される所。為替の91円台は、株価の重しですね。

日本時間の真夜中に、ガイトナー財務長官が、TARP監視委員会で証言を
予定しており、経済状況について前向きなリップサービスがでるか、注目。

明日の日経平均は、週末MSQ。SQ値を上回り 終了ならOKでしょうか。

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