「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

円急伸は、誤解の「金融引き締め」観測!?

2018-01-10 23:58:34 | マ-ケット

   
日銀が年明け早々の9日に長期国債の買い入れを減額したことで、10日も
1ドル=111円台後半まで円高が進むなど市場が敏感に反応している。https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180110-00000577-san-bus_all

欧米の中央銀行が金融政策を平時の状態に戻す「出口戦略」を進める中、
昨年1年間は金融政策にほとんど動きがなかった事や黒田総裁の任期満了
が近づいていることもあり、「今年こそ動くのでは」との思惑が広がる。

買い入れを減らしたのは満期まで「10年超25年以下」と「25年超」の国債。
ともに昨年12月28日の前回から、100億円減らした。これに市場は大きく
反応して円高が進んだほか、日本国債の金利上昇に伴い海外の長期金利も
上がった。

昨年11月には黒田総裁が金融緩和が行き過ぎると逆に悪影響を与えると
いう「リバーサル・レート」理論を紹介した事や、今年4月に黒田総裁が任期
満了を迎え、政策変更がしやすくなることも、こうした見方を後押ししている。

今回の動きについて、日銀が出口戦略を示唆したとの見方に否定的な市場
関係者は多いが、動向に注目が集まっているのは事実。SMBC日興証券の
丸山チーフマーケットエコノミストも「通常であれば無視される小さな材料にも、
市場が反応する年になるだろう」と話している。


背景にあるのが、日銀の金融緩和縮小観測。そこで、日銀は「国債の需給に
合せた通常の取引で、引き締めではない事。」をマーケットにしっかり説明
する必要がある。市場と対話をしながら、誤解の一人歩きとならない様、為替
安定化に努めてもらいたい。

さて、日経平均は4日ぶりに反落して、61円安の23788円の大引け。
(出来高 概算15.9億株の商いでした。)

今朝方のNY市場、ダウ始め3指数が揃って最高値を更新したものの、為替
円高急伸で、寄付き直後を高値に戻り待ちの売りに押された格好でした。

日経平均の4日ぶりに反落で、過熱を冷ます調整が入った事で、ボリンジャー
バンド+2σ辺りと、もう一段の調整も視野に入るが、上昇トレンドでの調整
なら、押し目を取る戦術も有効と思えます。

注目のNY市場、中国が米国債の購入を減らすか停止する可能性があるとの
一部リリースを嫌気し、反落してスタートです。どこまで、戻すかポイント。

明日の日経平均、先物主導の売り仕掛けから、下ヒゲ陽線引けを想定。
押し目を拾うのが一興です。

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